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間合いって?
日時: 2013/08/15 23:20:06
名前: 海太郎

剣道を再開して3年目です。 昨年 2段を頂き、週 1日の稽古に励んでいるアラフォー剣士です。 
最近、思うのですが、大人の方と地稽古をしてる時、私の打突が入らないのです・・・。 
間合いとタイミングが分かっていないからといつも言われるのですが、非常に微妙な感覚で、「今の打突が良かったよ。」と言われても、これだ!という感覚が私にはないのです。 
確かに、「良かった」と言われた時には気持ちよく打突が入っている(打たせてくれた?)のです。
しかし、次の打突もと意気込むのですが、ダメダメです。
間合いは自分の打突が届く範囲と思っています。 これを感覚でつかむ良い方法(練習)はあるのでしょうか?
練習しかないのは分かっているつもりですが、十分な練習量を確保できない環境にあるので、甘いかもしれませんが、アドバイスを頂ければ嬉しいです。

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Re: 間合いって? ( No.1 )
日時: 2013/08/16 01:06:12
名前: だみ声< >

海太郎さん
>間合いは自分の打突が届く範囲と思っています。 これを感覚でつかむ良い方法(練習)はあるので
  しょうか?
アラフォーと言えば何かと多忙な時期ですので、稽古時間を確保なさるのも大変な時期だと思います。
(正直僕は35〜50歳の期間をサボった愚か者です。)
そう言う中で能率よく稽古をなさる方法は、不謹慎と言われかねませんが、決して悪い方法ではないは
ずのものが、「勤務中稽古」です。 以下の通りです。

勤務内容が、事務職なのか、技術職なのか、営業職なのか、現場職なのか分からないので、それぞれの
やり方に多少の違いはあるでしょうが、上達の根元は、「対『相手』との攻防の中にある」と言う事です。
事務職なら「対書類や対人」、技術職なら「対論文、対特許書類」、営業職なら「対顧客、対カタログ」、
現場職なら「対製品、対クレーム」等でしょうか。 いずれも職務上相手にする内容との攻防です。

ここには「気の間合い」「距離の間合い」「時の間合い」「速度の間合い」があると思います。 職務
上「いつやるの?」「今でしょう」が、必ずしもそうでなく、この「今」の扱いが重要です。
これを意識して毎日の業務に当たると、おのずと「勤務中稽古」が構築されます。
業務全般を「稽古」に置き換えて取り組むのです。 おのずと「攻め」と「受け」が行き来しますが、
そこでのやり取りを「立ち会い」だと思えば、勤務中稽古による上達が望めます。
僕が(技術営業職)やったのは、対顧客との商談の時の「攻め」でした。 相手を睨み続けるのがいい
訳ではないのですが、相手から信用してもらえる真剣な話し方など、手持ちの資料にない経験内容も盛
り込んでの「対話」でした。 そして時に見せる「こっちの弱み」も信用を得る要素でした。

ここには、気の間合い、距離の間合い、時の間合い、速度の間合いが十分に駆使されねばなりません。
「夜討ち朝駆け」と言う言葉も有りますが、これも攻め口の一つです。(気の間合い、時の間合い、速
度の間合いなどを含む)
こう言う稽古中の感覚を、勤務の中に取り込んで仕事をすると、実は稽古中の「攻防への集中」と、勤
務中の「仕事への集中」とは同じ物なのだと気付くはずです。

はっきり言って、会社における昇進の秘訣で有り、剣道の昇段審査合格の秘訣と同じ物なのです。
こう言う捉え方で勤務に励むと、剣道の稽古をしているのと同時に、会社での活躍が進行しているので
す。(こんな能率のいい事は有りません)

上記はあくまで、考え方の一つですが、矛盾はないはずです。 そして能率のいい発想法だと思いませ
んか?
あとは駅で電車の待ち時間など、両足で「背伸び100回」とか、「蹲踞30回」等をやって筋肉強化
も勤務中にやる工夫等を取り入れて下さい。
稽古場に居る間だけが稽古ではなく、勤務中に稽古できると言う発想で、昇進も昇段も勝ち取って下さい。

この理屈は、実は僕が考案した物ではなく、僕の上司(剣道の師匠でもある)が、勤務中に話して下さ
った内容なのです。 この発想を取り入れてからの勤務は、退屈しなくて済んだことは確かです。
もちろん昇進も昇段もあったと思っております。
ただし効果が現れるのは、多少先(3〜6ヶ月程度)の事になるのはご理解下さい。
Re: 間合いって? ( No.2 )
日時: 2013/08/16 03:46:49
名前: いもむし

