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剣道昇段審査写真
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昇段審査について
少し古い情報になっています

段位の為だけに剣道をするわけではありませんが、剣道をやっている証として、やっぱり段位は取りたいですよね。剣道をやった事が無い人は、剣道二段とか三段とか聞くと、剣道がとても上手いというイメージを持つかもしれませんが、初心者の方でも少し頑張れば、三段までは意外とスムーズに取れると思います。但し、四段からは難しくなってきて、段位が上になればなるほど合格率が下がっていきます。八段の合格率は、1.5%と聞きました。
剣道をご存知でない方、昇段審査を受けた事が無い、見学した事がないという方は、昇段試験にはどのような資格が必要なのか、また、実際にどうやって昇段審査がされるのか分からないと思いますので、簡単に紹介したいと思います。




昇段審査お役立ちサイト リンク集
筆記試験 クラブオブ剣道&タギリ金属株式会社(剣道学科解説)
  横内剣友会(NET剣道場)
  剣桜会(座学)
審査詳細   愛媛県剣道連盟    
  愛媛県の審査詳細になります。地域により違いますので、ご注意下さい。




昇段審査を受ける為の資格
全日本剣道連盟加盟団体の所属会員であること。
(ほとんどの剣道教室でも加盟していますし、加盟していない場合でも、審査料金と一緒に加盟料金を支払えば所属会員になる事ができます。分からない事があれば、剣道教室の方に聞けば教えてくださると思います。)


下の表の年限、年齢、学年を満たしていること。
審査を受ける段位 修業年限 年齢または学年
初段 一級合格者 中学2年生以上 30歳
二段 初段合格後1年以上   31歳
三段 二段合格後2年以上   33歳
四段 三段合格後3年以上   36歳
五段 四段合格後4年以上   40歳
六段 五段合格後5年以上   45歳
七段 六段合格後6年以上   51歳
八段 七段合格後10年以上 満46歳以上 61歳


次の各号のいずれかに該当し、加盟団体会長が特段の事由があると認めて
許可した者は、前項の規定にかかわらず当該段位を受審することができる。

二段ないし五段の受審を希望し、次の年齢に達した者。
審査を受ける段位 修業年限
二段 35歳
三段 40歳
四段 45歳
五段 50歳

六段ないし八段の受審を希望し、年齢60歳以上で、次の修業年限を経た者。
審査を受ける段位 修業年限
六段 五段合格後2年以上
七段 六段合格後3年以上
八段 七段合格後5年以上

審査を受ける為の資格として、気に掛けるような事はあまりありません。



昇段審査の内容
実技
初段から三段は、30秒程の試合を2試合します。その時に審査員の方が見るところは、礼儀がなっているか、剣道具をきちんと付けているか、剣道着、袴、剣道具をきちんと着ているか、気合が入っているか、声がしっかり出ているか、積極的か、綺麗なフォームか、などが主な評価基準であり、強いか弱いかや勝ち負けではありません。試合ではないという事です。


日本剣道形
実技に合格すると、日本剣道形の審査を受けます。ここでは面と胴を取り、剣道着と袴と垂れだけを着けます。そして竹刀ではなく木刀を使います。
日本剣道形は、剣道の技術の中でもっとも基本的なものです。大正元年に武徳会が中心となって剣道の流派の統一をはかり、剣道の指導上で便利にしようとし、それぞれの流派の長所を集めて制定したものです。木刀を使い、姿勢、間合い、礼儀、わざを習得する為の「かた」になります。
この日本剣道形は、全部で十本目(10種類)まであります。審査を受ける段位により何本目までするのか変わります。日本剣道形は憶えるものですので、剣道教室では昇段審査の前に形の稽古をすると思いますので大丈夫だと思います。
初段 五本目まで
二段 七本目まで
三段以上 七本目までと小太刀三本目まで
(各都道府県の連盟により異なる場合があります)


