Re: 体当たり時に… ( No.1 ) |
- 日時: 2011/10/16 17:12:23
- 名前: だみ声<
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- 剣國君 いろいろ工夫している様ですが…
>昨日、練習試合をしました。 >その前の試合で、面を打ったあと胴を押されて体制が崩れながら、こけそうになったの >で、自分も、押してから、面を打ってみようかな?と思って、やって見たんですけど、 >あまりうまくいきません。
つまり以前の練習試合で胴を押されて転びそうになったので、昨日は同じようにやって、相手の姿勢を崩してやろうとしたけれど、うまくいかなかった。 どうすればうまく相手の姿勢を崩す事が出来ますか? と言う質問でしょうか?
質問の内容がこれと違っていたら、以下の答えは大して意味がなくなるかもしれませんが、続けます。 答えの前に以下の1)〜4)を読んで下さい。 1).相手の姿勢を崩す必要がなぜあるのでしょう? 構えを崩すのは必要ですが… 2).姿勢が崩れるのは、押したり押されたりより、もっと激しくぶつかったり、跳ね飛ば した時じゃないのでしょうか? 3).激しくぶつかる事も、跳ね飛ばす事も戦いの中では、からだ全体の運動エネルギーで ドーンとやらないと効果がないと思います。 4).今回君のタイトルにも「体当たり時に」とあるように、「押す」なんてものじゃない のではないですか?
答え: 体当たりは、相手の姿勢を崩すためにやるのではなく、勢いよく飛びこんだ時、相手 が目の前にいて、正面衝突した結果であって、姿勢を崩すためにやるものではないは ずです。 従って動作の目的は「一本」を取るためであり、飛び込んだ結果相手の姿 勢が崩れたら、すかさず次々と打ち込んで、戦いを有利に展開出来ると言う事です。 だから「姿勢を崩すため」の稽古などする必要はありません。体当たりの結果こっち の姿勢が崩れないように足さばきする工夫はあるかもしれませんが、走りこみや筋ト レ、スクワットなどで、日頃から「足腰を鍛える」と言う稽古が効果的なのだと思い ますよ。 一本取る工夫とは、攻め、溜め、崩す、打つ、残心の一連の動作なのです。 ここで言う「崩す」も先に書いたとおり、「構えを崩す」とか「相手の闘争心を失わせ る」と言う意味ですよ。(中学生には、難しいよねえ)
剣道って単に竹刀で叩き合っていると思っている間中、「喧嘩」に似ているし、「野蛮だ」とも思うし、飽きてきちゃう時もあるけれど、続けているとそうじゃない「深い意味」が感じられるのですが、そんな事を感じるのはもっと先の事です。 若い内は目いっぱい闘争心むき出して、ガンガン戦って下さい!!
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Re: 体当たり時に… ( No.2 ) |
- 日時: 2011/10/17 07:42:05
- 名前: 剣國
- ご指導ありがとうございました!
地稽古で、ちょっと練習してみようかな?と思ってましたが、足さばきを頑張ります!
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