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悩んでいます
日時: 2013/12/29 13:00:28
名前: 悩みマン

初めまして、悩みマンと申します。
中高5年続けて、大学時代はやりませんでしたが、今年の5月から
また4年ぶりに剣の道に戻った者です。
現在道場に通っていまして、学生剣道から大人の剣道へと脱皮できるように
練習しております。

それで本題なのですが、現在教えて頂いている先生のおひとりから
稽古をつけて頂く度にお叱りを受けてしまいます。
曰く、言われた事が全然出来てない、やる意味が無いと。
自分と致しましては、道場で練習する前に、
どこができていないのか書いた紙を見直して意識するように
稽古しているのですが、全くできていないようです。
今のままの貴方とは一緒に練習したくないとまで言われてしまうし・・・。
ですが私にはこの道場しか防具をつけて稽古する場がありません。
家でフォームを確認したり、素振りは行っています。
もうどうすればいいのかわかりません。


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Re: 悩んでいます ( No.1 )
日時: 2013/12/29 16:10:49
名前: だみ声< >

悩みマン さん こんにちは
お書き頂いた内容から分かる事と、不明な点は
 1.あなたは、今年大学を卒業した22〜23歳の男性? 女性?
 2.剣歴5年ですから、普通なら二段、あるいは三段かな?
 3.再開は道場での稽古ですが、週何回?の稽古をなさっているのでしょう?
 4.今教えてもらっているのは複数の様ですが、その他の指導者はどう言っておられるのでしょう?
 5.稽古内容に、基本動作、基本打ち、はどの程度やるのでしょう? 地稽古だけではないと思いま
   す。
以上の確認と質問をしつつ、以下の僕のコメントでは効果的ではないと思いますが…

>曰く、言われた事が全然出来てない、やる意味が無いと。
   「言われた事」とは、たとえば竹刀の持ち方、振り方、打ち方、なのでしょうか?
   出来てないから教わるのであり、「やる意味が無い」とは指導者の言葉と思えません。

>道場で練習する前に、どこができていないのか書いた紙を見直して意識する…
   紙に書いた内容を知りたいですね。そのためには、少なくともあなたの今のレベルが知りたくな
   ります。

>今のままの貴方とは一緒に練習したくないとまで言われてしまう
   これも指導者としては、言うべき言葉ではないですね。 そこを出来るように指導するのが、指
   導者のはずです。
   でもあなたが何が出来てないのか、今の時点では僕にも分かりません。
   もう少し具体的な内容が有ればいいと思います。

いずれにしても、指導者にもいろいろなタイプが有りますから、他の方がそれなりに指導してくれてい
るのなら、この指導者一人の言葉は、軽く受け流してもいいのではないでしょうか?

良かったらもう少し、どんな稽古内容の時、上の様に言われるのかを知らせてほしいです。
Re: 悩んでいます ( No.2 )
日時: 2013/12/29 19:37:40
名前: 悩みマン

だみ声さん返信ありがとうございます
質問に答えさせて頂きます
1女です
2二段です
3週1回程度です
4その他の先生は人によってまちまちですが、同じ個所を指導される事もあればそうでない事もあります。
指導はされますがその先生ほど強く言われる感じではありません。
5基本動作、基本打ちが全体の殆どです。そのあと稽古になります。
切り替えしや基本打ちのときに良く言われてしまいます。

紙に書いた内容は
・切り替えしの最後に気合を抜かずそのまま面打ちすること
・一足一刀の面打ちは自分が一歩で打てる距離で必ずやること(中結が触れ合う距離です)
・姿勢に気をつけること
・打つ時に左足が外側に向かないよう気をつけること
・真っ直ぐ相手を避けずにぶつかって打ち込むこと
・切り返しは竹刀を回さず、腰の辺りで受けること
・面打ちは真上から更に45度位の所から振り下ろすこと
現在は以上が書いてあります。


Re: 悩んでいます ( No.3 )
日時: 2013/12/30 02:24:38
名前: だみ声< >

悩みマン さん
剣歴5年で二段と言う事ですから、普通に高校生レベル(失礼ならゴメン)だと思います。 そしてブ
ランクが、ほぼ4年。 若いのだから、特に基礎となる部分がそんなに逆戻りする訳もありませんね?
はっきり言って、高校の3年間で、二段が受からなかったのだとしたら、根本的な問題があると判断し
なければなりませんが、ちゃんとクリアーしておられるのだから、大問題ではないと思います。

