Re: 面打ちについて ( No.1 ) |
- 日時: 2011/04/05 05:33:42
- 名前: kenoken
- よぼよぼ様、
はじめまして、kenoken(きのけん)と申します。 13歳で1級取得、28年ぶりにリバ剣し43歳で初段、今年同じく49歳になります。
お二人の先生の言われることは、両方正しいのだと思います。ただ、1級〜初段までは、やはり基本の大きな面打ちをしっかりとできるようにするのが良いと思います。ただ後々、試合でなくとも小さいすばやい面打ちも必要になってきます。
審査では気剣体一のある、しっかりした面打ちを披露して下さい。
では、審査がんばってください。
|
Re: 面打ちについて ( No.2 ) |
- 日時: 2011/04/05 21:31:39
- 名前: だみ声<
>
- お二人の先生のおっしゃることは、相反しているようで、その内「理解」出来て来ると、両方が正しいと言う事が分かってきます。
ただ、理解に至る道程の中で論ずるなら、まずは「大きく、強く、正しく」そして最後に「早く」だと思います。 この「早く」の究極が「小さく」を伴い、電光石火の如く、目にも止まらぬ早業となるのではないでしょうか?
では、技術向上の程度を審査する場合、まずは「基本だ!」と言う観点を重視するから、大きく振りかぶり、素早く振り下ろす動作の完成度を見るはずです。
従ってご質問の「面打ち」は、基本に忠実に、「大きく、強く、正しく」が重要だと思います。 かと言って大きく振りかぶったまましばらく止まり、そして振り下ろすと言うのはいただけません。 意識としては「イチで振りかぶり」「ニで振り下ろす」のではなく、「イで振りかぶり」「チで振り下ろす」というイメージです。しかも「大きく」は手抜きしない事です。
では、審査がんばって下さい。
|
Re: 面打ちについて ( No.3 ) |
- 日時: 2011/04/06 04:21:31
- 名前: よぼよぼ
- kenoken様
だみ声様
ありがとうございます。
まずは大きく素早い面打ちができるように稽古します。
段位のために剣道をしているわけではないのですが、 剣道を稽古し、その積み重ねの証というかはげみというか 審査も受かりたいですねぇ。
さて、「大きくは手抜きなく」とのことですが、 大きく早くをしようと振り上げ、振り下ろし、竹刀を止めると どうも肩が上がって首をすぼめたような感じになっていることに 最近気がつきました。
すごく肩に力が入っていて、それでスピードが出ないとか固いとか 非常によくないのではないかと思います。
早く大きく、でも、肩の力を抜く。
う〜む。難しい。
どう肩の力を抜いて振れるのか、 スピードを落として研究中ですが、 ゆっくり振り下ろしながら、 最初に肩を降ろしてから、つられて腕がおりてきて 手が降りて竹刀がムチのようになるのがいいのかしらん? と思ってきました。
早くやるとできないんですけどね。
なにかアドバイスをいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
|
Re: 面打ちについて ( No.4 ) |
- 日時: 2011/04/06 12:11:45
- 名前: 風牙
- URL: http://jyohokukensikai.sports.coocan.jp/
- よぼよぼ様
こんにちは
お稽古頑張ってらっしゃいますね。
「肩が上がって、首がすぼまった・・・・」
これは面を打った(空間打突も含め)状態で止めた場合でしょうか?
私は上記と捉えましたので、それについて書かさせて頂きます。
両の手に力が入っておりませんか? 竹刀を握り過ぎていないか?という事ですね。
力が入り過ぎ(早く打とうと思うばかりに力に頼る)ですと、手だけではなく様々な所に力が入り「肩が上がって、首がすぼまった・・・・」という状態になり易いかと思います。
恐らく剣道を始められた最初の頃に竹刀の持ち方を教わったと思います。 「左手は小指と薬指で竹刀を持ち、残りの指は軽く添える。右手は卵を軽く握る感じで持つ。」 竹刀を振り上げて振り下ろすまでは、上の持ち方のままですね。 最後の最後打突部位に当たる時に緩めていた指を絞める(強く握るとは違います)のですね。 良く先生方が「手の内を絞める」という言葉を言われる事が多いと思いますが、この事を指しているんですね。
構えている時から「早く打とう早く打とう」と思っていると力が無意識に入りますので、なるべく力を抜いて(抜き過ぎもいけませんが)振りかぶって打つ!最後に手の内を絞める。をやってみて下さい。 最初の内は打つ動作はゆっくりで無駄な力を抜いて・振りかぶり・打つ・手の内を絞める。を繰り返し稽古されて、実際に元の先生にお願いされる時はゆっくりの所を早く!ただし無駄な力は入れないで打ってみて下さい。 最初は脱力と打ちが上手くいかないかもしれませんが、最初から出来る人なんておりませんので。 何度も練習してみて下さい。いつの間にか早い打ちが出来ていると思います。
頑張って下さい。
|
Re: 面打ちについて ( No.5 ) |
- 日時: 2011/04/07 02:17:49
- 名前: よぼよぼ
- 風牙 様
こんばんは。 アドバイスありがとうございます。
> これは面を打った(空間打突も含め)状態で止めた場合でしょうか?
