Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.1 ) |
- 日時: 2007/11/02 01:22:37
- 名前: 大根ママ
- こんばんは、先生。
私ごときが出る幕ではないのですが なんだか永遠のテーマのようです。
中学生でも同じようです。 個体差も有りますが練習試合のときや、何かの記念大会などのとき 女性剣士と当たる時がありますが、何名かは(やば!女の子だ。苦戦するぞ)と思う子が居ます。 そしてなかなか勝てないんですね。遠慮しちゃって。 中学生でもこうですから 大人の方ともなるとこれは問題ですよね。 ちなみに長男、「試合は試合、性別関係ねぇ」と言う奴でしたが ある日女性剣士と戦って勝ちました。 ところがその子は長く剣道やってる子で、息子は2年もやってなくって。。 で、その子は怒って顧問の制止も振り切って帰ってしまいました。 審判に対して怒っていたのかもしれませんが まだ人間性出来てない中学生ですから(でもちょっと!!)。 後味悪かったですね。私がです。 長男は「俺は間違ってない」といってましたが。
諸先生方の解決法をお聞きしたいです。 宜しくお願いします。
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.2 ) |
- 日時: 2007/11/02 02:31:51
- 名前: ほおずき<
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- 私は野太刀の稽古の経験があり、どうしても打ち落とし面や飛び込み小手、鍔迫り合いからの逆胴など、力技が多く身についてしまっています。
なので、稽古で女性剣士を相手にする時はなるべく力だけを加減しています。 技は自分の努力の結晶ですし、出し惜しみはしません。 試合に関しては、私も大根ママさんのご長男と同じ考えで、相手が誰であろうと全力を尽くします。 よほど個体差が無い限り、やはり体力面では男性剣士に比べて女性剣士は見劣りします。 しかし、女性剣士には男性剣士に勝る、しなやかな体捌きと身軽さがあります。 凛美優さんのお話から察するに、おそらく稽古に当たった大部分の女性剣士が(自覚があるかはともかく)この利点を見極めているのではないでしょうか。 そうであれば、性別を抜きにした一人の剣士同士という意味で本気で立ち会うのもお互い良い修行になると思いますよ。 ただ、女性剣士との稽古をやめるのはお勧めできません。 男性剣士相手では体感できない剣を受ける機会が無くなってしまうのはもったいないですよ。 経験は積んでおいて損は無いと思います。
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.3 ) |
- 日時: 2007/11/02 07:29:11
- 名前: とらのすけ
- おはようございます。
凛美優さんと私は同じ悩みを持っているのですね。 私も女性剣士と稽古や試合をするのは苦手です。
力加減とか、スピード等々違う関係で、打たれる場合が私もあります。 しかしそれは仕方のない事なのかもしれません。 男性・女性の違いがあるのですから。 だから生涯勉強の文字が生きるのではないでしょうか?
