剣道人口増やしたいロゴ
なんでも掲示板のトップページ > 過去ログ > スレッド閲覧

取り組みの姿勢
日時: 2012/12/10 01:02:27
名前: 白帯

社会人になってから剣道を始めた、27歳初段の男です。
二段の審査(実技)に、三度連続で失敗しています。
今の教室で剣道を続けるべきか、迷っています。

今の教室は小学生から大人まで参加しているところで、平日と週末の週二回、稽古の機会があります。
私は週末のみ、他の用事と折り合いを付けながら参加しています。
平均して、月に一度程度は欠席しています。

審査に失敗するごとに、周りの方々から稽古不足を指摘されます。
段を取るに当たっての実力不足、稽古不足は事実だと思うのですが、私としては、今の生活から稽古量を大幅に増やすことは出来ないと思っています。
それが経済的、体力的な問題なら悩むこともないのですが、主にやる気の問題なので、どうすべきか悩んでいます。

私は剣道を趣味の一つと捉えており、参加可能な稽古日数で、マイペースに頑張りたいと思っています。ですが周囲からは「昇段すること」「昇段に足る実力をつけること」「実力をつけるために、稽古日数を増やすこと」を期待されています。
「出来る範囲で、マイペースに」という価値観は、剣道では認められるものでしょうか。
このような考え方は指導を受けている側の態度として失礼であり、許容出来るものではない、としたら、現在の教室、ひいては剣道をやめることも考えた方がいいのではないかと悩んでいます。

Page: 1 |

Re: 取り組みの姿勢 ( No.1 )
日時: 2012/12/10 01:49:53
名前: 野村

初めまして野村と申します。この掲示板の常連ではないのですが、少し意見を書きたいと思います。

私が通っている道場の特任師範、教士八段林朗先生の、個人的にすごい気に入っているお言葉がありまして。

試合、昇段は目標であって、目的になってはいけない。

です。受かって終わりでも、落ちて終わりでもなく、剣道を続けていく上で昇段は一つの指標である。と理解されます。

周囲の方々の稽古不足と言われるのは仕方ありませんが、受かる事への期待は、少し一般、社会人の方への考慮や配慮があってもよいのではと読んで思います。

自分自身も剣道を再開して4年経ちましたが、ほぼ週一回です。その代わりなるべく週1回というのは極力出ようという位です。人に認められる事より、自分で設定した目標や課題を確実にこなしていく方が良いと思います。

私自身も高段者ではなく、アドバイスは出来ませんが、素振りやってます。最近だとフリセンマグナムという短く重い竹刀が売っていますし、今はそれを使っていますが、その前は適当に作って振っていました。道場に行かない日は、今も毎日振っています。実際問題は分かりませんが、これを6日して週1回分と思うようにしています。

最近、反復練習化している事に気がつき、最近素振りの内容を変えました。

昇段に関しては、自分の姿をビデオに撮る事が出来れば、撮って自分の客観的な姿を見て、何が悪かったかを探すのも良いと思います。続ける辞めるを考える前に、何か出来る事を探してみてはいかがでしょうか。それでは失礼します。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.2 )
日時: 2012/12/10 21:21:56
名前: 白帯

野村さん
レスありがとうございます。
そうですね。どうしても周囲の期待と温度差が感じられ、「余暇を剣道に捧げ」ない一般社会人として、息苦しさ、気まずさがあります。
ここしばらくは平日に終電帰宅が続いており、たまに早めに帰れても素振りの時間を作れていません。素振りが習慣に出来るかという時もあったのですが、途絶えさせてしまっていますね……。

1日数セットのフリセン素振りくらいは、まともな時刻に帰宅した日には、生活に採り入れたいものです……。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.3 )
日時: 2012/12/11 00:13:16
名前: だみ声< >

白帯さん  剣道オタクのだみ声オヤジです。
剣道に限らず、趣味と言う物をどう捉えて生活の中に取り入れ、どう取り組むのが良いのでしょうか?
それがたまたま剣道だったのですが、社会人になって取り組み始め、初段までは取得されたのだから、
そのあと不合格が続くのは、その取り組み姿勢が不十分だからだと指摘されるのは迷惑だ、と言うお考
えのようですね?

たぶん週2回の稽古で、何とか初段までは上達なさったのだろうと思います。 やはり二段となります
と、審査する側にも「ここまでは出来ていてほしい」と言う「見る場所」があります。 それを見ても
らえるように稽古を積む訳ですが、やはり普通に考えると、初段以後の1年間に単純計算して1回2時
間で週2回×55週(1年間の週)=220時間 ぐらいの稽古時間は経過しないと二段になれるだけ
の上達は難しいのではないでしょうか?
つまりあなたは、初段合格以後の稽古時間は、どの程度なさったのでしょうか? という物理的な稽古
時間を算出して(月に平均3回なら3年先で220時間になる)次に受ける時期をお決めになるという
考え方などなさってみてはいかがでしょう?
でも「月に一回程度の欠席」とお書きなのだから、稽古不足と言うより「真剣さ不足」ではないでしょ
うか? 稽古時間中の集中度の欠如(失礼)と感じますがいかがでしょう?

指導する側の気持ちですが、「這えば立て、立てば歩めの親心」は消し去る事は出来ないのです。
そして「趣味」だからマイペースでやると言うのも僕は理解できません。 逆に趣味だからこそ「こだ
わる」、趣味だからこそ、それに取り組むため「仕事時間を調整する」のが自然な生活パターンではな
いでしょうか?

