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子供たちの昇級審査
日時: 2012/06/25 02:19:43
名前: キース

本日小学3年と4年の息子の昇級審査がありました。

3年の子は5級、4年の子は4級と無事合格致しましたが、いやはや自分の審査の時よりも緊張しました。
特に審査員が道場の師範二人と市剣連のお師範でお三方共私の直系のお師範でしたので。

それで、ふと感じたのですが5級は12人が受けて4人合格、4級は15人が受けて6人合格と中々にお厳しい。
地域と時代の差もあると思いますが、小学生の審査でここまで厳しく見て頂けて本当に感謝しています。

うちの子たちはある意味私からのアドバイスがありましたので、無事昇級できました、審査となるとやはり普段の稽古とは違い審査用の剣道があるのだなとつくづく感じてしまいました。

良い悪いは私ごときでは論じられませんが、アドバイスを受けた我が子に分が有った事は否めません。

次からは一切アドバイスをしない様にしようか迷っております。

ちなみに私から行ったアドバイスは、
 @会場のみんながびっくりするくらいの大声を出す
 A間合いに入ったら間髪いれず打突に入る
 B打突の際は当たっても当たらなくても静止せず打ち切る(抜ける)
 C先をとられても応じ技が出来なければ受けない(敢えて打たれる)、その後すかさず自分も打ちに行く
の様なものです。

あとは左足の引き付けやちょこちょこありますが、この様なアドバイスでも役に立ったようです。

前振りが非常に長くなりました(すみません)
先生方は審査の際、審査用のアドバイスをされていますでしょうか。
又その事につき、どの様にお考えでしょうか。

今後の指導の参考とさせて頂きたいと思いますので、ご教示頂ければ誠に幸いでございます。
(すこし重いテーマで申し訳ございません)

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Re: 子供たちの昇級審査 ( No.1 )
日時: 2012/06/25 10:13:08
名前: いもむし

キース様
 
 こんにちは。

 ご子息の昇級おめでとうございます。厳しい審査ですね。それで合格できたんですから立派ですね。3DSのソフト買ってあげて下さい。

 私も、キース様と同様の審査用のアドバイスはします。審査用のアドバイスというか審査時に緊張してしまいますので、普段の稽古通りやれば大丈夫といった感じですね。

 キース様のアドバイスは、普段の稽古の時にもうるさく言うアドバイスです。普段の稽古で出来ないのに審査で出来ませんよね。普段出来ていないのにたまたま審査合格したとしてもそれがなんだといった感じです。一夜漬けの勉強でテスト受けて、たまたま昨晩見たところが問題に出て、○もらったけどテスト後は忘れてしまうようなものですよね。

 キース様のお子様は、厳しい審査で普段の稽古通りに出来たのだと思いますが、如何ですか?

 私自身は、審査、試合はあまりこだわらないというか、審査に落ちればそれなりの稽古しかできてなかったのだと思います。試合も同様です。普段の稽古で8段の先生を筆頭に多くの先生に見てもらっていますから、普段の稽古が審査、試合のようなものです。

 息子が試合に負けても、負けたこと事態はどうでもいいですけど内容については、2人で反省します。(審査はまだ受けていません。)

 私がよくないなと思うのは、審査、試合の前になると稽古に顔をだすようになり、審査が終るとパタッと稽古に来なくなる人がいることです。社会人ですと仕事もありますからある程度は仕方ないのかも知れませんが、なんのために剣道やってるんだと思います。そんな稽古してて、審査合格してそれでいいのかと思います。

 審査で合格すること、試合で勝つことは重要で、自分の稽古の目安になりますが、やはり大事なのは普段の稽古ですよね。普段の稽古を精一杯やって、審査で稽古通りに剣道ができて、合格できれば自分の稽古は間違っていなかった。不合格であれば普段の稽古に問題があるのだと反省するのが筋だと思います。ですから、普段の稽古通りやれとアドバイスします。

 私自身は普段の稽古、審査用の稽古という区別はありません。

 

Re: 子供たちの昇級審査 ( No.2 )
日時: 2012/06/26 22:48:57
名前: キース

いもむし様

ご返答ありがとうございます。
おっしゃる通り普段の稽古が一番大事であり、それをきっちり出しきれたからこその級取得であり、その為の審査でもあると思います。

いもむし様は特に審査用の稽古を区別されないという事ですね。
本来それが正しい形で有り、それは試合用の稽古にも繋がる事だと思います。

今回私がこの様なスレッドを立てさせて頂き、皆様のご意見を拝聴しようと思い立ったきっかけは、審査基準の不明瞭さと厳しさに有ります。

不明瞭さに関しましては、私自身の修錬が足りない事及び人の判断ですので、毎回同じ基準とはならないと思いますが、厳しく審査する事は良い事と思う反面、普段通り一生懸命稽古している3年生や4年生の子たちがどんどん不合格となる悲しさもあります。
普段の稽古がきっちりとできていないと言ってしまえばそれまでですが、ここまで厳しいとアドバイスの有無で合否を分ける事となり、それが我が子だけであったという事に悩みを覚えた次第です。

少し困った事に、○○さん(私のこと)の所はお父様がコツを教えてくれるからよいですわね。次回はうちの子も個別に教えて頂けないかしら。という少年剣士のお母様からの声が上がった事です。

もちろん道場での師範方の稽古とは別に道場の少年剣士に教える事は大変失礼に当たる為、全てお断りしております。

が、不公平感を感じられる方々もいらっしゃるようで中々に対応に苦慮する事がございます。

試合用の稽古に関しましても、うちの子供たちには特別に試合前になると家内を入れて施設を貸し切り4人で稽古をします。
主に間合いと小さく早く確実に打つ事、残心、決めが中心ですが、試合で1本と認めて頂く為の要素を普段の稽古とは別に叩きこんでおります。