>同じ個所を指導される事もあれば
   やはり、ここから見直すのがいいと思います。 複数の方が同じ事を指摘すると言う事に注目す
   る必要があると言う判断です。

そして悪い所を直す方法は、複数の所を一気に直すなんて事は出来ない物だと思って下さい。
但し、根幹となる重点を直せば、その他の部分は自然に(と言うか、付随して)治っていると言う事も
事実です。

一つ気になる点として、週1回程度の稽古頻度の様ですが、週2回以上にする事は出来ないでしょうか?
最低2回を目指す努力は、してほしいです。 理由は…
週1回の稽古では、次回までに覚えかけている運動神経や脳細胞が、「忘れる」割合が多いので、上達
の能率が悪いとお考えください。 せっかく4歩進んだのに、1週間後には、3歩後退し、結果1歩し
か前進できない…

ところが週2回だと4歩進んで、次回までが3日程度ですから、1歩しか後退しないので、3歩の前進
になる。 しかも週2回だから、6歩の前進です。 回数を2倍にするだけで、効果は6倍と言う事で
す。
実際はこう簡単でないにしても、能率アップは大きい事がお分かり頂けると思います。
しかも学生の頃は、「毎日稽古」が当たり前だったのですから、体力的な問題もないはずです。

(そんな事言ったって、いろいろ事情があるし、仕事はキツイし、家事も有るし、学生と違って責任も
大きく、そんな時間取れない…)のは、百も承知です。
厳しいようですが、「仕事は忙しい人に頼め」と言われています。 忙しい人の方が能率よくテキパキ
こなすから、仕事の速度も正確さも確かな事が多いのです。

つまり、悩みマンさんは、週2回に増やす工夫をして、稽古時間を捻出すると、たぶん今回の問題は全
て解決すると思います。

もう一つ「上達のコツ」として言える事は、「仕事中に稽古する」と言う発想です。
お書きになっている「姿勢に気をつける」とか「左足の向き」とか「まっすぐ進む」などは、確実に仕
事中に出来る稽古なのです。 しかも上の3つは、一回の動作で出来る事はおわかりでしょ?

最後のお勧めは、稽古状況をビデオ撮影する事です。 撮影しっぱなしではいけませんが、稽古後帰宅
したらすぐ、大型画面で自分の動きを見直しましょう。 これは効果抜群です。
何しろ映っているのは、ダサくて、下手くそで、ノロくて、カッコ悪い「自分」なのですから、修正意
欲は抜群にテンション上げざるを得ません。

修正のために「意識しているつもり」は、誰でも同じなのです。 問題はその実態の捉え方と、修正に
向けた「意欲」の大きさなのです。 それをしっかり感じさせてくれるのが、「映像」なのです。 文
明の利器に頼んで、気持ちを高め、能率アップを図って下さい。
ボーナスはたいて、ビデオゲットする事をお勧めします。(安物で大丈夫です) 三脚なんか100円
ショップにある奴で、少し高い所に置ければ十分です。 撮影時間も30分で十分です。 予備の電池
なんて、もっと先の事とお考えください。 「ズームなし」なんてのは売ってないはずです。
Re: 悩んでいます ( No.4 )
日時: 2013/12/31 00:15:24
名前: 悩みマン

だみ声さん 返信ありがとうございます。

来年から早速取り組んで行きたいと思います。
自分も再開した当初に比べるとモチベーションも下がってきたのかもしれません。
もう一度初心に帰って稽古に励んでみます。
Re: 悩んでいます ( No.5 )
日時: 2013/12/31 03:48:08
名前: だみ声< >

悩みマン さん    気が付けば大みそかですね。今年もあと1日だけですね。
さて、くどくどと長たらしい文章でごめんなさい。 オジン剣士の悪い癖で、あれこれ書くもんだから、
こんなに長くなってしまいます。

ところで、最初に書いておられた「大人の剣道へと脱皮」して行く事は、非常に重要です。
でも「大人の剣道」と「そうでない剣道」の違いって何でしょう?