瞬発力を発揮する男性に対し、持続力を発揮する女性。 その時点でも差が出てくると思います。
私は以前 女子高生の試合を見学に行っていた時期がありました。 理由は『男子高校生はスピードとパワーで攻めるけど、 女子高生は私から見て男性より遅いスピードでありながら、 上手にしなやかさやパワーのバランス等を活かし攻めている』と感じているからです。
凛美優さんは『対女性用』『対男性用』の剣道で稽古をされているのでしょう。 対男性用の剣道が凛美優さんの本来の剣道であるにも係わらず、 対女性用の剣道で色々なバランスの崩れている剣道になっているのだと思います。
以前某警察学校の生徒さんが大会に参加していました。(団体戦のみの大会です) その先鋒は女性の選手でした。 抑えこもうとする男性の選手に対し、突上げる女性の選手。 結果、引き分けでした。 しかし内容は女性の選手の方がはるかに剣道でした。
(女性に対しても自分の剣道がどのように出せるかどうか) という事が大切なのかもしれません。 しかし女性にとっては引き出して下さる凛美優さんとの稽古は楽しいのだと思いますが。
とは言っても、これ全て自分自身に言っている言葉です。
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.4 ) |
- 日時: 2007/11/02 08:55:02
- 名前: tiki
- 凛美優さん、おはようございます。
私ごときがアドバイスも甚だしいとは思いますが、個人的にいつも思っていることだけ少し書かせていただきます。
>私、女性剣士と剣道をするとき、体力や力で勝る攻め方や打突はしない主義で、必ず技で勝負するようにしています。
これは私も同じですね。
>遠間から指し面で早く先に打つとか、体当たりして崩して引き面とか、上から強引に相小手面とか、下から攻めていきなり諸手突きとか、そういうアグレッシブな展開ではなく、相手の面技を引き出して出頭面とか、出小手とか、面返し面(裏表とも)とか、小手抜き(払い・すりあげ)面とか、出頭や応じ技等を中心にやっています。
これについても同様ですね。
>上手く打てなくなりました、と言うより、当たらなくなりました。特に、小手を取られてハっとすることが目立ってきました。今日も打たれました・・・。男性剣士の時は、そんなことはないのですが。ここ最近、やられ続けています。(がくっ↓)
ここまではほぼ全く同じパターンをたどったことあります:笑 皆同じように悩むんだな〜なんて思いました。
さて私も何度となく同じように悩んで『どこが悪いのか?』と考え抜いた結果、あることに気がつきました。
それは、『前に攻めているつもりでも、実は待ち剣になっている』ということです。気持ちが待ち剣になっていると、構えも待ち剣になり、逆もまたしかり!ですかね。 待ち剣になっているので、前に攻めて面を打ったつもりでも出小手を打たれる、といった感じですかね。 相手は攻めを感じないので特に出頭は打ちやすいみたいです。
これは女性剣士に限らず、中・高校生等にも同様に当てはまるかな?と思っています。
個人的な改善策としては、常に前に攻めて相手に動きがなければ積極的に打ちに行く。攻めて相手に動きがあれば、それに合わせて出頭、応じ技につなげる。
こんな感じです。
全く検討違いな意見でしたらすいません:汗
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法につ ( No.5 ) |
- 日時: 2007/11/02 10:16:49
- 名前: しま<
>
- さて、昔大学生の頃に先輩に「女子は二人続いて並ぶな!」と言われました。続くと疲れるそうで。男性と女性、体格も違うし力も違う、竹刀の重さだって100g違います。私は43キロだから下手すりゃ倍の体重の人とぶつかれば体が壊れます。でも剣道は真剣勝負!私は基本的に若くてがむしゃらな人とは稽古しません。御身大切にしないとねぇ!大勢の方が稽古に見える日は、いつもお願いしない方と稽古をし、この先生に習いたい!という時は、その先生が道場に来られる日に行きます。その先生は常に真剣に相手をしてくれて(と私には見える)一瞬たりとも気が抜けないので、稽古の後は目の前に星が飛びます。相手の先生方にとっては、やはり女子はやりずらいかもしれないですね。早く同等に剣を交えるようになりたいと思ってます。
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.6 ) |
- 日時: 2007/11/02 15:49:58
- 名前: 剣道一本
- 凛美優さんは、「女性剣士攻略法」というくらいですから、
男性の方でしょうね。何歳ぐらいでしょうか?
