Re: 非常にもったいない! ( No.1 ) |
- 日時: 2012/04/04 20:12:42
- 名前: 風牙
- Captain oD様
はじめまして
確かに防具は臭いますね。 でも、稽古後にしっかりとメンテナンスすれば、それ程臭わない物ですよ。 臭いが酷い物やカビが生えてしまうのは、使う人の問題です。
確かに今の技術であれば色々な素材で良い物を作る事も可能でしょう。 ただ古い物を大事にし修理に修理を重ね使うという物を大切にするという事も非常に大事な学ぶべき事だと感じます。
追記 プレヤーではなく武道家です。
|
Re: 非常にもったいない! ( No.2 ) |
- 日時: 2012/04/04 22:19:41
- 名前: Captain oD
- 風牙 殿
はじめまして。 ☆まず、返信ありがとうございます!頂けてうれしいです。
稽古後にしっかりとメンテナンスすれば・・・というご意見ですが、 そうなると「今のままの防具で良い」という意見派になります。変わらないほうが良いということでしょうか。 保守派と改革派のどちらが多いのか強いて知りたいなぁ〜と思って書き込みました^^ わたしはむかしから 日干し、水洗いがしたいなぁ〜と思っていました。 相撲のマワシと同様に、基本的になぜ洗うということができないのかなぁと思っていました。 私は水洗いや日干しなどのメンテナンスがしたいです。 剣道の清潔感のイメージをあげたいです。できるのにやらない気がしてなりません(防具改良を)。
>ただ古い物を大事にし修理に修理を重ね使うという物を大切にするという事も非常に大事な学ぶべき事だと感じます。 > そうですね!
>プレイヤーではなく武道家です。 > 将来、有名な国際大会・オリンピック競技になったらということをイメージして、剣道プレイヤーと軽い気持ちで使ってしまいました・・・。 武道家という自覚をおのおのがしっかり持っていれば、国士舘大学の剣道部のような事件は起こらないと思うので、おのおの武道家を名乗るならそれ相応の自覚を持って欲しいと個人的にはおもっております。
|
Re: 非常にもったいない! ( No.3 ) |
- 日時: 2012/04/05 01:03:59
- 名前: だみ声<
>
- Captain oDさん
ご意見は至極ごもっともなのです。 一般的な解釈として、改めたらいいと思われる部分は、改めるに とどまらず、改良改善へと向かうものです。
面は何も紐で結ばなくても、ファスナーとかマジックテープで着装するようなものが登場してしかるべ きなのです。 何も袴はいて剣道やることないのです。 竹刀だってカーボン竹刀と言うのが公式に認められています し、この方が丈夫で長持ちするし、経費面では絶対有利なのです。
臭う小手は嫌われるという先入観があると、臭わない小手の開発も行われるでしょうし、武道具店に並 ぶはずです。
顔の表情が見える面も開発されていますし、公式試合での使用も可能です。 面下と呼ぶ日本手ぬぐいも、ヘルメット下として売られている汗を吸い取る帽子を使えば、着装はよほ ど簡単です。
でも… 今だ面は紐で結ぶものしか売られていません。 竹刀も公認された経済的なカーボンになるの が妥当な道ではないかと思うのですが、竹の竹刀が断然使われています。
試合だってビデオをもっと活用して、本当にどっちが先に当たったのかを確認しながら勝敗を決めれば 公平性も高まるし、剣道が普及するじゃないか、と思う人もいます。
こういう、一見古いものにしがみついているだけの剣道はもっと改良されるべきだ、それが阻止されて いるのは、既得権者の自己防衛による排他的な剣道界の体質にあると、言うのは今の所、あなた個人の ご意見でしかないのです。
ここからは僕個人の意見ですが… 小手の臭い: あの匂いがあるから、剣道に執着できるのです。 あの匂いの中から自分の努力の証、苦しさに耐 える原動力、明日への挑戦の意欲がわき上がるのです。 逆説的に表現するなら、そういう感性を持っている者が、どっぷり剣道に浸かっているのです。
紐を結ぶ: この動作は多少の時間を必要とします。 その作業時間と並行して進行するのが「闘争心の高揚」 なのです。 相撲の「仕切り直し」のようなものだと思えば分かっていただけるかな?