学科試験
剣道をやった事が無い人は驚くかもしれませんが、実技と日本剣道形を合格すると学科試験があります。私が高校生の頃は実技と日本剣道形が終わった後に、その場で用紙が配られて書いていたのですが、今は、昇段審査の前に問題が配られ、回答を原稿用紙に書いて、昇段審査に持っていくという形式になっています。従って、昇段審査を受ける人は全員、昇段審査に回答を書いた原稿用紙を持っていくことになります。以下は問題例です。
初段 総括的常識に関する問題例
どんな理由で剣道を始めたのか
剣道のどんな点が好きか
竹刀を図示し、各部の名称を書け
竹刀の「長さ」「重さ」について説明せよ
準備運動の必要な理由を説明せよ
剣道具を着けるときの注意点を書け
剣道は他のスポーツとどんな点が違うのか
技術面に関する問題例
自然体について説明せよ
柄の握り方について説明せよ
間が近いとはどういう事か
送り足について説明せよ
正しい打突について書け
わざについて書け
打ち返し(切り返し)の動作を説明せよ
掛け声について説明せよ
素振りについて書け
日本剣道形一本目から五本目の打太刀は仕太刀のどこを打つか
日本剣道形三本目で打太刀は仕太刀のどこを突くか
日本剣道形四本目の打太刀、仕太刀双方の構えを説明せよ
精神面に関する問題例
剣道の「礼」について書け
立礼・座礼の仕方について説明せよ
「剣道は礼に始まって礼に終わる」とはどういうことか説明せよ
二段 総括的常識に関する問題例
稽古に入る前の注意事項を述べよ
気合について説明せよ
寒稽古の狙いについて述べよ
試合に勝つためには、どんな心構えが必要か
良い試合とはどういう試合か
剣道で養われる身体的特徴を述べよ
技術面に関する問題例
中段の構えの特徴について書け
わざの名称5つ挙げて説明せよ
間と間合いについて説明せよ
しかけわざついて説明せよ
正面内の注意点を書け
日本剣道形四本目で打太刀の構えと、仕太刀のどこを突くかを述べよ
日本剣道形七本目を簡単に説明せよ
精神面に関する問題例
剣道によって養われる徳のうち三つを挙げよ
打たれて修行するとはどういうことか
剣道で礼儀を大切にするのはなぜか
三段 総括的常識に関する問題例
剣道の特性について述べよ
木刀、竹刀の取り扱い方について述べよ
稽古時の危険防止について述べよ
スポーツの三大要素を記し、剣道はウェイトとどこに置くべきか述べよ
試合に望む心構えを述べよ
剣道試合の禁止行為を五つ挙げよ
技術面に関する問題例
二、三段のわざについて説明せよ
すりあげわざについて説明せよ
ぬきわざについて説明せよ
精神面に関する問題例
剣道で養われると思われる精神面について述べよ
残心について述べよ
剣道修業についてどんな効果を得たか述べよ
四、五段 総括的常識に関する問題例
稽古の危険予防について記せ
止心について述べよ
機会について考えを述べよ
技術面に関する問題例
先のわざについて説明せよ
応じわざについて説明せよ
手の内ついて説明せよ
精神面に関する問題例
剣道修業の心得を述べよ
剣道と礼儀の関係を述べよ
剣道の特性を述べよ
引用:剣道段級審査

問題を見ると難しそうですが、事前に問題がわかる上に対策本もあるので大丈夫です。
上記問題に対して私が使っている本は、成美堂出版の「剣道段級審査」です。申し込みから免状が届くまでの事が書かれていて、560円でお手軽価格なのが良いです。
(本の紹介)剣道段級審査 ― 申し込みから免状まで


昇段審査について簡単に紹介しました。不安な点があるかもしれませんが、先生や稽古生の方も教えて下さりますし、対策本も出ていますので、安心しても大丈夫です。週1回の稽古でもコツコツ続ける事、考え続ける事が大切だと思います。



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