Re: 地稽古について ( No.1 ) |
- 日時: 2011/07/13 01:47:30
- 名前: そろり剣
- こんにちは、初めまして。
45年ぶりの初心者と同じレベルのものですが(始めて半年経ちました) 私もケインさんに近い感覚で日々試行錯誤しております。 普段の基本稽古、回り稽古、最後の地稽古等なかなか悪い癖が抜けず 勢いで考えずに打ち込みしており恥ずかしい次第です。 自宅にて復習を兼ねて手の内、腕の振り、左足の引き付けなどなど思い出しながら ゆっくり確実に体に染み込ませておりますが如何せん飲み込みが遅いです。 何時もは指摘も短い時間で稽古相手も代わっていきますが、今回はマンツーマンで 一から噛み砕いて教えていただき目から鱗でした。 と、とりとめのない話で失礼いたしました。
ケインさんもお書きになっておりますが 「先生には当たらなくても後ろに下がらずに 大きく振りかぶって手を伸ばして基本の通り打ちなさいと言われています。」 これでよいのだと思いますよ お互いに悩み考えながら、生涯剣道を楽しみましょう。
|
Re: 地稽古について ( No.2 ) |
- 日時: 2011/07/12 11:01:20
- 名前: だみ声<
>
- >去年18年ぶりに剣道を再開して、最近普通の稽古にも参加するようになりました。
ケインさんは確か高校で初段をお取りになって、18年間のブランクがあってのリバ剣と記憶しております。 >とにかく打たれまくりです。 打たれることは全く気にしないほうが、打突姿勢が崩れないと思います。
>こういう自分はどういう姿勢で地稽古に臨んだらいいのでしょうか? 地稽古は試合ではなく、基本動作を相手の動きの変化の中で実践する稽古です。 打つタイミングや姿勢を基本稽古より短時間で構築しないと、相手の動きに間に合 いません。 地稽古の前に掛り稽古があると思いますので、それをしっかり打ちこめるようやっ ておられたら、その内地稽古でも打てるようになるはずです。 たぶん地稽古のお相手は、ベテランの方、またケインさんより経験豊富な方だと思い ます。だから相手の方が一枚上手なので、当たらないだけです。
>とにかく面打ちだけとか、払い面など、何か1つか2つテーマとか決めてその技だけや ってみるのがいいのでしょうか? 払い面などはまだおできになっていないと思います(失礼)ので、面と小手打ちだ けで十分です。 お互い動いているから当たらないのであって、止まっていればち ゃんと当っているという打突動作ができておればその内サマになってきます。
>ちょっと壁にぶち当たっている感じなので、教えてください。 まだこの程度は壁というものではなく、誰もが通過する道程の範疇です。
ベテランの方との地稽古の時、「ここで打ちなさい」と言う「打たせてくれる動作」があ ると思うのですが、そのタイミングに間髪いれずに打突動作ができれば、次第に相手より 先に当たる感覚もつかめてくるはずです。
地稽古は基本動作を実践するため、相手の動きとの相関関係の中で、打突のタイミングと 姿勢を作る稽古なのだと思えば、当たる当たらないという考えは、ない方が上達しやすいです。
|
Re: 地稽古について ( No.3 ) |
- 日時: 2011/07/12 12:33:59
- 名前: とらのすけ<
>
- こんにちは、ケインさん。
私は 数年前に 右腕が麻痺してしまい、1年半〜2年くらい通院して治療しました。
その期間は剣道の出来ない為に、毎回 言葉での指導、又は見学しか出来ずに悔しい思いをしました。
私の地区では 剣道大会や段級審査会の中で、子供と一緒に先生方も合同稽古会を行います。 (田舎で参加人数が少ないので可能なのです)
しかし その時も私は見学で悲しい思いをしました。
復活した後は、その反動で1週間に9道場か10道場での稽古をしました。
その中で私の場合、基本稽古にしても互角稽古にしても、基本的に注意していたのは、基本稽古でも互角稽古の技の終わりでも『握り』『苦しくなってからの、もう一本』等でした。
『その中で打たれる事は仕方ない。』
『まずは打たれる事や受けられる事を怖がるより、攻めて行こう』
『その中で相手が、余裕のある受けではなく、気持ちで下がる受けに出来る打ちを一本でも目指そう』
『その受けが、少しずつ増えれば成長』
『成長の中で相手を打てるならラッキー、そのラッキーが増えたり、一本として決まれば喜ぼう』
というふうに、一つずつ目標を増やしていきました。
打たれるから。 負けるから。
と焦ってしまえば、崩れる剣道になったり、逃げ腰の剣道になって、今の自分には遠回りしていたかもしれません。
ケインさんも、今を楽しんでみられてはいかがですか?
