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当たり前なんですか・・・??
日時: 2010/02/13 02:08:33
名前: もうすぐ二段.

高2の男です。
高校から剣道を始めたんで、
うちの高校の部活だけでしか剣道をやる機会がなく、
他の道場とかそーゆーのはわからないんですが・・・。



他の部員(レギュラー、レギュラー候補)が
先生と稽古するときに、
いつも、ボコボコにされてきます。
剣道じゃなく、柔道かよ!
って感じにつばぜり合いのときに足をかけられ、
倒され、竹刀で殴られたり、
面を無理矢理とらされたり、そのまま稽古をやったり、
あざができるくらい、竹刀で叩いたり、
おまけに、突きの連発で首元が血まみれになったり・・・、



剣道ってこういうものなんですか??


「強くなるため」かもしれませんが・・・。


話は変わりますが、
僕は高校に入るまで野球をやってました。
少なくともうちの野球部では、
走りこみとか、筋トレとかでしか、
身体的(筋肉痛など)
に追い込まれませんでしたが、・・。


だけど、少なくともうちの剣道部は、
先生と稽古するのが「恐怖」となって、
身体(あざなど)&精神的にも
追い込まれて、、、

試合の時も、「先生に怒られるから勝たなきゃ」
ってのが、プレッシャーになって
のびのびと出来ず、負けてきます・・・。
(勝てる相手なのに・・)

稽古でボコボコ

試合で負ける(プレッシャーで?)

稽古でボコボコ

繰り返し・・・。



「心が弱い」と言われたら、
それまでですが・・・。




上手く、まとまらなくてすみません・・・。
他の道場でも、いつもこんな感じなんでしょうか??
剣道会では、当たり前の出来事なのでしょうか??
(※うちの高校は強豪ではありません・・・)


長くなってスミマセン。返事待ってます。

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Re: 当たり前なんですか・・・?? ( No.1 )
日時: 2010/02/13 13:42:58
名前: たま

はじめまして、たまと申します。

先生の指導者としての能力、そこで教わっている生徒さん自身の個々の実力、そして列記された稽古の行われた時の状況も
分からないままでは、非常に申し上げ難いのですが・・・

列記された稽古は、状況によっては全てとは言いませんが必要なものとも言えます。
やり方が正しいか、もっと他にやり方があるのではないか・・・と言われるとそれまでですが。

 例えば、足払いは、つばぜり合いの時の心構え(決して油断しない)や正しい足捌き等を指導する時に用いることはあります。
 倒されて打ち込まれることは、試合でも普通にあることなので、特に問題ないとも言えます。
 面を無理やり取られるのは、着装が何度指導しても悪い時にはあるかもしれません。
 突きの連発は、突き自体を恐れて踏み込めてない時、あるいは踏み込みが浅い、打ち込む時の気勢が足りない時に行われること
もあります。
 或いは、打つべき時に打っていない、打たなければならない時に打っていないときにもあると思います。
 あざについては、普段の稽古でいくらでも出来るものですが、度を越したものについてはどうなんでしょうか。

 このように、個別に考えて見ると必要な稽古だと言えなくもないですし、それぞれが行われた相手、状況によっては正しくもな
り、正しくなくなりもすると思われます。
 そこに指導者としての愛情があるかどうかだと思います。

 野球を例に挙げられていますが、ニュース等で守備の練習で倒れても撃ち込まれてるところが出ますが(プロ野球のキャンプや
高校野球の練習等)同じようなものではないかと思います。

 剣道にしても野球にしても克服しなければならない恐怖心とか、超えなければならないハードルは必ず存在しますよね。
 それを超えていくための稽古、練習であれば自然厳しくなるとは思います。
 同じようにきつい、厳しい稽古をしたとしても、その後に一言添えることで、指導を受けた側での受け取り方が全く違うのは良くあることです。
 しかし、先生も人間ですし、言葉の選び方、タイミングの上手な先生もいれば、下手な先生もいます。
 勿論、全ての指導者が人として優れている訳もなく、このサイトの中でも挙げられてきたように、とんでもない人もいます。
 意味もなく厳しい稽古、乱暴な行為を繰り返す人も皆無ではない、ということです。
 
 ですから、私の意見としては、普通にあるといえばあるし、あってはならないと言えば、そうも言えるのです。
 今の段階では、このくらいしか申し上げられません。
Re: 当たり前なんですか・・・?? ( No.2 )
日時: 2010/02/14 23:29:36
名前: 凛美優

『もうすぐ二段.』さん。はじめまして。

結論から言うと、ボコボコとか、アザとか、足掛けとか、叩くとか、色々ありますが、陰湿にイジメ的にやっている、もしくはやられているのであれば、ご自身がそのように少しでも感じるのであれば、だいぶ問題ですね。

しかし、本当に高校生男子としての生き様の中で、思い入れを持ってやっているのであれば、程度によりますし、限度っていうものもありますけど、逸脱しない範囲では、普通にありだと思います。

どういうつもりでやっているのかっていうことがポイントで、それを当事者同士が完全に理解し合っているってことが重要ですね。

ボコボコっていう表現も抽象的ですが、例えば、

@ 重い素振り用の木刀で、正面素振り連続1千回とか。
A 回り稽古で打ち込み1分交代、連続30回とか。
B 回り稽古で切り返し連続50回とか。

これってボコボコ以上にキツイと思いますけど、私が高校生の頃は、こんな狂気のことも練習と称して、やってましたね。でも陰湿にイジメでやっているっていう感じではなかったです。