ここには、個人的に思う所があって、誰もが必ずしも同じではないと思います。
では、僕が思う「大人の剣道」とは以下の様なものかなと思います。(初めて書きます)
 1.真剣に楽しむ剣道。 ただし「初太刀」だけは「必勝」を目指す。
 2.潔い立ち会いと、交剣知愛の精神でいる事。
 3.上の2つをしっかり意識するため、いつも真剣な稽古を心がける。

書いている内に恥ずかしくなって来ました。 なかなかこうは行かない訳で、煩悩がむき出しになって
しまいます。
来年もまた、「大人の剣道」を目指して、修業を重ねましょう!!!  良い年をお迎え下さい。
Re: 悩んでいます ( No.6 )
日時: 2014/01/02 04:04:16
名前: 凛美優

『悩みマン』さん。はじめまして。

女性なのに『〜マン』だなんて、ちょっと違和感がありましたが、よく読んでみると、私の道場にいる仲間と極めて属性が酷似しているので、一瞬、本人かと思ったのですが、段位が異なるので、やっぱり違うかなと…。なので、つい書き込んでしまいました。

特に、『学生の剣道』とか『大人の剣道』っていう言葉を使っていたり、指導を受けた先生から『言われた事が全然出来てない、やる意味が無い。』と言われた所とか、更には『今のままの貴方とは一緒に練習したくない』とまで言われちゃった所とか、もうそのまんまそっくりでした。
きっと『悩みマン』さんは、その指導者の先生から、そう言われてしまったことにショックだったのでしょうね。ま、普通、そんなこと言われると、悲しくなって、どうしていいのか分からないですよね。

私の仲間は、紆余曲折いろいろありましたけど、今は、一生懸命、更なる昇段を目指して私たちと一緒に頑張っていますけどね。

『だみ声』先生が、詳細にご指導をされているので、よくお読みになられると良いかと思いますが、特に『大人の剣道』についての記述は、素晴らしいと思いますし共感します。『交剣知愛』の精神は、私の道場の道場訓の一つでもあります。是非、ご自身でお調べになって、その意味合いを理解されるといいと思います。分からないことあらば、積極的にこのサイトの先生に聞いてみるといいと思います。

これからも是非頑張ってください。そんな悪いことばかり続かないですから。
Re: 悩んでいます ( No.7 )
日時: 2014/01/11 01:07:19
名前: とらのすけ< >

こんばんは。 悩みマンさん。

はじめまして。

私が意識したり、子供達へ指導する際に使う言葉に
『失敗したり、注意された時は反省しなさい。反省したら忘れなさい。その代わりどう打てば良いのか?どう動けば良いのか?を考えなさい。考えてイメージする事で体に浸透させ、本物になれば完了です。』
があります。

間違いや勘違いを忘れて排出しなければ、正しいイメージや動き等が吸収出来ないと考えます。

あなたがメモ書きしている事を意識し、稽古しているのであっても、もしかすると『・・・を失敗しない』とか『・・・しちゃダメ』等と考えてしまい、結局は体や脳が忘れていないのではありませんか?

そして先生方の指導に対して、肩に力みが入り過ぎているのかもしれませんよ。

私が修正する時は『・・・しなくちゃ。』ではなく、『あ、こうすれば修正出来るのだな。』と軽く考える方法も使っています。

すると力まずに修正できる時があります。

義務として考える事も大切ですが、修正過程を楽しむ事も一つの方法ですよ。
その後の経過と昇段審査 ( No.8 )
日時: 2014/04/27 22:51:44
名前: 悩みマン

≫だみ声さん、凛美優さん、とらのすけさん
返信ありがとうございます。言われたあの日は正直隠れてちょっと泣きましたが今も道場通いを続けています。
今になって思えば、先生が目にかけているからこそ一番叱られているのかなという前向きな考えも出来るようになりました。
少しは自分も進歩したようで、前と同じ事は言われなくなりました。
今は別の事で注意を受けていますので日々修正を心掛けています・・・・・。
大人の剣道、実現が難しいです。
打ってる途中でまだまだ理性が負けて打ちに行っている気がします。
相手を思いやる気持ちみたいなのが欠けてるんだと思うのですが、う〜んとても難しいです。
軽く考える方法、やってみます。

ここから新しい質問なのですが、
先日3段の昇段審査を受けました。
前に出て攻めの剣道が出来たと思ったのですが
結果は実技で不合格でした。
色々と何が足りなかったか自分なりに考えた結果、
『技の少なさ』と『風格』
が足りなかったのかなと考えました。
そこで、再度審査を受けるに辺り、この辺りを今後の稽古で習得していきたいと思います。
技ですが、何を出せば良いのかという点と風格という点で、どのような点に気を付ければ良いか、を教えて頂けないでしょうか、宜しくお願いします。