あなたの文面からは、趣味だから「そんなに力を入れなくてもいい」と受け取れます。 これは考え方
としては大いにまずいです。
だから>「出来る範囲で、マイペースに」という価値観は、剣道では認められるものでしょうか。<
剣道だけでなく、仕事も含めてあらゆる生活態度として認められないものです。

こんな言葉をご存知でしょうか?
  どんな事でも一生懸命やっていると、最高に面白い。
  どんな事でも一生懸命やっていると、必ず上達する。
  どんな事でも一生懸命やっていると、助けてくれる。

趣味だから、そこそこマイぺースでやればいいものなんて、世の中にはないし、第一そんな取り組み方
では、何をやっても面白くありません。
そして上の言葉の三行目ですが、一生懸命やっていると、周囲のみなさんが、それをやりやすい方向へ
と気を使ってくれたり、助言をくれたり、道具を提供してくれたりする物なのです。

「楽」という文字の解釈の中にこんなのもあります。
「楽(たの)」しさを味わおうと思えば、「楽(らく)」してはいけない。
苦労や苦しみ、体力的負荷、鍛練、工夫、稽古、等を通じてそれを克服した向こう側に喜び楽しみがあ
るのです。

あえて苦言になってしまいますが、「白帯」さんの文面からは、趣味はそこそこの気持ちで取り組む物
だと思っておられる節があります。

僕は趣味と言う物こそ、一心不乱に、わき目も触れず取り組む物だと理解しております。

趣味に真剣に取り組めない人が、仕事にどれだけ真剣に取り組んでいるのかさえ疑問になります。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.4 )
日時: 2012/12/11 08:19:08
名前: 白帯

剣道の相談をしたと思ったら、仕事も趣味も全否定されてしまいました。
指導される方の意見として、だみ声さんのような考えの方も多いかと思います。
そして、教える側には教わる側以上に相手を選ぶ権利があると思います。
剣道は一心不乱に取り組める方だけのものであり、私のような心がけでは指導者に失礼だ、というのであれば、「私などが剣道をしてしまい、申し訳ありませんでした」と言うしかありません。

やはりこのような考えの方もいらっしゃるのだ、と心に留めておきたいと思います。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.5 )
日時: 2012/12/11 11:48:33
名前: あすなろ

こんにちわ、はじめまして!

剣道歴も、稽古数も、段位も
同じなんでコメントしてみました。

僕も大人から始めて、二段審査の実技に
二回連続して落ちてしまいました。

周りの先生方から、次の挑戦のお誘いが来ているのも事実です。

白帯さんが仰ることも、分かります。
僕自身も、趣味としてお気楽に始めたんで。

気楽にマイペースで続けよう⇒剣道って楽しい!⇒上手くなりたい!

僕の剣道に対する簡単な、心理プロセスです。
いつのまにか、真剣モードに切り替わってしまいました 笑

周りの先生方による影響もあります。
純粋に剣道が好きな人達ばかりで、剣風に日々憧れを抱きます。

白帯さんは、剣道が好きですか?楽しいですか?
もしそうであれば、やめないで気長に続けましょうよ( ´ ▽ ` )ノ

そう言う趣味との出会いは貴重ですよ。

それでは、失礼致します!m(_ _)m







Re: 取り組みの姿勢 ( No.6 )
日時: 2012/12/11 12:25:57
名前: 白帯

あすなろさん
レスありがとうございます。
失礼ながら、二段の連続失敗経験者が私以外にもいらしたことにほっとしてしまいました。
似たようなスタンスで剣道に取り組んでいらっしゃる方の書き込み、嬉しいです。
そしてあすなろさんはハマり始めてきたようで、良いですね。自身の今のスタンスは「マイペースでいこう」ですが、頑張れる方はやはり尊敬します。

剣道自体は、私も楽しんでやっています。
周りとの温度差、期待との乖離が要らぬ心配だとしたら、まだまだ続けたいですね。
どても励みになる書き込み、ありがとうございました。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.7 )
日時: 2012/12/11 13:06:52
名前: いもむし

白帯様

 こんにちは。

道場の先生とは、ご自分の状況等を話されたことはあるのでしょうか?
 
 私のお世話になっている道場で、恐らく30歳半ばだと思いますが一切昇段審査を受けない方がいらっしゃいます。コックさんをされているのですが、やはり仕事の拘束時間が会社員と違って長いですし、審査実施日に仕事が休めないということです。週一回、仕事が休みの日には稽古しています。何段と言う称号はないですが強いですし、子供にも人気があります。昇段審査にこだわっておられないので羨ましいところもあります。

 これは一例です。このように自分の状況に合わせて剣道に取り組むことを考えてみて下さい。そして取り組み姿勢を道場の先生に伝えないといけませんね。野村様も仰っておられるように昇段審査は、自分の稽古、修行の目標、手段です。少しの稽古時間で少しずつしか上達できないと思いますが、ご自分と先生が2段の実力がついたと思ったら受験してみて下さい。実力がないのに受験しても落ち込むだけですからね。

白帯さんは27歳ですので、仕事がガンガン忙しく、休日は疲れてぐったりだと思います。私も20代30代は仕事だけでした。27歳の頃は3交代制で夜勤なんかもやってました。剣道できたかなーと考えたんですけど、週末スキー行ったり、ダイビング行ったり結構遊んでたんでできたかも知れませんね。剣道再開しようなんてこれっぽちも考えなかったんで、今楽しく苦労してます。
剣道は30代後半で仕事が自分である程度コントロールできるようになってから再開しました。27歳から初めていたら、今ごろ7段になっていたかも知れません。(なれるか!!)

 続けていれば、いつのまにか剣道三昧の日々になっているかも知れませんよ。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.8 )
日時: 2012/12/11 13:27:17
名前: だみ声< >

白帯さん
>剣道の相談をしたと思ったら、仕事も趣味も全否定されてしまいました。
   否定したつもりはないのですが、そのように受け取られてしまうのは僕の表現力不足と反省しま
   す。 否定ではなく「レベルアップ」あるいは取り組む気持ちを「ボーダーラインの上に置く」
   と言うスタンスが、より人生を豊かにすると思うと言う事を言いたかったのです。

>教える側には教わる側以上に相手を選ぶ権利があると思います。
   教わる側にこそ師を選ぶチャンスは多いはずです。 従来からそうですが、もし僕の前にあなた
   が教わる側として現れた場合、僕は全身全霊をもってあなたを上達させるべく指導します。
   その接触をあなたが「是」とするか「否」とするかはあなたの判断次第です。 「師を選ぶ権利」
   は、教わる側にあると思いますがねえ。

そしてたとえば審査に合格するためには、初段なら、大声、まっすぐ、大きく、前進のみ、つばぜり合
いなし、等を徹底的に指導します。
二段では、これに加えて二三段の打ち、駆け引きの表現を指導します。 そして最近の事ですから、そ
れらが十分できるようになる前でも、不安もあるけれど、とにかく慣れるためにも審査は受けなさい、
と言う指導をしております。 そして不合格だった時は、一緒にビデオ見ながら反省点を確認し合って
次に備えるようにしております。

>剣道は一心不乱に取り組める方だけのもの
   剣道だけではなく、生きて行く中で、取り組む(出会う)あらゆるものに一心不乱になるのが、
   「人生を豊かに楽しくさせる」かかわり方だと申しているのです。 その中には仕事も含まれる
   のは至極当然でしょう?

