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引退しました!!
日時: 2011/06/25 22:00:59
名前: 剣ちゃん



こんばんは。19日にインターハイ団体予選があり
それをもって引退したことを、ご報告させていただきます。
前日に男子団体があり、学校で稽古をした後、
急いで会場に向かいました。幸い試合に間に合い、
男子の試合を見ました。

男子の試合が終わり帰るとき、不安でたまらなかった私に
頑張れと部長が一言。よし、頑張ろう!と言う気持ちで
大会に臨みました。
結果は、2回戦敗退。代表者戦で負けました。
その試合は、私が負けなければ勝ち進めた試合だったので、
最後の最後で負けてしまったこと、しかも代表者戦に
まだ経験の浅い1年生を出したこと、
3年生として情けなくなりました。
負けた1年生は試合後泣いていました。
1年生に泣かせてどうするんだ、自分!!
自分は何やってんだって思いました。

自分は2年間の間、女子一人の時代もあれば、
強い相手にまぐれの2本勝ち、
気持ちが落ち込み試合に全く勝てなかった時期、、、。
いろいろありました。
やってきて、つらいと思うことの方が明らかに多かったです。
話の出来る仲間もろくにいませんでした。
しかし、自分が剣道部にいて学んだことはたくさんあります。
人に対する接し方、勉強の大切さ、忍耐力、精神力。
剣道以外で役立つこと、もちろん技術面もそうですが、
たくさんの人に出会えたことで、自分の世界観は広くなり
様々な考え方が生まれました。

特に思ったのは、人と人とのつながり。
自分一人でやって来れたなんて思いません。
稽古等でお世話になったたくさんの高段者の先生、
顧問の先生、悩みを黙って聞いてくれた部長、
寂しかったとき一緒に帰ってくれた部活の仲間、
学校の友達、部活の先輩方。
たくさんの人に支えてもらいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
最終的にやったのは自分ですが、
そこまで出来たのは周りの人の支えがあったからです。
私を支えてくれた人、ありがとうございました!!

大会終了後、先生が一言。
「お前は、入部した時の弱っちかった時よりうんと上手くなった。」
私はそれを聞いて正直驚きました。
先生が自分をみてくれていたんだと実感できて嬉しかったのです。
ああ、この先生のもとで剣道が出来てよかった、
そう思いました。
そして引退式のとき
「ここで剣道をやめるものもいるかもしれない。
けれど、剣道の修行は長いものだ。」
先生は私たちに続けてほしいと思っているんだなと。
「お前たちの背中は後輩たちがみている。お前たちはその後輩たちが先に進めるように道を作ることだ。」
自分に甘えず、だらけずに、大学進学の夢に突き進め!!
出来るなら上を目指せ!
(↑自分が想像した先生の気持ち)

大学進学の夢が強くなり、剣道の世界から離れたくないと
改めて思いました。
これからつらいこともたくさんあると思いますが、
今までの経験を糧として、
自分の夢、叶えます!


最後に、私の書き込みを見てくださった方、
相談に返信してくださった方、
ありがとうございました。

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Re: 引退しました!! ( No.1 )
日時: 2011/06/26 01:12:45
名前: 凛美優

『剣ちゃん』さん。

引退するに際し、多くの人と別れたりして淋しい想いもたくさんあり、それらを一つ一つ見つめて更にご自身の思いを寄せることは、大変大切なことです。

頭の隅に、以下のことだけは忘れずに。

@ やったという達成感と引退というお別れで終わるのではなく、貴君の人生には、更に次の新しいステージとそこにいる新しい人々との出会いが待ち受けています。そこで更なる新しい立場でご活躍されることを期待します。

A 次の進路が決まるまで、剣道のお稽古が出来なくなったとしても、進路が決まって落ち着いたら、また剣道のお稽古を始めればよいと思います。剣道には、それぞれの年齢と立場などの属性に応じたあり方があります。一つ出来たら次、それが出来たらもう一つ、と歩んで行くものです。生涯剣道ですから。引退は、貴君の剣道人生の終わりではなく、単なる一通過点に過ぎないものです。落ち着いたら、また剣道のお稽古にお戻りになることを期待します。

B やむを得ない事情で、たとえ剣道がすぐに再開出来なくなったとしても、貴君がやってきた剣道修業や培った人間形成などは、過去のものではなく、生涯に渡り貴君の心の中にある無形の財産として蓄積されているものです。その貴重な経験と足跡などを、いつまでも大切に忘れることなく、社会生活の中で是非とも生かして頂きたいと期待します。

C 最後に、貴君がすぐには忘れることが出来ない貴重な剣道に関連する思い出のすべては、貴君のご両親様とご家族の方々のおかげです。自分一人ですべて成し得たのではなく、その方々による貴君への力添えの存在が前提としてあったということを、決して忘れてはいけません。剣道をやりたくても、諸々の事情でやれない人も、この世の中にはたくさんいらっしゃるという事実もあります。ただ知られていないだけ。ご両親様とご家族の方々への感謝の気持ちは、生涯忘れてはなりません。その方々への感謝の気持ちを、貴君自身の手で勝ち取った具体的な形で、ご両親様などにいつかお届けされることを期待します。

頑張ってください。これからもお話しをお聞かせください。

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