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理を知り、機を智り、道を楽しむ
日時: 2009/12/18 01:28:12
名前: 熊沢清彦

某ブログで上記の剣道家の言葉が出ています。
解釈に困っているようなのですが、当方にとっても難しい言葉です。
適切な解説ができる方はおられないでしょうか?

ブログ開設者はスイスで剣道を再開された方のようです。

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Re: 理を知り、機を智り、道を楽しむ ( No.1 )
日時: 2009/12/18 16:16:32
名前: だみ声< >

『理を知り、機を知り、道を楽しむ』
単純に剣道に関して解釈すれば、「理」は剣理であり、理合いであり相手との「気」のやり
取りや攻防を指すと共に、隙のさぐり合いと言うことと思います。

「機」は機会であり、間合いも含めて、攻めるか、受けるか、捌くか、「理」を詰め切った
後の動く一瞬を差し、修行の中ではその一瞬に勝利を得ることを求める事と思います。

この様にあらゆる習い事に真剣に取り組むそれぞれの道(みち)は、きびしく険しく果て
しない訳だが、それを「道」(どう)と名付けて日夜修行すると、果てしない道中は人生の
楽しみとなる。

と言うような事ではないでしょうか?

禅問答ような場として、もっと一般化した解釈なら、日常生活をただいたずらに送るので
はなく、自然現象としての世の中の森羅万象に気を配ること。
人間関係においては、あるときは手を取り、あるときは利害が対立し、あるときは愛し合
い、助け合うような命の営みを真剣に見つめ、人間力を高める真剣な生き方は緊張感もあ
って楽しいものである。
と言うような事ではないでしょうか?

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