>やはりこのような考えの方もいらっしゃるのだ、
   このような考えの方のほうが、世の中には圧倒的に多いのではないでしょうか? 積極的に人生
   をエンジョイするためには普通に身に付く姿勢だと信じているのですがねえ。

まあ、ここでの議論としては、僕の意見も一個人の物でしかありませんから、お読みになった方々の感
じ方と、そう言う方々のご意見も出てくれば、もっと発展的な内容になっていくでしょうね。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.9 )
日時: 2012/12/11 23:59:08
名前: なお

いつもお世話になっております。
横からすいません。
なおといいます。
よろしく御願いいたします。

そもそも剣道にどうしないといけないというのがあるんでしょうか?
私いもむしさんのご意見の一部に賛成で、段に拘る必要があるんでしょうか?
もし拘られるのなら、練習時間が足りないというのは相談された側からしたら至極当然な回答だと思います。
ただ、段位も自分のペースで上げていきたいと思われるのであれば、それぞれの生活を優先した上で、可能な限りの努力をすれば問題ないと思っています。


ご本人がどういうペースで昇段し、どういうスタンスで剣道を楽しむか、ご本人が決められたらいいと思います。
どうもご本人の意思はすでにある上でのご質問と思えましたので、書き込ませていただきました。
逆に突き放したコメントになっていたら申し訳ありません。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.10 )
日時: 2012/12/12 08:00:15
名前: 白帯

なおさん
レスありがとうございます。
本来、趣味への取り組み方に「こうでなくてはいけない」というのはないと、私も考えます。
また、自分のペースで出来る限りにおいては、剣道もしっかり楽しめています。受審した審査に落ちれば多少は腐りも凹みもしますが、根本的に稽古不足の自業自得であることも受け入れています。
ただ、会では、上を目指せという圧力を、ある程度感じています。
剣道は相手あってのものですから、こういった取り組み方が気に食わない方も多いのだろうか、と思って質問させていただいた次第です。
受け入れられるなら続けたいですし、許されない、周囲に不快な思いをさせるということなら身の振り方も考えないといけないなと。

自分のペースで剣道に取り組むことに寛容なレスが多く、少なからずほっとしています。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.11 )
日時: 2012/12/12 08:11:19
名前: 白帯

いもむしさん
レスありがとうございます。
例に挙げられた方は、凄いですね。かなりの熱意を持って稽古に取り組まれているのを感じました。
会の先生には、次回審査は間を置きたい旨、相談してみようと思います。
「自分のペースで」という考え方はこれまでも言葉にしてきましたので、私の考え方自体は(許容するかは別として)伝わっているものと思います。
次の秋を目指して、かなぁ。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.12 )
日時: 2012/12/12 13:11:53
名前: むさし

こんにちは&はじめまして。
色んな意見がありますね。
各スレを流し読みしただけなので、白帯さんがどのようなきっかけで剣道を始めたのかわかりませんが、どうありたいかはご自身で決めれば良いことだとおれは思う。
周りに流されることなく、自分がこうしたい、こうありたいという意思を強く持って欲しいです。
剣道を始めたからといって極めることは必須ではないし、楽しく、スポーツ感覚で、健康維持のために剣道している方もいるので、マイペースで取り組むのは良いじゃないですか。
部活じゃないし、仕事でもないし、強制ではないのですから。
ただ、教えて貰う立場、人と接する以上は礼儀を重んじる事だけは忘れて欲しくないです。
これは剣道だけでなく、どんなことにも共通する事かと思います。
おれも社会人で家庭があるので、稽古量が少ないです。
週末の限られた時間やたまたま空いた時間を利用しての稽古です。
普段の帰宅も遅いので、時間も体力,気力ともに余力があれば素振りする程度。
でも、やるときは短時間でも内容を濃くする意識を持つようにしています。
実際に剣道大好きなので、寝ても起きても次回の稽古はどうしようか?と妄想に浸る事多いですw
動画を見たり、空想でシミュレーションしていたり、、、とオタクっ気すらあるくらいですw
実際に稽古出来なくてもやり方は様々ありますよ。
自分に合ったやり方をマイペースにすれば良いと思います。
楽しんでください。

長文失礼しました。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.13 )
日時: 2012/12/12 13:05:14
名前: いもむし

白帯様

 こんにちは。

 私事ですが、私の場合週6日〜7日稽古しています。極端なんだと思いますけど。そうすると「たまには休めよ。休むのも稽古の内だぞ。」とか「仕事してんですか?」などと言われます。これもある意味周りとの温度差、乖離ということになるでしょう。うっとおしいというのもあるかも知れません。

 これだけ稽古しても去年と比べて「すげー上達した」というわけではないですね。要は稽古内容というか稽古の質だと思うのです。毎日稽古しても適当にやっていれば上達なんてしませんし、少ない稽古回数でも反省しながら精一杯努力していれば上達すると思います。
 また私の道場の例ですけど、せっかく稽古にきているのに素振りとか、掛かり稽古となるとどっかに行っちゃう人なんかもいます。上達なんて雲を掴むような話で「疲れにきてんのか?」と思います。

 白帯さんの場合「自分のペース」でと言葉にすることで、周りとの温度差、期待との乖離を生んでしまっているのかなぁ。と思います。
 仕事で稽古時間が取れないのを「自分のペースで」と表現されていると思いますが、捉えようによっては稽古自体も甘いような印象を与えていると思います。
 ですから、先生とお話する時は、使わないほうがいいと思います。「できる時間で一生懸命努力します。」と言ったほうがよくないですか?言った以上は一生懸命努力しないといけないのですが。

 先の例にしたコックさんは、普段は朝から夜中まで厨房でがんばっています。これも修行ですね。週一回しか稽古に来られませんから私と稽古量が全然違いますが、お相手をお願いする時は遠慮無用で全力でぶつかって行きます。週一回の貴重な時間ですからね。
 会社に勤めていれば、大体の方が白帯さんと同じように稽古時間が少ない中でがんばっておられるのだと思います。それはそれで尊重するべきだと思います。全国にはたくさん白帯さんのような方がいらっしゃると思います。