道着、袴: トレバンや、ジャージに防具付けて剣道やる? かっこ悪くてダサイです。 やる気が出ません。
ビデオで判断: 打突に至るプロセスと打突後の動作も含めて「一本」なのだという、こだわりがあるから剣道を楽 しめるのです。 どっちが先に当たったの?だけなら、剣道なんてすぐ廃れてしまいます。
総じて武道: 武道の武道たる所をどのように説明すればいいのか良く分かりませんが、武道と言うジャンルには、 理屈だけじゃない心理的な感性が伴うため、合理的な事を必ずしも良しとしない不思議な側面があ るのです。 そういう側面を「もったいない」と感じておられるようですが、それが「武道」なのだと言うのが 僕の持論です。
打突時間測定器: 竹刀を振り上げる時間は? 振り下ろす時間は? と言う質問に剣道家自身が「ハテ?」と言いま す。 そんなの測ったことないし、測り方も分かりません。 でもピッチャーの球速を測定しているじゃないですか! 竹刀における打突時間ぐらい測れない の? 文明の利器を用いる事は出来ないの? 実は僕はそういう発想から、1/100秒を測定できる装置を作りました。 あちこちの稽古場に 設置して大勢にテストしてもらいました。 記録用紙も置いて「数値化」を試みました。
結果は記録はほとんど取りません。 それぞれテストに加わった人々は、自分の数値はある程度分 かった筈です。 でもそれ以上に打突時間短縮の工夫をしないのです。 これの意味する所はなんでしょう? 打突時間が短い事は「打つ」だけなら有利に作用しますが、 必ずしも「勝利」出来ない事を剣道家は知っているからだと思います。 数値化はあくまで「目安」でしかなく、武道にとっては重要ではないようです
武道とは: 必ずしも合理性だけが優先しない「伝統文化」の側面を色濃く持つ、曖昧模糊とした捉えにくい要 素を含み、長い歴史と共に共感を誘い、なぜか消滅しないで長く受け継がれるもの。
最後に: 小手の臭いが「菌(バイキン)」によるのは事実ですが、それは悪いこと、あるいは良くない事と思 っておられるようですが、理由はどこにあるのですか? 極論で分かりやすく言うと、臭う小手をはめても手は腐りません。 おなかも壊しません。
この地球上の目に見える動物で、最も重量が大きいのは、「アリ」だろうと言われています。 でもそれ以上に大きいのは「微生物」だろうと言われています。 つまりバイキンが地球上で最も 重量を持つ生物なのです。 そしてバイキンの中には、病原菌を含む「悪玉」がいます。 一方「発酵」に関与しておいしい食 品を作り出す「善玉」がいます。 その他の中間微生物たちは、森の中で落ち葉を土に変え、動物の死骸を肥料に変え、汚染水を浄化 し、地球環境を我々が生きていけるように「調整」してくれているのです。
バイキンをすべて「悪」とする風潮がありますが、それは人類の大いなる誤解です。 そして清潔 すぎる環境は汚染に対して「脆い」と言う側面も持っているのです。 この先の話は、もっと長くなりますので、今日はこれまでとします。
|
Re: 非常にもったいない! ( No.4 ) |
- 日時: 2012/04/05 02:48:03
- 名前: いもむし
- Captain oD 様
こんばんは。はじめまして。
臭いの原因は、細菌の繁殖です。その細菌は我々の生活圏で、我々が通常接している細菌です。空気中に漂っている細菌がちょっと多くいるということです。ですから手入れをしていれば、臭くても不潔ではありません。
新素材防具は、研究開発費、費用対効果、顧客満足度等考えてみれば、普及するかしないか、わかると思いますけど。
|
Re: 非常にもったいない! ( No.5 ) |
- 日時: 2012/04/05 08:50:22
- 名前: 風牙
- Captain oD様
おはようございます。
今では防具のクリーニングも防具屋に依頼すれば有料ですが、やってくれますし、自分で防具の洗浄方法を行う事も諸先生方の挑戦からノウハウも出来あがっています。
|
Re: 非常にもったいない! ( No.6 ) |