私の通う道場は、男女半々くらいで、小・中学生は女子の方が多いです。 私の場合は、凛美優さんとは逆で、女性の方がやりやすいです。
「女性剣士攻略法」ではないのですが「女か」(差別ではありませんよ) と思ってしまいます。
稽古では特にリラックスしているので、「女性剣士攻略法」を考えないことが 攻略していることになっています。
試合でのことですが、相手は3歳くらい年上の女性で、県代表や 家庭婦人の大会に出るくらいの剣道6段の女性でしたが、 たまたま団体戦で当たったとき、私は時間内(3分内)に 「2本取ってやろう」と思っていました。
「ひやっ」としたのは私が面に飛び込んだ時、相手の女性の小手が当たりました。 旗は上がらなかったのですが、「当てられたな」と思いました。 しかし、その一瞬以外は攻めまくり結局1本もとれないまま引き分けでした。 私が1本も取れなかった原因の一つには相手が女性ということで 審判も少し辛目だったかもしれません。
もう一つ、指導者講習会でのことですが、お互いの稽古の時に 同じ年齢の剣道6段の女性と当たった時ですが、思い切って 面に飛び込んだ時、返し胴を打たれとても「カチン」ときました。 今、考えると相手は剣道6段の女性なので、稽古で返し胴を決める くらい当たり前のことなのですが、その時は頭にきて2度と返し胴だけは 決められないように、あとは攻めまくって稽古したことを覚えています。
結局、言いたいことなのですが、「女性剣士攻略法」について悩んで いる人やとらのすけさんや tikiさんのような意見のある人の多い中、 反対に、基本的に男と女は関係ないという意見です。
また、技術的な面よりも精神的な面での悩みも多く含まれていると 思いましたので、少しコメントしてみました。
私自身、強いわけでもないし、大先生でもありません。 ただ、通っている道場の女性で、弱いけどとても頑張っている 女性をみてとても元気になります。
私なりの「女性剣士攻略法」ですが、相手の女性の元気(エキス)を 吸い取ることです。
男性ならではのコメントでした。[吸血鬼より]
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.7 ) |
- 日時: 2007/11/03 11:53:58
- 名前: ママ
- 凛美優先生、私がごときが剣道をしているとは言えないですが、女性剣士がかかってくるのは、「モテテいいじゃないですか!」と・・・(笑)
冗談はさておいて、私も女性ですから、先生にかかるのはおそらく、男性の先生が稽古に「丁度良い」と考えたときです。男性も年を取ってくると、体力やスピードが落ちてくると(?)思います。
若い男性なら、技が早くて体力があり、私どもも身が持ちません。とは言え、それをかわすことはできますが、たとえ技が数本出せても、稽古にならないのです。場合によっては跳ね飛ばされます。
それよりも、自分より位が上で、落ちついて自分の技が出せそうな人のほうが稽古になると思います。
ですが、できれば私ども女性剣士と当たるときは、「先生」と思っていますから、決して手を抜かないで欲しい。これは願いです。
体力は負けるけど、女性はそれなりに頭を使ったり、体の柔らかさや身軽さを使って勝負しようとしています。どのタイミングで出るかなんてかかる方は必死に考えているんです。たぶん、出小手を打たれるのは、女性の体の柔らかさを使って出小手に入り込んでしまわれるのでしょうけど、女性剣士の方から見たら、先生の右手が丁度良い位置にもあるのではないでしょうか?そして、タイミングが合う。その先生方をじっと見ていたら、止まる瞬間があるんです。打ち込んでくるときに。(参考になりますか?)私はそこを狙います。
どうしても、打ちにくい先生がいらっしゃいますが、右手が見えない。毎度毎度、どうやって打ち崩そうかと悩んでいます。若い男性の先生も、その先生にかかっていらっしゃいますが、やっぱり強い。崩れない。速さではない剣道です。おまけに、技を掛けて離れてもすぐ打ってくるので、本当に気が抜けないのですが、私は散々崩れているので、「崩せない」と毎度悔しくてたまりません。竹刀を中心に三角形のバリアのオーラがあるようで、どこから攻め込んだら良いのか・・・また今度掛かりに行きます。
つまらぬお話、申し訳ございませんでした。どうぞ
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.8 ) |
- 日時: 2007/11/03 13:09:49
- 名前: tiki
- ママさん、こんにちは。
>ですが、できれば私ども女性剣士と当たるときは、「先生」と思っていますから、決して手を抜かないで欲しい。これは願いです。
私自身もそうですが、凛美優さんにしても、決して手を抜いているということではないので誤解のなきように:汗
女性剣士の場合、女性同士の立会いは置いておくとして対男性となると非常に頭を使うように思います。 当然、力でごり押し、スピードで技を仕掛けるなど男性相手では通用しないことが多いと思われることから、起こり頭、フェイントなど色々手段をこうじるのだと思います。 もう少し個人的な感想を言わせてもらえば、女性の方が応じ技や返し技が上手な人が多い(捉えどころが)と思うことが多いですね。
なので稽古の際は、逆に私の方が応じ技などの練習をさせていただいている、という状態です。なので、それが出来ずにスピードや力まかせに打ちに行く(そういうつもりではないのだけども)と、あえなく出小手を打たれたり返し胴などを打たれるわけです。 →この辺り、 凛美優さんも同じように思っているのかな?なんて勝手に想像していますが・・・
結果、自分自身が安易に打ちにいってしまったことが許せない(とまでは言いませんが:笑)わけです。あれ?打たれたぞ??なぜだ?みないな。
剣道一本さんも、 >反対に、基本的に男と女は関係ないという意見です。
こう言われております通り、本来は気にするべきものじゃないのかな?いや、気にしちゃいけないのかな?なんても思います。
まあでも、気にしないと思っても、隣の席の人の弁当の中身は何かな〜?程度にはどうしても気にしちゃいますよね!!