 普段仕事をがんばって、少ない稽古量でも一生懸命努力していれば先生も無理なことは(親心ですが)言わなくなると思います。
  
Re: 取り組みの姿勢 ( No.14 )
日時: 2012/12/13 21:45:42
名前: けむし

私も社会人で剣道歴は20年くらいですが、いもむしさんの意見に賛成ですね。
どんな仕事をやっているのかにもよるでしょうけど、普通の民間企業に勤めていれば、平日は朝から夜まで仕事ですよね。
いろいろと用事もあるので、休みの日を全て剣道に使うこともできませんし。

 稽古をやる時には真剣に。
 でも、無理はさせない。

これが私の社会人剣道家に対する指導のモットーです。

他の方の書かれたように、一生懸命にやる事は大事ですし、それによって楽しさが倍増すると感じる人もいると思います。
しかし、責任ある社会人なのですから、仕事に支障が出るような稽古の仕方は慎むべきです。
単純に楽しい事だけ追求するなんて、学生までですよ。
無理して怪我をしても自分の責任です。
体調を崩しても自分の責任です。
仕事への影響に責任なんて誰も取ってくれないですし、仕事に影響が出るような剣道の稽古なんて、本末転倒です。
何のために剣道するんですか?
剣道をする事で、仕事や生活への活力になってくれれば、それで十分なはずなのです。
勿論、向上心を持って稽古をする事は必要ですけど。

誰がなんと言っても、これが社会人の剣道家のあるべき姿だと私は思います。

別に、昇段審査なんて、自信が無いのに受けなくても良いんですよ。
自分が「よしっ、二段の実力はついた!」と感じられるようになってから審査員に見てもらう、ってのが本来の昇段審査なのですよ?

場慣れのために受けさせるなんて、本来の姿でしょうか?
指導者の発言としても疑問ですね。
その段位の実力に届いていない、と思っても受けさせるのでしょうか?
よくいますが、間違って(?)合格してしまって、「あの人、本当に○段なの?下手だね」と言われるような恥を、門下生にさせないように指導するのは指導者の務めではないでしょうか。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.15 )
日時: 2012/12/13 21:56:52
名前: けむし

↑というのは、私の個人的意見です。
気に触った方がいたら申し訳ありません。


 
白帯さん

指導者も十人十色です。
私は、マイペースでも、その時間を一生懸命に稽古すれば良いと思いますし、上に書かれた方のような違う考えの方もいらっしゃいます。
今の指導者の方に率直な意見を伝えて、全く意見が合わないようでしたら、道場を代えるのもアリだと思いますよ。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.16 )
日時: 2012/12/13 22:15:23
名前: 凛美優

『白帯』さん。はじめまして。

思うところあり、書き込みは控えようと思っていましたが、すみません。

12の『むさし』先生の言われること、それから14の『けむし』先生の言われることが、私も、ど真ん中で同感です。大変立派なご指導コメントだと思いました。

特に14の『けむし』先生の見解は、一字一句共に完全にその通りだと思います。ど真ん中過ぎて感動しました。私の道場に勘違いに対する受忍限度を超える人がいるので、『けむし』先生のお話しを聞かせてあげたいくらいですね。

恐れ入ります。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.17 )
日時: 2012/12/14 00:53:49
名前: だみ声< >

けむしさんからは、同じく剣道の指導者としての僕の審査に対する姿勢に厳しいご批判をいただきまし
た。
おっしゃる事は良く分かります。
>稽古をやる時には真剣に。 でも、無理はさせない。
  当然の事ですね。 ただ双方で感じる「真剣さのレベル」「無理な負荷か否かのレベル」に大きな
  差のない所で稽古したいものです。

>「よしっ、二段の実力はついた!」と感じられるようになってから審査員に見てもらう、ってのが本
> 来の昇段審査なのですよ?
  まあ、全員がこの感覚で審査を受けるなら、初段も二段も(もっと上の段も同じかもしれませんが)
  合格率はもっと高いのではないでしょうか? 
  審査に臨む者の心理として、そんなに自信がある人は少なく、指導者に「合格できる実力になって
  いるでしょうか?」と尋ね、指導者も「保証はしないが、挑戦してみろ!」ぐらいは言うのではな
  いでしょうか? 付け加えて「『場馴れ』も経験して来い」と言うのは自然な流れだと思いますが、
  それすらもダメでしょうかねえ。
  反対に箸にも棒にもかからないと思われる人に「受けなさい」「場馴れもしなさい」と言う風に指
  導していると受け取られていたならそれは誤解です。

>よくいますが、間違って(?)合格してしまって、「あの人、本当に○段なの?下手だね」と言われ
>るような…
  この点については、門下生より何より、「僕自身がそう言われている」と言う感覚で自分の稽古に
  取り組んでいるつもりです。


書き込みの流れの中で、僕の表現がまずかった部分があるのは以前にも多いので、あやまります。
そして付け加えとしては、双方の意識レベルに大きな差のない稽古という点に照らして、「マイペース」
の捉え方も指導者、被指導者で同じ認識でおりたいものです。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.18 )
日時: 2012/12/14 08:37:43
名前: 白帯

皆様、コメントありがとうございます。
いもむしさんはじめ、皆様に懸念いただいている話として、参加した稽古への真剣味が足りないのではないか、というのがありますが、そこは……自分では頑張れているつもりです。
体力、根性、あとは力んで無駄な力を使っている問題で、フォームが乱れるのはどうしても早いのですが、稽古時間は目一杯動くように、稽古相手には礼をつくすように心がけています。

>むさしさん
私もイメージトレーニングは出来るだけするようにしています。稽古外でも、正中線を直立させるイメージ、構えた際の左足加重のイメージ(すぐ前足重心になるので)、手の内や踏み込みのイメージなどは、周囲に人のいないタイミングで試すようにしています。
「正しいイメージ」を頭の中で浮かべることすらなかなか出来ないのが困りものですが。

>けむしさん
おっしゃること、私の価値観とも近いと感じました。
当たり前の話ですが、社会人が稽古で頑張りすぎて故障したら、自分の責任なんですよね。特に夏場は注意しています。
審査についても、次回はもう少し自信がついてから受審出来るよう、先生と相談てみます。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.19 )
日時: 2012/12/14 09:25:11
名前: いもむし

白帯様

 こんにちは。

 白帯さんが稽古への真剣味が足りないなんて思ってませんよ。(笑)
 そもそも仕事が忙しい中で、休日に剣道の稽古をしようというところに価値があると僕自身は思いますので。休日ゴロゴロしてる方も多いでしょ。