焦ってしまい、頭の中で『打たれるイメージ』を残すより、『気持ち良く打つ』をイメージされてはいかがでしょう。
その中で偶然でも一本打てれば良いのではないでしょうか。
『偶然は必然の 第一歩』
その中に失敗覚悟での技を取り入れながら稽古してみて下さい。
誰でも 『出来ないから稽古するんだ』という事を忘れないで下さい。
それに『打たれる』とか、『打たれそう』等を考える前に『どうすれば打てるのか』を考えてみて下さい。
とか言う私も、一級を受審する女子大生に、先日、思い切り打たれてしまいました。
『無』の中での一本だったのでしょう。
キレイな打ちで『参りましたm(__)m』って感じでした。
ケインさんも 楽しんで頑張ってください。
|
Re: 地稽古について ( No.4 ) |
- 日時: 2011/07/12 18:55:29
- 名前: キース
- ケインさん
諸先生方が非常に良い事を書かれているので、私ごときが 追加するのも気が引けますが^^
>ただ間合いをとって基本通りに打とうとすると下がっちゃうし、 >まだ駆け引きってものができないので、間合いが縮まるとすぐに打たれる>始末です。
間合いを取ると下がる、縮まると打たれる、
これはひとえに後を取っている為と想定します。 常に先を取る気持ちといつでも打てる張りをもって挑めば、 お相手が間合いを詰めればそのタイミングで打つ、 縮まった所で打つ、
を心がければ良いかも知れません。 私の場合はとにかく自分の間合いに入ったらどんな体制からでも 正確に打突出来る様に心がけて互角稽古をしています。 (勿論相手の間合いも気にかければいけないですが、まずは自分の間合い)
ご参考になれば。
|
Re: 地稽古について ( No.5 ) |
- 日時: 2011/07/13 00:52:55
- 名前: ケイン
- →そろり剣さん
コメントありがとうございます。 自分もなかなか昔のようには動けず 飲み込みが遅い感じで、頭では考えれる分悩んでしまう感じです。
まずは先生の話どおりやって行くのがいいのかと思いました。
|
Re: 地稽古について ( No.6 ) |
- 日時: 2011/07/13 01:01:00
- 名前: ケイン
- →だみ声さん
コメントありがとうございます。 自分が初段を取ったのは中学生のときで それ以来です。でももう記憶がないくらい前ですね。(笑)
ご指摘の通りで、相手は段も相当上の方ですし、ベテランそろいの感じで スピードがないため準備が間に合わず全く打てずに打たれまくってる感じです。
だみ声さんのストレートなコメントは ほんとにその通りで、勉強になりました。
コメントの最後の2つを肝に銘じて、 面打ちと小手うちをまずはしっかりできるように稽古しようと思います。
|
Re: 地稽古について ( No.7 ) |
- 日時: 2011/07/13 01:09:16
- 名前: ケイン
- →とらのすけさん
コメントありがとうございます。
確かに自分が当たらないし、打たれてばっかりで、 うわーどうしたらいいんだろうって あせりばっかりが前に出てしまっていました。
気持ちよく打つってことに頭がいってないと思いました。
小さな目標を作ってそれを稽古するときに頭において やってみることをしてみようと思いました。
偶然は必然の第一歩。 出来ないから稽古をする。 おっしゃる通りです。 肝に銘じます。
とにかく楽しんでやるってのも忘れずにやってみます。
|
Re: 地稽古について ( No.8 ) |
- 日時: 2011/07/13 01:13:43
- 名前: ケイン
- →キースさん
コメントありがとうございます。
確かに稽古の相手がベテランの方ばかりなので、 自分より先に攻めていて、 自分が自然と後に後になっているんだと思います。
確かに相手に出られても逆に自分の間合いになれば そのタイミングで打つ。
とにかく前に出る気持ちを忘れないようにして稽古に挑んでみようと思います。
|
Re: 地稽古について ( No.9 ) |
- 日時: 2011/07/13 01:15:26
- 名前: ケイン
- こんな自分に一生懸命みなさんにご回答いただけてほんとに感謝しております。
自分の考えがちょっと方向違いになっているところがありました。
みなさんのご指摘を肝に銘じて、稽古に取り組んでみようと思います。
|
Re: 地稽古について ( No.10 ) |
- 日時: 2011/07/23 22:50:59
- 名前: ケイン
- みなさんにコメントをもらってから2回稽古がありました。
とにかく下がらないで前に出る。 面と小手打ちだけを心掛けて 間合いが狭くなったら相手に打たれてもいいから 基本稽古の時のように打つことを目標にやってみました。
まあ偶然ってのもあるかもしれないけど、 うまく打てたりすることが何回かあって、 先生にもその調子という感じでほめられたこともありました。
まだ、タイミングとかが相手も動いてる分難しいのもありますが、 小さい目標をたててちょっとずつこれからもやってみようと思います。
今はとにかく前に出て、1拍子で打つことです
|