Re: 悩んでいます ( No.9 )
日時: 2014/04/28 02:36:09
名前: だみ声< >

悩みマンさん こんばんは
>少しは自分も進歩したようで、前と同じ事は言われなくなりました。
   これだけ自分の進歩を感じておられるのだから、かなり修正されているのだと思います。
   前に僕が書いたとおり、「仕事中の稽古」も効果が大きいですから、お続けください。

>打ってる途中でまだまだ理性が負けて打ちに行っている気がします。 相手を思いやる気持ち
みたいなのが欠けてるんだと思う。
  打ちに行く時の自分の心理分析が出来ているのだから、これも大いなる前進だと思います。
  相手を思いやる気持ちと言うのは、打突の瞬間は不要だと思います。 しっかりと冴えた
打突は、手抜きしていては出来ませんから、遠慮なく打ち込むことは大切です。
ただ、稽古を通じて面金の向こうに見える相手の目を見据えつつ「この人のおかげで楽し
い稽古が出来る」の気持ちを持っておれば、十分のはずです。 そして稽古後の挨拶があ
れば、「打って反省、打たれて感謝」で和気あいあいの会話ができると思います。

そして昇段審査
まあ4年間のブランクの後、まだ1年未満ですから、何度かの不合格も想定しておいた方がいい
結果につながるのではないでしょうか?
却って「不合格から学ぶ物」の方が多いはずです。
立ち合いを見てくれていた方はいらっしゃらないのでしょうか? 実際にご覧になった方からの
アドバイスが最も真実を語っているはずです。 県によっては審査官からのご指導などもあるの
ですが、どうだったのでしょう?

>自分なりに考えた結果、『技の少なさ』と『風格』が足りなかったのかなと考えました。
  自分一人の考えではなく、見ていた複数の人のご意見を集約できるといいですね。
  でも、「技の少なさ」とは具体的には、面しか打ってなかったとかいう事でしょうか?
  わずかな立ち合い時間ですが、その中に自分の打突が相手の部位をとらえたという認識はあ
ったでしょうか? たいていは「夢中で分からない」事でもありますが、ビデオ撮れていま
せんか? そして審査だから「多くの技を出す」のがいいとは限りません。 要は、一本の
要件(旺盛な気迫、正しい姿勢、竹刀の打突部で、相手の打突部位を、刃筋正しく打ち、残心
あるもの)を構築できていたかどうかです。
当たってなくても、最後の残心動作までを完結することも必要なのです。 「当たったかど
うか」とか、「打つべき機会に打ちに出たか」は審査官が判定します。 自分で決めてかか
らない方が気が楽ですよ。
「風格」は大切な要素です。 これもビデオで確認するのが最も具体的です。 まずは姿勢
のきれいさ、動きの滑らかさ、礼法や所作の正しさ、等でしょうね?(これも書きながら恥
ずかしくなってきました。他人ごとではないので…)

>技ですが、何を出せば良いのかという点と風格という点で、どのような点に気を付ければ良い
か、を教えて頂けないでしょうか。
  と尋ねられても、僕らも研究中ですからねえ…
  「何を出せば良いのか?」ではなく、「理にかなった技」が出れば文句はないはずです。
  「理にかなう」とは、「打つべき時に打つべくして打つべき場所を打つ」(まるで禅問答で
すね)訳でしょうが、要は「攻めて、崩して、溜めて、乗って」打つ!!! ですっ。

上の「攻めて、崩して、溜めて、乗って」打つ! は、ある審査会場での講評で言われた言葉で
す。 この話を聞いて帰った翌日、親しい高段者に「こう言われました」とお伝えしたところ、
「わしらでも、そんな打突は年に数回あるかなあ?」とつぶやいておられました。

結論としては、「研究し、指導を受け、真剣に、工夫しながらたくさん稽古する」しかないようで
す。
「コツ」などもないとは言いませんが、口でいくら言っても出来なきゃしょうがないですし、や
れるようになるには、稽古しかない(つまらないけれどこれが現実)のだと思います。
Re: 悩んでいます ( No.10 )
日時: 2014/05/07 00:13:33
名前: 悩みマン

だみ声さん>
返信ありがとうございます。
自分も実技の落ちた理由を知りたいのですが、所属の県は、非公表の様です・・・。
ビデオも撮りたいのですが、頼める方が居らず、といった感じです。
同じ道場の方が続々と昇段されるので、何だか焦ってしまうのですよね(^_^;)
とにかく稽古という事ですので、またじっくりと稽古を重ねてから受けようかと思います。

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