 審査なんてすんなり合格できる方なんて少ないですよ。そんなに簡単であったら審査の意味ないですしね。審査不合格になって悩むところにこれまた価値があると思います。
 (この間の8段審査960人受験して、合格4人ですよ。ゆくゆくはその世界に足を踏み込むんでしょうか。)

 人が周りにいないところでシャドー剣道しているようですし、あすなろさんのような心理プロセスに近いところがあるんじゃないですか。

 とにかく、剣道を辞めるということだけは避けて頂きたいと思います。せっかく始めたのにもったいないです。

 そうだ。僕も2段落ちていますよ。30年ぐらい前ですけどね。その血気盛んな時期に落ちたというほうが問題ですね。
 
Re: 取り組みの姿勢 ( No.20 )
日時: 2012/12/15 00:26:04
名前: けむし

白帯さん

いもむしさんも仰られているように、休みの日や仕事のあとに、定期的に稽古に参加する社会人の方は、やる気はあるのだと私も思っています。

子供からの経験者、学生時代にバリバリ試合剣道を仕込まれてた人、ブランクの
ある人、大人になってから始めた人、それぞれレベルが違うのは当たり前です。
個人の差もあります。
それを、一律で見るのは、如何なものかと私は思ってます。
剣道は、自分との勝負。
昨日の自分より、先週の自分より、少しでも成長できれば「良し」なのです。

是非、自分の剣道と、長く楽しく真剣に付き合ってくださいね。



だみ声さん

私はそんな極論を話してはいません。
審査に挑戦したいと言う人には、ちょっと合格は難しいと思うレベルの人でも、お相手に迷惑にならない程度のレベルなら、受けることに私も断じて反対とまではしませんよ。
ただ、合格できる十分な自信ができてから審査員に見てもらうというのが本来の姿勢と私は思いますので、レベルに達していなければ勧めません。賛成しないし、難しいだろうと、私は本人に伝えます。
白帯さんが道場で自信がないのに審査を受けさせられる状況にお困りのようでしたので、僭越ながら書き込んだ次第です。
また、あなたの書き込みからは、「現行の合格率が低いということは、ダメもとで受けさせるのは皆やってることで悪いことじゃない。合格したらもうけものでしょ。」っと言ってるつもりはないかもしれませんが、私にはそのように感じました。残念な書き込みです。

また、何かと白帯さんにケチをつけるような書き込みをされますが、白帯さんのマイペースがどの程度なのかなんて、私にも貴方にもわかりません。ただ、先に書いた通り、ちゃんと仕事をしている社会人で、時間をつくって稽古に参加する方はやる気はあると私は思っています。
今、二段に挑戦ということは、大人になってから始めたか、相当ブランクがあるのでしょう。そういう人と、ずっと稽古を継続してきた人と同じレベルを求めるのならば、あまりにも指導力が欠如していると思いますよ。その人の今のレベルを理解して、そこからひとつレベルが上がるように導くのが指導者の役割ですよ。
指導者も十人十色とは思っていますが、ちょっと残念です。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.21 )
日時: 2012/12/15 01:20:23
名前: だみ声< >

けむしさん
 この際細かい議論はやめておきたいと思います。 けむしさんの文面からは、僕とさほど落差のない
物を感じております。(ご迷惑ならお許しください)
ただ僕がまずかったのは、おっしゃる通り、白帯さんの現状をつぶさに知らないまま、自分の想像を白
帯さんの現状の如く思い込んであれこれケチをつけたような書き込みをしてしまった点だと思います。

まして白帯さんの「マイペース」がどの程度なのかも知らずに勝手に「低レベル」と決め込んだごとく
扱った点は大変まずかったと思います。

実は過去にマイペースという言葉を信じた故に大変苦労した経験があり、この言葉には敏感に反応して
しまったと思います。(詳細はここで書くと長くなりますので、ご容赦ください)

いずれにしろ、このサイトではあれこれ書いてきましたが、年のせいもあると思います、今回の件で、
いわゆる「焼きが回った」自分を感じております。
知ったかぶりして、いろいろ書き過ぎたきらいもあると感じております。

若い人には元気づける書き方を心がけて来たつもりなのですが、今回のNo3の内容はそういう意味では
どうにもお粗末だったと思います。
いもむしさんのように書くべきだったと、焼きが回った結果気付きました。
白帯さん、いやな思いをさせてしまって誠に申し訳ありません。 お許しいただきたいとともに、剣道
には精いっぱい精進される事を期待いたします。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.22 )
日時: 2012/12/15 03:25:45
名前: いもむし

白帯様、けむし様、だみ声先生(先生だけ先生ですね。以前からの習慣です。)

 こんばんは。また、だみ声先生弱気になってますか?

 それぞれの方が剣道をどう捉えるているかによる。行き違いのようなものだと思うんですよね。

 仕事しながら時間をやりくりして稽古をするのは価値がありますね。
 私なんかは極端なのかも知れませんが、仕事と剣道は同等に考えています。というか自分のすることに優先順位がありません。全てやることを同等にしたいと思っています。当然ですが仕事する時は仕事、稽古するときは稽古です。仕事が忙しいから稽古できない。稽古があるから仕事をさぼる。ということがないようにしています。稽古したいなら仕事のやり方を工夫して残業をしないようにしています。それも剣道だと思うからです。
 
 私の先生で、私と週6日〜7日一緒に稽古して下さる方がいらっしゃいます。その方はとある会社の社長です。とてもお忙しいですが、なんとか仕事終らせて道場にきてくれるのでしょう。ほぼ毎日子供達を含め、我々の指導をしてくれます。
 私のようなペーペーが仕事忙しくてなんて言えませんよね。(考えすぎ?)

