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一本を決めるために
日時: 2013/02/23 22:50:05
名前:


お久しぶりです、桜です。
前回は『基本的なこと』でお世話になりました。

今回は先生に言われたことについて、です。

「お前は、打ててるのになんであそこできめないんだ、チャンスばかり作ってもしょうがないぞ」

先日練成会があったときに言われたものです。
私的にはちゃんと残心もしているつもりなのですが…
あと

「打ちきれ!!」

試合中によく言われます。
どうすれば一本がきまるのか分かる方がいましたらお願いします。

説明にいたらぬところがありましたらご指摘願います。
よろしくおねがいします

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Re: 一本を決めるために ( No.1 )
日時: 2013/02/23 23:50:24
名前: いもむし

桜様

 こんばんは。

 例えば面を打つ時、「小手を打たれるかも」とか「胴を打たれるかも」等
ちょっとでも思いませんか?

 そのように少しでも思うと、打ち切れませんね。

 稽古で面を打つチャンスがきたら、小手を打たれようが胴を打たれようが思い切って、相手に左ストレートのパンチを打つぐらいで打突して下さい。

 そのような打突を稽古していると、試合で決めることが出来ると思います。簡単ではないですけどね。

 打ち切るというのは、自分を捨てきるということだと思います。小手なんざ打たれても構わない。私は面を打つんだぁーという気持ちで稽古してみて下さい。
Re: 一本を決めるために ( No.2 )
日時: 2013/02/24 00:03:54
名前: ママ

試合で一本決める。
ずっと私も悩んでます。この年になっても(笑)

で、中学生で先生がおっしゃる事と言えば、残心もありますね。
ご本人は「残心」を残したつもりでも、残心になってないと言うか・・・
例えば、面を打った後、竹刀が天井を指しているとか、小手を打った後あまりに大きなジェスチャで斜め横に残心を取っているとか。これ、意外と多いです。ある程度まで許しているんですが、ひどいのは一本にしてませんね。

イメージとして、打って打ち抜けると言う感じかな。打ち抜ける時の竹刀の先は、天井ではなく斜め前方で、手はまっすぐに伸びている感じです。
(下手な説明でごめんなさい)

「打ち切れ」とおっしゃられているようですから、当たったのは桜さんが早くても、ちょっとその後の竹刀の行先を基本稽古の時見てみませんか?

後、初心者でよくある事が、打った後振り返りが反対とかあります。「よし」と思ったら、旗が下がるなんてありますから。

それから、一本を決めるためにと書いてあるので、私自身の決め方をちょこっと書いてみますね。
高校生の時は、出小手が得意としていたつもり・・・で、現在もやはりその癖は抜けません。ですが、やはりみなさんもレベル上がっていて、一本どこで決めるかと悩み、最近は相面を打って決まらなかったら、すぐに相手を追います。チャンスを作るために振り返りを早くして、まだ相手が構えきってない所へ小手か面を打ち込む。しかし、これも相手が上手いと応じてやられるのですけど、とにかく追いかけます(年の割には早いと自負したいけど)。
これは、中学生、小学生にもよくある打ち場面なんです。相手よりいかに早く構えて、攻撃態勢に入るかって所。自分が中心取って構えていたら、絶対に相手は打ち込みにくいはずです。
もっとも、ここでの注意点は、「間合い」です。あまり近いと、中結いより下に当たって、せっかく打ったのに一本にならないので、「落ち着いて」です。確実に〆るために、細心の注意を払いながらなんです。ここを間違うと、ガチャガチャと見苦しい試合になってしまうので、カッコよく決めたいもんですね。

そして、もう一つ。試合が思ったように決まらない時、「分かれ」と言われたり「止め」と言われた時に、頭を切り替える事。それは、相手がどう打って来ているのかをさっと思い出し、それなら「こうしてみよう」と言うのを早く考える事。「始め」で、案外すんなり決まるのも、そう言う事があるからです。突然、胴を抜いて決まったとか、面を抜いて決まったとか、小手を打って来た所を小手面でうち込むとか、相手の癖を見抜くのも大事な事です。知恵は思い切り使いましょう。知恵を使えば使うほど、研ぎ澄まされて来ると思いますよ。