今までは何の疑問もなく行っていましたが、最近これらの稽古をやめようかと悩んでおります。(今は怪我療養中ですので控えております)

全てを普段の稽古でまかなえれば良いなとつくづく思いますが、道場では特に試合対策は行わず、審査対策も行いません。

かといって当然普段の稽古に問題があるとは全く思っておりません。

私の場合、リバ剣且つ段位が低いという事で、指導の補助的な立場であり、道場方針と合わない部分も当然ながら存在しますので、自分の稽古につきましては3つの道場(所属道場、1回300円の武道会館、警察署の稽古)で稽古をしておりますが、子供たちはそういうわけにもいかず、道場の方針が全てとなってしまいます。
これは仕方のない事ですが、中々に悩ましくもあります。

的を得ない書き込みをつらつらとしてしまいましたが、色々と考えながら今後も子供たち及び道場の少年剣士と接していきたいと思います。

ありがとうございました。
Re: 子供たちの昇級審査 ( No.3 )
日時: 2012/06/26 23:54:11
名前: いもむし

キース様

 こんばんは。

 なるほど、そういうことでしたか。

 審査基準、試合の審判については、人の目でやることであり誤りがあるかも知れませんが、先生方も講習等で勉強されたり努力されていますしね。

 私は、例えば試合なんかで誤審があっても、自分の打突が中途半端だったからだと思うようにしています。誰が見ても1本!!というような打突ができればいいわけですよね。試合後に審判がどうのこうの言っている人をたまに見かけますが、そんなこと言ってたって、なんの肥やしにもなりませんよ。頭にきて自分が不愉快な思いをするだけですよね。
 審査も同じだと思いますけど。

 でも、どうですか。結局キース様のご家族は他の子より多く稽古されて昇級されたのではないですか?それは、努力の結果ではないでしょうか。
 道場の稽古だけでも、合格された子供もいるのですよね。不公平ということはないと思うのですが.... 

 審査に落ちた子は、やはり努力が足りないと考えるべきではないですか? お母様方のいうことは気にしないほうが良いと思いますよ。そうやって論点がずれている親って多いですよね。

 私事ですが、今年の春に大会があったのですが、息子は初の外部での試合でした。道場で団体戦の選手を選考したのですが、息子と同学年の子が選手に選ばれて息子は選ばれませんでした。
 でも、その後悔しかったのか私には言いませんが、稽古に対する態度が積極的になってとても変わりました。ですから、結果としては良かったのだと思います。

 今回、キース様の道場で、審査に落ちた子も何かを感じて努力するようになればいいのだと思います。子供って思っている以上にポテンシャルありますよ。アホな親はほっておいて、そのポテンシャルを引き出すように指導してあげて下さい。

 今回審査に落ちた子は、キース様が見て本当に一生懸命稽古していましたか?悲しむことではないと思うのですが。どうでしょうか?

 まとまりのない文章になりましたけど。すみません。

 あと、ご家族での稽古は止める必要はないと思いますよ。なんでやめなきゃならないのかよくわからないのですが...
Re: 子供たちの昇級審査 ( No.4 )
日時: 2012/06/27 01:13:28
名前: キース

いもむし様

確かにその通りですね^^
先生方もお師範に叱られながらも講習会を欠席せずに(うちの道場は3段以上必須です)頑張っておられます。

また、試合のジャッジも同意見です。
以前この様な事が有りました。私は試合では上段を取りますので必ずといってよい程左小手を狙われます。上段のさがとしてこれを如何に抜いて面を繰り出すかがポイントになるわけですが、とある決勝で非常にきわどいケースがありました。小手には当たっているのですがかすった程度であり死合では肉を切らせて骨を断つ、という状況でその後脳天から諸手面を繰り出したのですが、お相手の大学生が試合巧者で小手をかすったタイミングで気勢とともに竹刀を振り上げ完全にキメを作りました。

その結果、主審は私の1本、副審2名はお相手とジャッジが分かれお相手が優勝されました。

ここまでは良くある事で、私も完全に抜ききれなかった己を反省しておりましたが、なんとその後お相手の方が走って私の元にやってきて「私は大変卑怯な事をしてしまいました。つい癖でキメのポーズを取ってしまいました。完全に私の負けです。どうかお許しください」と何度も何度も試合場に頭を擦りつけ謝罪されるではありませんか。

慌てた私は取り敢えずお相手に立って頂いて外に出、「あなたにその気持ちがおありでしたら、あなたの勝ちです。自信を持って表彰台に立って下さい」と10分程話し再戦を約束しなんとか納得して頂きました。
素直に素晴らしいと思います。尚、その間副審が主審に強烈に注意されていた事はいうまでもありません(笑)。

話は戻り、確かにうちの子達は剣才が無い分、人の3倍はお稽古していると思います。日本剣道形も5本目まではまずまずさまになってきました。
又、落ちた子は練習量は人並ですが凄く頑張っています。逆にその様な子だから次はちょっとしたアドバイスで大丈夫だと安心しています。
(落ちた原因は緊張して声が出なかったからだと推察)

本来この様な事で悩む必要は無いのですが、中々奥様方の一大勢力が。。。。。
私もいつも大人げなくも注意されむっとします(汗
(古参の奥様方、大奥様に座る位置やら指導が厳し過ぎるやらごちゃごちゃ言われて辟易としています。)
問題は私ではなく家内がそのコミュニティの中でやりづらくなってたりするわけで。。
なんてくだらない事に気を揉んで少し弱気になっていたのかもしれません。
(かみさん愛してるよ!)

長々と書いてしまいましたが先生のご意見を拝聴し吹っ切れました!
今後も今まで通り自分の信じる稽古を行っていきたいと思います。

この度は大変ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。

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