そうです。おっしゃるとおり。
> 両の手に力が入っておりませんか? > 竹刀を握り過ぎていないか?という事ですね。
めちゃめちゃ握ってます。
> 「左手は小指と薬指で竹刀を持ち、
そうなんです。 左手の小指と薬指は当該指の甲の部分ががいたーくなるまで 握ってます。 素振りを行ったあとは手のひらが白くなってますな。
週1回ぐらいの稽古ですが、2〜3日は痛いです。 最近は手首も痛いです。ひねって痛いと言う感じではなく 筋肉痛な感じがしています。 社会人になってからほとんど運動をしていなかったので 筋肉痛はしょうがないと思っておりました。
>良く先生方が「手の内を絞める」
ということで、強く握っている状態から打突時にさらに握るので いたーくなるのかなと思います。
左の手のひらもマメができました。とほほ。
> 無駄な力を抜いて・振りかぶり・打つ・手の内を絞める
私は、得に肩には非常に力がはいっていると思います。
実例1) 一緒に二級を受けた中学生と審査の時のように立会いの稽古を したとき、先生から「もっと力を抜かないと可哀想だよ」 と何度も注意されました。痛かったでしょうねぇ。すみません。
実例2) 面打ちの稽古の時、先生に打ち込むと竹刀が面からスルッとすべって しまいます。先生からは右手にも力が入っているからきちっと 打突ができないんだよとよく指導いただきます。
こんな状態ですが、無駄な力をいれないことにさらに意識を 集中して稽古してみます。工夫してみます。 ありがとうございました。
#難しいですねぇ。「手の内」と「自然体」
|
Re: 面打ちについて ( No.6 ) |
- 日時: 2011/04/07 05:58:52
- 名前: 風牙
- URL: http://jyohokukensikai.sports.coocan.jp/
- よぼよぼ様
おはようございます。
偉そうな事を書いていますが「手の内」「脱力」等々私自身もまだまだです。 左手は私も肉刺だらけです。(~_~;)
課題だらけですが、一気には解決出来る物ではありませんので、目標を決め一つ一つクリアして行きたいと思っています。
怪我には気を付けてお互いに頑張りましょう!!
|
Re: 面打ちについて ( No.7 ) |
- 日時: 2011/04/08 01:28:18
- 名前: だみ声<
>
- 肩の力を抜く稽古法に、「千本素振り」がいいかもしれません。
肩の力を抜くための千本ですから、早く振る必要はないです。 「イで振りかぶり」「チで振り下ろす」と千本もたないです。
とにかく頭上まで振り上げ、「面」の打突位置まで振り下ろして止めます。 普通の面打ちでいいと思いますが、とにかく休まず、止めずに千本振ります。
きっと千本になる前に「もうだめ!」と言うぐらい疲れると思います。 ここでやめないで、歯を食いしばって続けて下さい。 つぎに「もうだめぇ〜〜」ぐらいまで我慢して振ります。 もう少し歯を食いしばって(疲れて食いしばれなくなります)「もぅ〜だめぇ〜〜…」になります。 ここで残念ですが、まだ500本以下かもしれませんが、一度休みましょう。(ギブアップしましょう)
翌日、同じように振って見ますが、500以下、場合によっては昨日より少なくてギブアップかもしれません。 この稽古を10日(一日おきとか、日を開けて筋肉疲労を回復させて、10回の方がいいかもしれません)続けるとたぶん千本出来るようになってくるし、肩の力は抜けてくると思います。
つまり肩に力が入った面打ちは「エネルギーロス」が多くて、体力的に千本振れません。 疲労した筋肉の回復を確認しながら、とにかく千本振れるようになるまで繰り返すと、肩の力は、抜けざるを得ません。 この時「握り具合」も無駄がなくなってきます。 と言うかそういう力加減(ある意味手抜きですし、能率アップなのです)をしないと千本は振れないのです。 意識しないでも、「左手主導」の感覚も自然と分かってきます。この方がエネルギー効率が良いわけです。
そして千本素振りは、出来た時「達成感」がありますよ。 つまらないし、辛いし、疲れるし、よくこんなつまらない事を我慢したものだと言う達成感です。
千本数えるのも大変です。 30分連続で振れば、普通の速度(1.8秒/本)の場合千本になりますから、時間でやってもいいですね。