それから、私が最近一番おもしろいのは、剣先で攻め合うのが楽しい。右やら左やら上やら下やら。その時に、相手の剣がどのような動きをするかを楽しんでいます。その年に合った攻め合いと言うのがあるでしょう。無い知恵を絞りだして、毎回悩み楽しんでいます。一位の人に、私の下手な面を取ってしまって、その後延長で大変な目に遭いましたけど(笑)確かに、打った時はまったく相手は動けなかったし、剣先がちょっと開いた瞬間に打ったので、間違いない一本ですね。若さと体力に負け、もっと感覚をつけないといけないです。(これは先日の反省です)

残心や打ち切るというのは、もっと詳しい先生が書いて下さると思いますよ。

それでは、桜さん頑張って下さいね。



Re: 一本を決めるために ( No.3 )
日時: 2013/02/24 00:27:56
名前: けむし

言葉で説明するのは難しいかもしれませんし、実際に桜さんの剣道を見たわけでもないので、下手なことも言いにくいですね。(汗
もしかしたら、桜さんが自分でやっているつもり(できているつもり)の「一本になる打ち、残心」と、実際の動きがリンクしていないかもしれません。
一番良いのは、自分の試合をビデオで撮って確認することなんですけどねぇ。
ビデオ持っている人がいたら、試してみてください。
以外と、自分で思っているイメージと違う動きをしているかもしれませんよ。
え〜俺ってこんな動きしてたんだ・・・って、気付くことは多いです。

まずは、上手な人の真似から始めると良いですよ。
最近は、YouTubeで剣道の全国レベルの試合なんて、いくらでも見れますから。
Re: 一本を決めるために ( No.4 )
日時: 2013/02/25 02:55:46
名前: だみ声< >

桜ちゃん こんばんは
昨年暮れ、「基本的な事」スレで、部内戦で優勝した実績を踏まえて、今回の質問に対して、あれこれ
考えてみました。
まず2月に一級審査を受けるとありましたが、もう済んだのか、もうすぐなのかも気になります。

剣道試合規則にもありますが、一本の要素:「旺盛な気勢、正しい姿勢、竹刀の打突部位で、相手の打
突場所を、刃筋正しく打突し、残心ある物」をよく頭に叩き込みましょう。
たぶん先生は、旗を上げても良い打突が何度もあるのに、打った後の所作が不十分だから、上げかけた
旗を降ろしてしまう事が多いので、「厳重注意」したのだと思います。 「もったいない!!」と。

「打ち切れ!!」と言われるのは、打ち切れてないからだと言うのは分かりますね?
では「打ち切った」と審判が判断して、しっかり旗を上げる時は、どんな時でしょう?
しっかり攻め込んで打った時、いい音がした時、大声で打突をしっかりアピールした時、そして有無を
言わせぬ残心表示…ですね。

さて桜ちゃんが、なぜ残心表示が不十分で、「打ち切れ!」と言われるのかを想像してみます…。
自分では、打ったけれど「これでは不十分」と言う感触があるのではないでしょうか? だから最後の
「詰め」に当たる残心をやらないで次の動作をしてしまう…、のではないでしょうか?

僕もこう言う場面では、「決めろっ!!」と叫ぶ事があります。  試合の後、ビデオ等で見れる場合
は、「ホラッ、当たっているじゃんかっ!」「残心が不十分だぞ!」と言っています。

そこでみんなに注意点として言うのは、一本を判定するのは「選手じゃない!!」、審判が判断するの
だから、「審判が旗を上げたくなる様に振る舞いなさい」、なのです。

剣道の試合では、数多く戦う中には、「えっ? 今当たってないけど私の勝ち?」と言う事も起これば、
確実に当たったのに、「3人とも旗あげない」と言う場面もありますね。
更に「こっちが先に当てたぞ!」と言いたいのに「相手の一本」と言う悔しい事もあるでしょ?
全ての判断は審判が決めます。 しからば審判が旗を上げ易く「行動してあげる」事はこっちにとって
大変有利な訳です。

傍で見ている監督にとって「決めろっ!!!!!!!!!」は、しっかり旗を上げさせるパフォーマン
スをやれ! と言う事なのです。 大袈裟すぎて白けるようなのはいけませんが、しっかりした安定感
のある残心パフォーマンスは、試合展開を有利に導きます。 いろいろ考えて工夫して、「カッコいい
残心」で旗を上げてもらいましょう!!
Re: 一本を決めるために ( No.5 )
日時: 2013/03/14 21:15:12
名前:


いもむし様

早めの返信ありがとうございます。
おそくて申し訳ないです(汗)

確かに試合中打たれないようちょこちょこ打ってたかも…
いもむし様の言うとおり自分を捨てて稽古をしようと思います。

ありがとうございました。
また、よろしくおねがいします。
Re: 一本を決めるために ( No.6 )
日時: 2013/03/14 21:33:47
名前:


ママ様

初めまして!返信ありがとうございます。
やはり大人でも決めるのは難しいんだな…と思いました。

『振り返りの向き』『剣先の向き』など
普段気にしてないことにも必要なことがあると思いました。
ママ様の書かれていること剣道ノ−トにかかせていただきました(汗)

知恵を絞るなど色々興味深いお話もお聞きでき
とても面白かったです。

ありがとうございました。
稽古に励ましていただきます。
それではまたお願いします。
Re: 一本を決めるために ( No.7 )
日時: 2013/03/14 21:39:22
名前:


けむし様

返信ありがとうございます。

『実際の動きがリンクしてない』
の文がとっても気になりました。
手と足の動きが一致してない、ということですよね
意識していないことだったのできをつけたいと思います。

ビデオで自分の試合をみる
のもよさそうです。
色々試してみたいと思います。

ありがとうございました。
それでは、また
Re: 一本を決めるために ( No.8 )
日時: 2013/03/14 22:07:08
名前:


だみ声様

お久しぶりです
その説はお世話になりました。
一級は二月上旬にうけさせていただき見事合格をしました。

私はだみ声様の言うとおり当たってないような気がしてしまいます。
そのため早く振り返り残心が出来ないのだとは、ご指摘をいただいて
初めて気がつきました。
ありがとうございました。

パフォーマンス、アピールを一生けん命していってみたいと思います

また、よろしくお願いします
それでは!
Re: 一本を決めるために ( No.9 )
日時: 2013/03/14 23:14:56
名前: だみ声< >

桜ちゃん
 コメントしたそれぞれに返信いただきありがとうございます。(まとめて一回に書いてもいいと思いますよ)

とにかく、稽古時間×稽古の質=上達量 だと理解してください。

上達速度には個人差もあるので、周囲の人と比較してあせらないことも重要です。 10年後で比較すれば、
結局継続して稽古した人にかなわない事がよくわかります。

「10年後もまだ稽古し続けるの?」の気持ちがあるかもしれません。
でも「生涯剣道」と言われる通り、それが本当の剣道であり、もっと言うと10年後から先の剣道が、本当に
楽しいものになる事を請け負います。(キッパリッ!!)

嘘だと思ったら、10年継続してみるしかありませんが、やってみてほしいです!!
Re: 一本を決めるために ( No.10 )
日時: 2013/03/14 23:44:06
名前: けむし

桜さん

説明不足ですみません。
実際の動きとリンクしていない、というのは、
手と足がバラバラになっているか、というのも含めて、
自分の剣道を客観的に見ることができるので、
何か改善点というか、気付く点があるってことです。

例えば、残心についてですと、
打った後、自分が思っているより腕が下がっているとか、
スピードが無いとか、バタバタ走ってるとか。

自分の剣道を実際に見ることで、私ってこんなに出来てるつもりが出来てなかったんだ、と納得できるし、その後の稽古で気を付けれるんですよね。

Re: 一本を決めるために ( No.11 )
日時: 2013/04/10 21:45:18
名前:

返信遅れてしまい申し訳ないです…
すいませんm(__)m

 だみ声様
レスありがとうございます
今回からまとめてお返事させていただきます。

10年ですかー…
いつまでつづけるか考えたことがありませんでした
どうなるのかわかりませんが…
とにかく続けてみようかな、とおもいました。
ありがとうございました

 
 けむし様
レスありがとうございます。
実際にみる、がとても大切なのだと思いました。
最近私の先生もビデオをもってきてもよい、と言われたので
また校内戦などの時もっていきたいと思います。
わざわざありがとうございました!

だみ声様、けむし様
本当に、ありがとうございました
また書きこむことがありましたらよろしくお願いします
それでは

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