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稽古時間
日時: 2017/08/07 13:54:11
名前: じょんのび

はじめまして。近所の弱小スポ少でお手伝いをさせてもらってます。
あまりに勝てないため、稽古時間を増やせないかと思い、父母会に相談をかけてます。
それで、近隣道場の稽古時間をリサーチしたら週に何日かの稽古回数よりも、トータルの稽古時間の長さと強さがほぼピッタリ比例していて驚いたり納得したりしてました。
個人的な感想としては、週5時間あたりにある程度の強さの分岐点があるような気がしました。
当然稽古時間だけじゃないと思いますが、ある程度できる子を育てる学校なんかとは違い、ゼロの状態の初心者の子供から育てるのは、時間なのかな?
なんて思ったりもします。
皆さんの道場や団体では、週の稽古時間は何時間ですか?
興味本位で申し訳ないですが、例えば、稽古時間を増やして勝率が変わった団体の方とかいらっしゃいますか?

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Re: 稽古時間 ( No.1 )
日時: 2017/08/07 18:51:32
名前: だみ声< >

そうですねえ… お書きいただいている内容だけからの想像ですが、 強さ=時間×稽古量 と言うリサーチ結果が
あり、時間は5以上が効果的との感じですが、 >当然時間だけじゃないと思います< とあるように、僕には計算
要素が不足してないかと気になりました。

すなわち…
僕の計算要素としては、 強さ=(時間×稽古量×稽古の質×きびしさ+三位一体値)÷(甘さ×2乗) ぐらいで
ないかと思います。

ここで正確に数値化できるものは時間しかありません。 何とか稽古量もメニューなどからある程度数値化できるか
もしれませんが、稽古の質、厳しさ、三位一体値、甘さ は数値化不能な要素です。
そして数値化できない要素の方が、結果に大きな影響を与えることが多いのではないでしょうか?

さらに「強い道場」へと変貌していくには、少なくとも数年かかるものだと言う認識がないと、なし崩しになってし
まいかねません。
そのためには、まず指導者たちの認識が、できるだけ同じベクトルで指導に当たることだと思います。
そして強くならせたいと言う気持ちと、そのためにやる稽古内容の決定と実行。 保護者の意思も指導者と同じベクト
ルになってもらうことも重要です。 そして選手たち(全部員)が「俺、強くなりたい」と言う強い希望を持つよう
に仕向けることも必要です。(ここが三位一体値となります。)

甘さの数値は普通「1」でいいと思いますが、1より少し大きくなっても、結果の数値に大きく影響しますから、そ
の匙加減は大変むつかしいです。

後は試合後(部内戦でも、対外試合でも)前回より良くなっている点を本人に伝え、改善ヶ所を以後の稽古で意識し
ながら取り組む指導などがいいのではないでしょうか?

稽古時間を増やすことも悪い訳ではないですが、保護者の負担も増えますし、部員たちも勉強時間や塾通いとの調整
など、結構大変になる部分もあります。  更に稽古場所の確保も他のスポ少や団体との調整も必要になることが多
いと思います。

僕の道場での反省点なども踏まえて書かせていただきました。 まずは稽古メニューの見直しと統一、短時間で真剣
実のある、緊張した稽古へのシフトなどがいいのではないかと愚考しました。


>皆さんの道場や団体では、週の稽古時間は何時間ですか?
我が道場は小・中学生は週2回、午後7時〜9時です。 曜日は水・金ですが、中学校の部活のない中学生はこれに
加えて、月・土の午後7時〜9時に稽古しています。 中学生は計8時間/週となりますが、小学生の参加も認めて
います。 やる気の強い子がこれに参加すると確かに上達速度が速くなるのは実感しております。

Re: 稽古時間 ( No.2 )
日時: 2017/08/08 17:32:04
名前: じょんのび

だみ声さま ありがとうございます。
同程度の稽古時間のお相手とは何とか戦えたとして、この何年か漠然とした壁のようなものを感じています。

実はリサーチ結果には例外もあり、稽古時間が多いのに結果が出ていない団体は少数でしたが存在します。
ただその逆の稽古時間が少ないのに結果の出ている団体は皆無でした。

稽古メニューの見直しは何度となく話し合ってきました。質や厳しさは再考の余地があるとは思いますが、難しいものですよね。
時間に全ての要因がある訳ではないと理解はしていますが、戦える為に必要な最低限の「絶対時間」みたいなのがあるのでは?
内容や工夫では越えられない壁が時間にあるのでは?との考えに至ってしまった部分はあります。

自分でも少し単純で短絡的な視野ではないかと思いますが、繰り返し固める為には、その絶対時間を越えなければならないのかではないかという考えに縛られているのかもしれません。
おっしゃるように、時間を増やすには塾や他の習い事、親の熱量の違いなど、超えなければならないハードルがたくさんあり、三身一体は茨の道ですね。
ただ、ベクトルを同じ方向に向けて上げて行くに至る道筋で、最も数値化が容易で最初の一歩になりうる選択肢が時間である可能性を否定できずにいます。

小学生では結果が出ずに、面白くなくて中学でやめて行く子達を見ていると、焦りがちになってしまいますが、あせらず頑張ってみます。

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