この稽古を継続する「コツ」は焦って、疲労した筋肉が回復してないのに、翌日負荷をかけるようなことをしない事です。 十代の若い人ならそれも「有り」ですが、要は故障しないやり方が肝要であります。
|
Re: 面打ちについて ( No.8 ) |
- 日時: 2011/04/09 22:41:20
- 名前: くるお
- よぼよぼ様
失礼します。 大きく早く振るときに早く振り上げる必要はないんです。 だみ声先生の言われる「イで振り上げてチで振りおろす」というのは 振り上げた竹刀を頭上で止めないための表現だと解釈しています。 (間違いがあればだみ声先生訂正をお願いします。) 早く振るためにはどうするか? ゆっくり振り上げて早く下ろす。 イメージとしては振り上げるのに2秒、振り下ろすのに1秒ぐらいです。 手の内は振り下ろしたとき以外は軽く握っておく。 素振りのコツは 1.振り下ろした時に右手は肩の高さ左手はみぞおちの高さでしっかり止める。 2.振り下ろした時に手首をしっかり返す。 手の内のイメージ 1.左手は小指・薬指・中指で握る 2.右手は小指・薬指で握る 3.両手とも親指と人差し指には力を入れない。 構えたときのイメージ 1.肩甲骨をひっつけるイメージで胸を張ってください。 2.合掌してへその前に持ってくると一番良い構えの手の位置になっているはずです。
|
Re: 面打ちについて ( No.9 ) |
- 日時: 2011/04/09 23:21:10
- 名前: だみ声<
>
- くるおさん おひさしぶりでっす!
>だみ声先生の言われる「イで振り上げてチで振りおろす」というのは 振り上げた竹刀を頭上で止めないための表現だと解釈しています。
はい、そう言う事です。 別の所でも書いた記憶がありますが、竹刀の先端は、まだ頂点に向かって上昇中の状態なのに、手は打突動作に入るというイメージです。
|
Re: 面打ちについて ( No.10 ) |
- 日時: 2011/04/10 03:01:43
- 名前: たけ
- はじめまして、たけともうします。
たくさん先生方がコメントされていらっしゃるのに差し出がましいのですが、私の亡き師匠の言葉です。「大きい素振りはお尻に着くまで振りなさい。そしたら先ず肩がつよくなり、つぎに腕がつよくなり,次に手首がつよくなる。それでも続けると、手の内がよくなる。昔の名人は天晴れなお手の内と言われたよ」とのことです。 あせらずにゆっくり学ばれても良いのではないかとおもいます。先ずは剣道を楽しんでください。
|
Re: 面打ちについて ( No.11 ) |
- 日時: 2011/04/10 12:27:01
- 名前: よぼよぼ
- 風牙 様
だみ声 様 くるお 様 たけ 様
コメントありがとうございます。
大きく振り、一拍子を意識して早く振り下ろすと言う感じでしょうか? やはり毎回考えながら(反省しながら)、長く続けて体得する ということなのでしょうねぇ。
千本素振りは挑戦してみたいです。 数ヶ月かかりそうな予感ですね。
ではでは。
|
Re: 面打ちについて ( No.12 ) |
- 日時: 2011/04/22 12:41:56
- 名前: zippo
- 「大きく振りかぶって面」の基本の部分、@真っ直ぐ振り下ろせていますか?A打ち下ろした時両方の肘は伸びていますか?B手首から力を抜いていますか?
3点を守って素振りをすると、ブンブンと音がします。
|
Re: 面打ちについて ( No.13 ) |
- 日時: 2011/04/23 02:05:29
- 名前: よぼよぼ
- zippo 様
>@真っ直ぐ振り下ろせていますか? たぶんできていそうです。ここ数ヶ月その点のご指導は頂いておりません。
>A打ち下ろした時両方の肘は伸びていますか? 左肘が怪しいかも知れません。 両方を延ばすと左肩、左腰が下がって身体が流れそうな感じです。 私、柔道を若い頃習っていて左足が撞木足度(?)が激く身体が流れやすいのです。
>B手首から力を抜いていますか? これは出来ていません。
>3点を守って素振りをすると、ブンブンと音がします。
力が抜けて冴えのある振りができる様に精進します。 ありがとうございました。
|