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左手・・・
日時: 2010/09/01 20:25:01
名前: 女剣士 < >

稽古のときに、左手を使って打てといわれたのですが、
どうゆうことなんでしょうか?

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Re: 左手・・・ ( No.1 )
日時: 2010/09/02 00:07:43
名前: 40代

女剣士さん

状況が分からないのでたぶんですが、右手に力が入っているのではないでしょうか?大抵、右利きですから、くんれんしないと無意識のうちに右手に力が入ります。そうすると中心からずれる、スナップが効かない、打ちが遅くなるなどの影響がでてきます。動作(打ち)の始まりが左手から始まり、右手は打突の瞬間にぎゅっと握るといった感じでしょうか。右手に力を入れて剣道をすると、小さいうちで小手面、小手面面、小手面小手面などの連続打ちがギクシャクしてとてもやりにくくなるはずです。
Re: 左手・・・ ( No.2 )
日時: 2010/09/02 00:47:34
名前: だみ声< >

剣道における打突動作に関しては、右手左手の役割分担と言うのがあって、「打つ」動作には左手、打突方向と軌道を作るのが右手とお考えください。
これに背中、肩、ひじ、手首、手の内の回転部を有効に使う事により、竹刀の先端に速度とパワーを乗せて「一本」を打つ訳です。 その後残心の動作に繋げて「有効打突」となります。

早さも重要ですから、関節のどこを使うかは動作の一瞬ごとに、目まぐるしく変化させている事になります。 お分かりでしょうか?

さてそういう複雑な動作に、更に足の動きが伴って連携プレーしているのだから、運動神経も大忙しです。
こんな状況を何とか分かりやすくイメージする説明として、剣道の打突動作を自動車に例える事があります。
左手がエンジン、右手がハンドルと言う説明ですが、どうですか? 
つまり打突のパワーを司どるのは「左手」で、打突軌道と方向を司どるのが「右手」と言う訳です。

ただし役割分担は完全な分業ではなく、左手にもハンドルの要素は必要です。 右手にもエンジンの要素が必要です。 両者の役割を理解しつつ、その要素の配分も動作の一瞬ごとに変化すると言う「現実」があります。

だから繰り返し繰り返し繰り返し、何度も何度も稽古して、体に覚えこませることが大切な訳です。

偉そうにこんな事書いている僕自身が、やはり上記内容の修行中であります。
Re: 左手・・・ ( No.3 )
日時: 2010/09/02 01:15:56
名前: 凛美優

『女剣士』さん。

書き込もうと思ったら、『だみ声』先生が先に…。

『女剣士』さん。『だみ声』先生がお話しの、

『〜を有効に使う事により、竹刀の先端に速度とパワーを乗せて「一本」を打つ〜』

という部分は、私の長い剣道人生に照らしても、究極の極意といいますか、もの凄い教えだと思います。絶対に忘れないようにしてください。なかなかこういう教えには巡り会えませんから。
Re: 左手・・・ ( No.4 )
日時: 2010/09/04 16:40:50
名前: 女剣士< >

みなさん、ご回答ありがとうございます!
とても、参考になりました!これを、ふまえて明日の
級審査、頑張ってきます!!

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