海太郎様

 こんばんは。

 ご質問されている内容は、剣道の核心ともいえるものですね。間合いと打突の機会。剣道は打突の機会をどのように捉えるかの修行だと思います。剣道をやり続けている限りこの部分はずーっと悩むものと思います。
 宮本武蔵は常の身と言っていますから、だみ声先生の言われるように、剣道即実生活の考え方を持つことはとても大事だと思います。
 
 私は、剣道の立会いについて書いてみます。
 間合いについては、基本的なことはお分かりと思いますが、だみ声先生の仰るとおり、距離的なものだけではなく、技術、精神活動なんかもひっくるめて間合いというと思うのですが、これはやはり稽古で習得するしかありません。
 
私の場合は、触刃の間合いで攻め合いをするように心がけています。いわゆる一足一刀の間合いですと打つか打たれるかの間合いですから、この間合いで攻めなんて行おうものなら、上手の方には動いた瞬間打たれます。
 
 触刃の間合いから、いきなり面は遠いので成功率は低いです。(相手が居着いていれば成功します。)そこで攻めが必要で、攻めて相手を引き出します。引き出すというか打たせるのです。相手が打とうとした。「う」のところでこちらは打っていなければなりません。
 理屈はこちらが攻めて、相手を動かすので打つ体勢を整えておけば勝てるのですが、そう簡単にはいきません。まず、攻めが効かないですからね。

私も、右足を出したり、頭を前に出したり色々やりますが、一番効果的なのは、攻めると思わないことだと思います。打つ気満々でスッと前にでると相手が動く確率が高いです。(個人の感想です。)

 稽古の方法は、合い面の稽古が効果的でしょうか。約束稽古ではなく攻め合いながらの合い面です。小手打っちゃダメという約束はありますが。

 あと、木刀による剣道基本技稽古法の7本目(出小手)なんかも、いい稽古になります。掛かり手が打つ気満々でグーっと来ると元立ちはサッと右手を出したくなる。逆に元立ちは掛かり手の打つ気を見て絶妙のタイミングでサッと右手を出す。お互いの気が合い気になると、磁石に鉄がくっつくような無駄のない動きになります。

 参考になるかどうかわかりませんが、私もずーっと海太郎さんと同じ事を悩んで稽古していますからね。お互いがんばりましょ。

 
 
 


Re: 間合いって? ( No.3 )
日時: 2013/08/16 10:18:59
名前: 海太郎

だみ声先生
いもむし先生

ありがとうございます。
実生活でも剣道の稽古ができ、その稽古が実生活にも生きてくる。 
何て素晴らしいのでしょうか。 仕事が楽しくなってきそうです。

これからも稽古の質を上げてがんまります。
Re: 間合いって? ( No.4 )
日時: 2013/08/17 09:30:07
名前: hide

すり足と踏み込み足はほとんど距離は変わらないと思います。
ですので、まず一足一刀の間合いからすり足で面を打ちます。
次は踏み込んで面を打ちます。
面が浅かったり、深かったりすれば距離を前後に調整し、また面を打って行きます。
これを繰り返します。

自分の間合いを見つけたら、
竹刀をお互い構えた状態から元立ちが外して面を打ち、
慣れてきたら、今度は元立ちが構えず、竹刀を外した状態から面を打つようにすれば、
竹刀を外す相手にも打っていけるようになると思います。
Re: 間合いって? ( No.5 )
日時: 2013/08/20 00:01:14
名前: 海太郎

hide先生ありがとうございます。

今度の稽古の時に、ちょっとお願いして教えて頂いた
内容で、間合いを確かめてみたいと思います。

また、一歩進んだ様な気がして、次の稽古が待ち遠しです。

Re: 間合いって? ( No.6 )
日時: 2013/08/26 19:16:39
名前: バンビ

hideという名前でしたが、
他の方がお使いのようですので、
バンビに改めます。
(ちなみにhideという名前は
私の名前と全く関係ありません)

先生なんてとんでもない。
、今回ははばかりながらお答えしたのですが、
私もいろいろ勉強していますので、
ある程度根拠があるものは回答させていただいている次第です。

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