 だみ声先生が言いたい事は恐らくこのようなことです。

 だからと言って白帯さんの真剣味が足りないということではないのは当然です。
 今の環境の中で、出来る事を精一杯やればいいと思います。

 共通して皆さんが白帯さんに言いたいことは、剣道を続けて下さい。ということでしょう。

 決してだみ声先生が白帯さんにケチをつけるつもりで書いたのではないはずです。少し厳しめにエールを送ったのだと思います。白帯さんもけむしさんもそこはわかってあげて下さい。(わかってあげて下さいって...なんか偉そお?まあいいや。)
Re: 取り組みの姿勢 ( No.23 )
日時: 2012/12/15 15:27:19
名前: 凛美優

『白帯』さん。『けむし』先生。

私は、『けむし』先生のお考えに全く共感してます。ほぼ同じ精神で剣道を取り組んでいます。
ただ、一つだけ。『だみ声』先生のおっしゃっていることは、表現こそ全く別物で異なっていますが、剣道指導者としての根底は同じだと感じています。
私は、現在、小学生、中学生、大学生および成人・社会人の方々に剣道の指導とお稽古をしています。どちらかというと、大学生と社会人の方が多いです。特に、社会人の方々、あるいは成人の方々に剣道の指導やお稽古をする場合には、完全に『けむし』先生のお考えで取り組んでいます。しかし、小中学生への指導の場合には、表現もハッキリと分かりやすく、厳しい感じで、直言的に言って取り組んでいます。無理もさせますし、練習メニューもかなり異なります。それは、年齢と体力に鑑み、その方が彼らにとっても自覚的によい効果を生み出すからです。

『だみ声』先生は、過去の書き込み等を見れば分かりますが、数多くの青少年の剣道指導に携わり、1級・初段・二段・三段…と、数多くの昇級・昇段者を育てて輩出してこられた方です。数的には、恐らく社会人よりも青少年の数の方が多く、そちらがメインなのだと思います。剣道指導者としての根底の部分については、今までの長年の指導のあり方を見ると分かりますが、『だみ声』先生は、すべてお分かりになっていると思います。

『現行の合格率が低いということは、ダメもとで受けさせるのは皆やってることで悪いことじゃない。合格したらもうけものでしょ。』とは、さすがに『だみ声』先生も毛頭思っていないでしょう。ただ、残念な事実ですが、剣道段位の合格者のすべてが、完全に当該段位の実力相応という訳ではありません。率直にまぐれの人もいるし、まぐれどころか、明らかに段位相応ではない人も事実として存在しています。その辺りは、『段が人をつくる』という言葉も昔からある位ですから、昇段後の個々人の修練努力を期待して、一定の範囲内で容認されているものと、私は整理しています。もっと言えば、段位は自分自身の道の道しるべのようなもので、他人に対してPRするような賞でもありません。ただ段位保有者としての大きな責任はあります。

『だみ声』先生は、剣道以外での仕事をする企業人としても、プロとして厳しく取り組まれてきた方だと、過去の数多くの書き込みから容易に推察されます。きっと『白帯』さんの投稿を読んで、ご自身が普段指導されている青少年の門下生と比較して、かつ社会人・企業人としての自分とも比較して、そこまで言うならもう少し頑張って頂きたい、という思いを込めて、かかる書き込みをしたのではないかと思います。

いずれにせよ、『白帯』さんのお稽古の生の姿を誰も見ておらず、お稽古の際の様態を体感的に把握していないので、書き込みの文字だけでは、お稽古の頻度は同じだけれども、青少年が二段に受からない、あるいは社会人が二段に受からない、双方に大きな事情と問題の格差がありますが、どちらに主眼を置いて書き込めばよいかは分かりませんので、『だみ声』先生は日頃の経験則から、最終的にかかる表現で『白帯』さんを励ましたのでしょう。『白帯』さんのお稽古姿を一目見れば、どうすればよいか、どうすべきかは、即座に分かると思いますが、このサイトでの限られた文字だけのやりとりですから、元より限界があるので、その辺をよく斟酌するべきものと思料されます。(つづく)
Re: 取り組みの姿勢 ( No.24 )
日時: 2012/12/16 01:32:26
名前: 凛美優

(つづき)『白帯』さんも、まだ剣道経験が浅いところもあり、剣道技術では分からないところがあっても仕方ないですが、27歳の社会人としては、拙速に『剣道の相談をしたと思ったら、仕事も趣味も全否定されてしまいました。』などと斜に構えた言い方をせずに、自分の照会にあれほどの長文で意見を記す様を見て、まともに自分のことに向き合って話しているんだなと、一歩引きながら受け止めて、いまひとつ深く考えて、相手の考えを考慮する姿勢はあってよいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。こういう姿勢は、社会人、特に一定の組織の中で役割を果たす人にとっては、必須だと私は思っています。仮に結果的に出来なくても、出来るように努力をすることに大きな意味があるものと考えますので、一考頂ければ幸いです。剣道をすることの目的は、昇段することではありません。ですから、『白帯』さんのような方を決して排他することはないでしょう。安心して継続されればよいと思います。

最後に、自分はマイペースであっても、お相手がそうでない場合があります。剣道は、対人競技の形態が多いので、自己のあり方を貫くことはそれはそれで自己責任の上で構いませんが、『むさし』先生が言われていたように、お相手となる方々すべてに礼を尽くすことだけは、特に徹底して励行して頂きたいと思います。自分は礼を尽くしたと思っても、周囲はそうは感じない場合もありますので、特に励行することが肝要です。二段の審査ではあまり問題となることは少ないですが、高段者の審査では、『稽古もしていないし受からないと思うけど、とりあえず受けるだけ受けてみよう。』といった軽いノリで審査を受けると、真剣に取り組んでいるお相手の受審者に迷惑がかかる場合があります。それは、わずか1分という短い時間で、相応の技で気剣体一致の有効打突を確実に体現して決めなければいけない、という審査上のあり方によるものです。達人ならば…、という議論も、実際にやってみれば誰でも分かることですから、ここではお話ししません。なので、周囲に流されるのではなく、自分の言うマイペースのあり方を分かりやすく周知させておくことも重要だと思います。仮に、ただ漠然と二段に受からないと、社会人の人が周囲に言ったら、普通の道場では、ここを直せだの、こうした方がいいだの、何が足りないだの、色々言ってきます。それが自然のあり方です。受からない原因の一つに、マイペースということがある、ということは普通周りの人には分かりませんから。ただ、冒頭でいきなり二段に失敗して剣道を続けるかどうか迷っている旨を、ストレートに言われると、多くの剣道指導者も誤解することは理解してあげた方がよいと思います。昇段したいのか、マイペースを貫きたいのか、どちらが優先なのかは、それだけでは分かりかねますので。

