Re: 理を知り、機を智り、道を楽しむ ( No.1 ) |
- 日時: 2009/12/18 16:16:32
- 名前: だみ声<
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- 『理を知り、機を知り、道を楽しむ』
単純に剣道に関して解釈すれば、「理」は剣理であり、理合いであり相手との「気」のやり 取りや攻防を指すと共に、隙のさぐり合いと言うことと思います。
「機」は機会であり、間合いも含めて、攻めるか、受けるか、捌くか、「理」を詰め切った 後の動く一瞬を差し、修行の中ではその一瞬に勝利を得ることを求める事と思います。
この様にあらゆる習い事に真剣に取り組むそれぞれの道(みち)は、きびしく険しく果て しない訳だが、それを「道」(どう)と名付けて日夜修行すると、果てしない道中は人生の 楽しみとなる。
と言うような事ではないでしょうか?
禅問答ような場として、もっと一般化した解釈なら、日常生活をただいたずらに送るので はなく、自然現象としての世の中の森羅万象に気を配ること。 人間関係においては、あるときは手を取り、あるときは利害が対立し、あるときは愛し合 い、助け合うような命の営みを真剣に見つめ、人間力を高める真剣な生き方は緊張感もあ って楽しいものである。 と言うような事ではないでしょうか?
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