- 日時: 2012/04/05 11:59:27
- 名前: いもむし
- Captain oD様
おはようございます。
前の書き込みが、ちょっとぶっきらぼうな感じになりましたので、追加で。
確かにCaptain oD様のいうことは、ごもっともなご意見ですね。学校教育で使う防具はそのようなものがいいかもしれません。若い人学生諸君はそのようなものを望んでいるかもしれません。でも、野球部もサッカー部も臭いですけどね。 ぼくは、個人的には臭いがあったほうが、稽古後手を念入りに洗いますし、防具の手入れも知恵を絞って、色々工夫しますし、そうすることで愛着も湧いてきて大事に使おうと思いますのでいいと思いますけどね。
入門時は、確かに臭いが関門になるでしょうね。それでCaptain oD様に言われる防具を購入したとして、稽古を続けていくときっと昔ながらの職人が丹精込めて作られた防具がほしくなってくると思います。なぜでしょうね。
京都、奈良のお寺等が、鉄筋コンクリートで改装されないで当時のまま木造で建っています。そして外国人に人気あります。なぜでしょう。
柔道等と違って剣道は、オリンピックの競技になりません。何故だかわかりますか?剣道と柔道の大きな違い、そして重要な違いがあるのです。調べてみて下さい。
|
Re: 非常にもったいない! ( No.7 ) |
- 日時: 2012/04/05 14:40:25
- 名前: しま<
>
- 確かに臭い防具は多いですし、剣道をやらない人にとってはあの臭いは耐えきれないかもしれません。
でもね、どなたか書いてましたけど、ちゃんと干したり、時には洗ったりすれば臭くないですよ!うちの息子は夏は二回くらい洗うし、私も毎日稽古に行くから、毎日干してます。使って使いっぱなしで防具袋に突っ込んどいたら、剣道具じゃなくても臭くなるでしょう。野球やサッカー、皆同じです。 それに、防具は細部で進化してますよ。進化させつつ伝統を変えない、防具屋さんの努力の賜物です。 私事ですが…私が子供の頃の防具は、面金が鉄で出来ているため非常に重いです。今はチタンがあったりしますから軽くなってます。でも、その40年前の重い面を、長男も次男も長女も平気で使い、今、三男が使い始めました。傷んだら修理して使います。私の防具は祖父のお古です。実に私が産まれる前の物です。だいぶ傷んだので修理に出しました。 私は、日本古来の剣道という伝統あるものを修行していることに誇りを持っています。不便かもしれないけど、今のスタイルが好きです。そしてこれを子供達に継承していくのが役目だと思います。こんな時代遅れがいてもいいんじゃないですか?
|
Re: 非常にもったいない! ( No.8 ) |
- 日時: 2012/04/05 20:59:07
- 名前: とらのすけ<
>
- こんばんは。
Captain oD さん。
はじめまして。
学校によっては、2枚の稽古着を交互に着て毎日洗濯する事を指導される先生もおられる様ですね。
しかしそれは進化した稽古着であるにしても、毎日着ていては臭くなると思いますよ。
ちなみに あなたの弟さんも剣道をされていた(いる?)のですよね?
その時は 毎日 洗濯をされていたのですか?
弟さんは どうお考えなのでしょうか?
難しい事は分かりませんが、私的には『こんなもんかな。』って感じです。
逆に 以前聞いた話しによりますと『日本人のグループが外国へ旅行した時に全員下痢になった。』と聞きました。
その後で『なぜ日本人が下痢になったのかと言えば、水が原因だったらしいよ。でもね、日本人以外の人達は 全然平気だったみたい。』って話しておられました。
そして『抗菌、抗菌って度が過ぎると、免疫力は低下してしまうよね。』と付け加えもありました。
『汚い』が良いとは思いません。
しかし『もやし君』と言われる言葉もある様に、弱い日本人にはなりたくないですよね。
それに外国では 日本人の様に体を頻繁に洗わない国もあるらしいですね?
何故かと言えば、自分の体臭を大切にしているからだそうです。
|