長文失礼しました。(おわり)
Re: 取り組みの姿勢 ( No.25 )
日時: 2012/12/16 00:01:12
名前: キース

はじめまして。キースと申します。

私も仕事(海外出張)、怪我、家庭の事情でここの所殆ど道場に通えず、何とか時間をやりくりし可能な限りの体作りを行い復帰しましたが、お稽古についていけず(かかり稽古でリタイア)それを強く咎められ、稽古についていける程度の体作りを行おうと頑張っておりましたが、どうしてもそのレベルに達する事が出来ず、結果その道場にいけなくなってしまいました。

従いまして非常に継続可否については悩みました。

私の場合は40過ぎてからのリバ剣であり、剣道が好きで好きでたまらない事も有り、道場に顔を出せなくなった事は非常に残念です。

皆様よりも現状の肉体的レベルが低く、稽古にもついていけないのにくるなよ、と一蹴されるかもしれませんがそれでも稽古(剣道)がしたいのです。
しかし、日々の日常に追われ体作りも出来ない状況が続き、半ばあきらめていた所にとある方から社会人向けの教室を開くので参加してくれないか、とお誘いを受け見学にいってみた所、基本稽古等のルーティーンは一切なく基本的に皆さん自主的に稽古をされ、基本打ちや返し技の稽古がしたければお相手を見つけお願いして実施します。
(私の役目は主に基本技のもとだちや返し技の相手役としてひたすら面をうつ役で呼ばれました)

それ以外は常に着座で見取をし、お声がかかるか自分からお願いして互い稽古をするというスタンスです。

私にとってそこはまさに理想的な環境で有り1週間に1度、長時間の稽古が出来なくても仕事を抜けて基本打ち及び切り返しを30分程実施して仕事に戻るという事を始めました。
時間が有り、気合いが乗っている時には1本だけ互い稽古もしています。

早く道場に復帰できるようになりたいですが、こんな肉体的に弱った状態の私でも剣道を心から楽しむ事が出来ております。
勿論怪我無く仕事に影響を与えない事が最優先事項です。

どうかお続けになって下さい。

さすれば必ず大切な何かを得られる事と思います。

剣の道はそれだけ素晴らしいと信じております。

極めて個人的な意見ですが、書き込みをさせて頂きました。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.26 )
日時: 2012/12/16 14:54:33
名前: けむし

凛美優さんの書かれた通りですね。
対象者によって、指導方法は変わるのは確かにその通りですね。
小中学生には、昇段審査や試合を目標に設定しやすいですし、身近な目標設定がある方が集中して稽古に取り組みやすいです。
だみ声さんは、中学生を主に指導されているようですので、咄嗟にそのような内容を書かれたのでしょうね。
だみ声さんも、あまりお気になさらないで下さい。

また、白帯さんには、僭越ながらアドバイスとして剣道というスポーツの特殊性を理解していただいた上で稽古に励んでいただきたいです。
ご存知の通り、剣道の動きは普段の生活ではあまり使わない動きをします。
棒を振りかぶって降り下ろす、なんて動きや足さばきは、剣道特有の動きです。
だから、意識的にそのような動きをトレーニングしなければ、すぐにその動きをする筋力は落ちます。
つまり、何が言いたいかというと、道場に行くだけが稽古ではないということです。
できるだけ毎日、10分でも素振りをしましょう。
外で素振りするのに抵抗があるのでしたら、家の中でできるような、短い素振り用竹刀も売ってますし、壊れた竹刀で作ってもいいです。
私は、ダンベルの芯(棒)に柄皮を被せてた物を使って、片手素振りをテレビを見ながらやったりしてます。2キロくらいあるのですが、筋力維持には相当効果があります。あとは下半身。スクワットとかランニングくらいですね。できれば足さばきの練習もできると良いです。
できる範囲で結構ですが、家でちょっとしたトレーニングをやるのとやらないのとでは、雲泥の差となります。
是非、週1程度しか道場に行けないのであればこそ、自宅でのちょっとしたトレーニングをしてみてはいかがでしょう。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.27 )
日時: 2012/12/17 05:21:26
名前: だみ声< >

今回の議論に於いて、白帯さんには僕の考えが受け入れ難い部分もあって、僕とのやり取りはなくなっ
てしまいました。
その他の皆様からは、フォローいただいたり、けむしさんには歩み寄りもいただいたと感じております。
いずれにしても、お騒がせしました。

ここで「マイペース」の言葉に過剰反応した僕の経験につき、やはりご披露した方がよさそうなので、
以下に書いてみました。 20年近く前、在職していた会社での出来事なのです。

我が社はいわゆる建設業を営んでおり、専任の新入社員には建築科、土木科の国家資格を取得する事を
要求しており、その資格がある事が「普通」の社風でした。
ある新入社員に於いては、受験資格も出来たし、それなりに現場も経験させていました。 そして一回
目の試験は一次で不合格だったのです。
会社では、合格したら受験に掛った実費(学習費用)は会社が全額負担し、さらに祝い金を支給する制
度があります。
その社員A君は、この時は独学で受けたのですが不合格だったのです。 そこで、いわゆる専門学校で
毎日曜日ごとに集中講座があり合格率80%を誇る所に通うよう指示を出したのです。
A君は会社を休む事もなく、仕事もしっかりこなしていたし「マイペースで順調にやっています」との
事だったので、さして気にも留めずにいたのですが、いよいよ受験と言う頃になって専門学校から「欠
席が多い」との連絡がありました。
結局A君はこの時も不合格で、他の同期に後れをとる結果となりました。 いろいろ問いただした所、
デートに忙しく、というか通学時間をデートに当ててしまったようでした。

僕は将来も考え、今ここで資格を取ることこそ、彼女との将来を意義あるものにするはずだから本末転
倒してはいけない!! とかなり厳しく叱りました。
次の試験ではめでたく合格しましたので、今はその彼女と結婚して平和な家庭を築いておりますが、会
社からもらえた試験費用は一回分だけとなり、彼は持ち出しになってしまいました。

僕が反省したのは、一回目の通学状況をもっと把握しておくべきだったと言う点なのです。 A君の「マ
イペース」を自分のレベルに置き換えて、それなら大丈夫と思い「落差」に気付けなかった点なのです。

それ以来「マイペース」には過剰反応する癖がついてしまいました。 とくに双方の認識の「落差」と
言う点で「お前の『マイペース』は甘い!」と言う感覚が意識のどこかに存在していました。
それが今回もろに出てしまい、皆様に大変不愉快な思いをさせてしまいました。
まだまだ修行の足りない自分を感じ、更に年齢による錯誤や頑固さも出ていたと思います。