もしご自身が、どうもこれは陰湿なイジメなのではないかって思っていたら、それは即座に先生や学校やご両親に相談するなど対処しなければなりません。
その場合でも、剣道そのものの練習と、その周囲の人の陰湿なイジメ的な対応を一緒にして見ない方がいいですね。剣道はやりたいけど、陰湿なイジメ的に剣道をしたくないってことですからね。ご自身のお気持ちを素直に見つめて、もしそう思ったら、先生やご両親によく相談してください。

私が高校生の頃、陰湿さはありませんでしたけど、他校に負けたら、何してんだとよく怒られて、掛かり稽古などやらされたりしましたよ。

高校生・男子で剣道する場合、程度にもよりますが、足掛け、連続打突、面取り、組み討ち、連続打突くらいは、私の高校時代の場合には、普通にやっていました。無段でも、初段でも、二段でも、三段でも。私はその頃、二段でしたが。

アザっていっても、肘、首、脇などには、紫スミレ色のアザがバンバンありました。それなりに痛いですけど、でも、全く動けない位の痛みではないですね。アザ色は痛々しいですけど、見た目ほど痛くはないです。突き技も、皆、下手で外れてばっかり。のどに紫黒色の線状のアザが一杯ついて。喉には点々の竹刀の先皮の痕が付いたりで、もうひどかったです。骨を折ったり、脱水貧血で倒れたり、マメが切れたとか、腰や肩や踵が痛いとか、色々ありましたけど、若い頃は、それなりに何とかなり、私の場合には、とてもいい思い出です。

つまり、どーゆーつもりで、そんなことをしているのかってことなんです。

私の場合は、他校との試合に勝ちたいっていう思いが強く、アザや打撲などは痛くなかったです。けれど、もし嫌がらせとか仲間はずれとかイジメとかなら、ほんの少しでも叩かれたら痛いですし、嫌で嫌でたまらないですし、我慢できないですよね。

ご自身のお気持ちがどちらなのかを明らかにしないまま、こんな剣道の練習ってどうなんだって聞かれても、剣道の練習だけを限定して見れば、そういう練習もあるってことになるし、逆にご自身のお気持ちが、心にキズが付く程のものと言うなら、拙速にそんな練習やっていいよなんて、とても言えないですよね。

ご自身のお気持ちが、今、どういう思いで、お書きになった練習をご自分が見ておられるのか、それ次第だと思います。
Re: 当たり前なんですか・・・?? ( No.3 )
日時: 2010/08/11 16:10:46
名前: 昔の強豪校生徒

35年前に全国制覇した高校の柔道部で、柔道と剣道でアベック優勝し、
道場も一つ屋根で仕切りのない隣同士でしたので、常に一緒でした。
今は息子が剣道やってます。

いいかどうかは別にして、当校では当時もっと酷かったです。
剣道の先生(監督)が練習を始めるとなると、恐ろしくて、剣道場の方に
目を向けれませんでした。でも、やっぱり恐々見てしまうのでした。

とにかく、生徒が立ち稽古(一人で何人も連続で立ち会う地稽古。
一本を取ると次の相手に代わるが、時には30人以上いた全部員を相手に
する事も。)で、ふらふらになった頃におもむろに、「さ、やろうか」
と、くるもんですから、も、ほんと、怖かったです。

何しろ、投げ、面取りなどは当たり前で、乱暴でも何でもないです。
壁に押し付けて、喉を柄で締め上げて落とす(気絶すること)。
(下がるから壁に押し付けられる。下がるなという戒め。)
面を取られまいと顔を伏せて抑えると、後ろ頭を柄頭で思い様殴りつける。
(何があっても敵に後ろを見せるな、という戒め。これも気絶します。
と言うか、気絶するまで殴られてました。)
泣き顔などしようものなら、窓からかかえて放り投げられていました。
平屋建てですが、道場の床は高いです。相当痛かったと思います。
しかも、練習が始まったら、終わるまで水を飲むことは真夏でも厳禁でした。

とにかく、恐ろしい練習でしたが、監督は練習が終われば、思いやりのある
温和な人でした。
ただ、目付きと話し方は常に怖くて、そばにいると分かっただけでも、
寒気立つ位、殺気のある人ではありました。
酷い練習でしたが、しごき所を抑えた、やはり、愛情を持った指導だった
と思います。とことん生徒の面倒を見る人でした。
骨折、熱中症くらいはありましたが、酷い怪我をした生徒も
辞めた生徒もひとりもいませんでした。
生徒も先生の厳しい指導はひとえに自分たちを強くするため、と信じきって
いました。先生も生徒の一生懸命さを信じていました。
お互いの強い信頼があって初めてできる練習ですね。だから強くなれたのか。
監督はその後、その高校の校長になり、定年後は地区剣道連盟の重鎮です。

「先生に怒られるから勝たなくては」と思っているようでは、当然、
伸び伸びとできる訳がありませんし、大して強くもなれないでしょう。
何より、やっていて面白くないでしょうね。

私としては、その程度の練習は「あり」だと思います。
剣道は格闘技でないと言う人もいますが、もともと格闘技(殺し合い)
を道にまで昇華したものではないですか。
強くなろうと思えば、自然、練習も激しくなるのでは。
ただ、大怪我させたり、事故があっては絶対いけませんね。
練習相応の気配りも厳しさが必要だと思います。
それと、弱いものいじめも絶対いかんですね。
酷くなると以前の熊本県警剣道部事件みたいなのになります。
いじめはほんといかんです。

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