言い訳がましい書き込みになってしまいましたが、お詫びかたがた思い出話をさせていただきました。

白帯さん、「落差」の多い僕ですが、ご自身の「マイペース」を今一度吟味していただいて、今の生活
に更なる活力を注入して、仕事も剣道もたくさん楽しんでいただきたいです。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.28 )
日時: 2012/12/18 14:02:22
名前: 獅子奮迅

私は「道場に顔を出してくれる」これでオールOKだと思っています。

うちは小学生、中学生、一般大人が同じ時間に体育館で稽古してますが
人数が多いです。やめずに長く剣道をする人が多いと思います。
卒業生も気軽に来てくれます。防具を持たずに近況報告がてらにもきてくれます。
指導も少人数の指導者に責任をのせる事もしません。低学年が高学年に教わり、高学年が中学生に教わり、小中学生あわせて一般に教わり、3段が5段に教わりと、先輩が後輩をという雰囲気があります。もちろん代表や常にきてくださる高段の先生もいます。
一般大人には真剣に一生懸命に一心不乱にとは言いません。人のペースがどうのなど問題にもしていません。仕事や家庭色々あるでしょう稽古は来れる時に来ればいい。すると敷居が低くなり逆に出席率があがりますし長く続けられます。事情で長く来てなかった(やる気の面も?)人も、また再開しやすいようです。波があるのは普通だし、だれもが一心不乱に一生稽古できるわけではありません。子供達の指導側になる大人も2,3人では責任や負担が大きく窮屈に感じてしまいますし、後続が現れません。これる時でいいからとすると参加してくださる方も増え、中にはハマってしまう方もいます。
ズラっと乱文になってしまいました、申し訳ないです。こういう所もありますよということで。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.29 )
日時: 2012/12/19 12:50:20
名前: むさし

獅子奮迅さんの通われている道場良いですね。
素敵な道場だと思うし、稽古に参加させて貰いに行きたくなりました。

相手の事情を理解し、尊重し、楽しい剣道で賑わえる稽古場が増える
事に期待したいです。

Re: 取り組みの姿勢 ( No.30 )
日時: 2012/12/19 16:16:55
名前: いもむし

こんにちは。

私も道場3箇所でお世話になっていますが、3箇所とも来るものは拒まず、去るものは追わずです。(1箇所は、審査期間みたいなのがありましたが、ここは特殊です。)
1箇所は子供から大人までいらっしゃって、まったく獅子奮迅さんのところの道場と一緒の感じです。
雰囲気はいいですので、まあこのような形がいいのでしょう。

 ですが、水をさすわけではありませんが、指導者の立場からしたらどうでしょう。
 白帯さんに限らず、高段になれば何回受けても合格できない方もいらっしゃいます。自分が指導している生徒が何回も審査に落ちていたらどうでしょう。
 恐らく審査に落ちた本人と同じくらい悩むと思うのです。指導が間違っているのか。指導者の資質がないのではないか等。
 何とか合格させてあげたいと思うのが親心です。すると、
もっとみっちり指導したい。
        ↓
 もうちょっと稽古にきてくれないかな。
と思うのは普通ですよね。

 先生方も色々な人を指導するわけですから、かなり心労もあると思います。我々指導される側は、このようなことにもちょっと思いをよせて稽古しなくていけないと思います。

すみません。ケチつけたわけでも喧嘩売ってる訳でもありません。素直に思ったことを書いただけです。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.31 )
日時: 2012/12/20 14:20:59
名前: 獅子奮迅

こんにちは

昇段意識のある人から昇段意識は薄いけどなんとなくやめられない人、小中学生を指導する責任感で来てる人や、運動不足解消の人や、息子と稽古したいからという人など、
みな目的意識が違うので、むさしさんの言うように相手の事を理解してのケースバイケースですね。昇段審査にやる気のある人は、仕事の都合つけて稽古に来ますし、そう促される事ももちろんあります。

いもむしさんから見たらうちはぬるいかもしれません。マジで
週2,3ですし。いろんな方が来てますがみなさん先生方をリスペクトしてますよ。来てる人は会の卒業生やパパさんママさん剣士が多いですが、先生方に受けた恩は、子供達の指導を手伝う事で少しは恩返しになればなと思ってます。
文字だと極論ぽくなってむずかしいですね

いもむしさんのご意見は謙虚なんでどこケチつけられてるのかわかりません
もっとズバっと言ってもらって全然大丈夫です。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.32 )
日時: 2012/12/20 15:01:11
名前: いもむし

獅子奮迅様

 こんにちは。

 ありがとうございます。ケチはつけていません。メリハリというか楽しい中にも厳しさありとか、厳しさの中に思いやりありのようなことが言いたかったのです。皆さん剣道やっている方はわかって頂いてるとは思ったのですが。よけいなこと書いちゃったかなぁと思っていました。

 私のお世話になっている道場も皆さんぽわーっとした雰囲気なのです。私はリバ剣でございまして、こう見えて(見えてないですけど)人見知りなので、その雰囲気に助けられました。ですから獅子奮迅さんの言われていることはよーくわかります。
 子供も、まずは楽しく学ぶとというのが1番だと思いますからね。

 それと、ぬるいなんて思ってませんよ。私も剣道をやるというだけで価値があると思っていますから。剣道やってどんどん色々なことを学べばいいのだと思います。
 私なんぞ稽古中は、「オリャーッ」ってやってますけど(1人で張り切ってうっとしいらしい)、稽古してない時はナマぬるいというか、人間がぼんやりしてるというかふわーっとしてますからね。
 (それじゃだめじゃん。)

 皆さんがそれぞれの思いで、剣道を楽しんでほしいと本当に思いますね。
Re: 取り組みの姿勢 ( No.33 )
日時: 2012/12/31 20:09:06
名前: 白帯

皆様から様々な意見をいただき、ありがとうございました。
初投稿時点では「甘えるな」「やめてしまえ」というレスが少なからず付くだろうと覚悟していましたが、思った以上に優しいコメントを多数頂きました。

先日の納め稽古で、試合の風景を撮影してもらいました。
……納得しました。
今回の大掃除で、室内素振りができる程度のスペースを取り戻しました。
出来ることから、焦り過ぎずに取り組んでいきたいと思います。

皆様、ありがとうございました。
来年も善い年となりますように。

Page: 1 |