たとえが悪いだろっ!・・・汗
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.9 ) |
- 日時: 2007/11/03 22:14:56
- 名前: ママ
- 書き方悪くて失礼しました、tiki先生。凛美優先生も必死でしょうから。
でも、男性剣士の正直なお気持ちを凛美優先生からお聞きして、女性剣士である私、嬉しくも思います。
剣道一本さんも、 >反対に、基本的に男と女は関係ないという意見です。 私も、これは同意見です。
きっと極論を極めれば、剣道と言うのは早い遅いでもなく、だましあいでもなく・・・美しく、気がすっと晴れるような剣道をとでも言うのでしょうか、そんなもんだと思います。
男性、女性に差はないですよ。剣道は喧嘩ではないですから。たとえ、相手が突進して来たとしても、某ボクシングの試合のような形ではないと思います。たぶん、単純に体当たりされ、跳ね飛ばされたなら「自分の受け方が悪かった」と私は思ってます。
気にしないことですよ。打たれたら「なぜ打たれたか、次はどうするのか」を考えた方が懸命かと。。。(←私ごときが言う言葉ではございませんが)
私も、稽古でもっと若い男性に剣士に掛からないと!あの速さについていける目を養わないといけませんね。
ちなみに、私は男性も女性も相手変わっても、攻め方、打ち方変えません。自分の持ち味ってのが、少なくともあるので、変えてしまったら自分の剣道ってできない。悪いところは矯正しなくてはなりません。剛の剣道はできなくとも、柔で対処。柔の剣道ができなければ、剛でカバーする。それを、お互い磨きあい登っていくのが良いと思います。
でも一つ、私も困ったことが。。。剣道を再開して以来昇段審査以外、試合に出ていなかったのですが、ここへ来てお誘いが激しくなってきまして久しぶりに出たい反面、怖い私がおります。出稽古も時々行っておりますが、試合となると考えます。私の道場の先生は、「大丈夫だから、出なさい」とおっしゃっているのですが、やっぱり躊躇してしまいます。男女混成チームもあるそうです。う〜ん・・・悩みます。
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Re: まじめな相談です。女性剣士攻略法について。 ( No.10 ) |
- 日時: 2007/11/04 01:21:46
- 名前: 凛美優
- 皆さま。早速に数多くのご意見ありがとうございました。
昨日より若干体調が悪く、返信が遅くなりまして申し訳ありません。 一部ご照会もあり念のため。前スレでも言いましたが、私、剣道錬士六段、男性、38歳。折れる、切れる、外れる、そして手術といった大怪我ばかりの剣道人生で、公私共に紆余曲折の投資銀行勤務のサラリーマン剣士です。七段受審を控え修業中。人としても男性としてもダメなんですが、剣道の存在がなんとかそれをカバーしてきたかと・・・。
本題に戻りまして、いろいろご教示頂きありがとうございました。 『大根ママ』先生や『ほおずき』先生や『剣道一本』先生のご指摘の通り、男女・年齢・段位などに関係なく、全力でかかることが礼儀だと私も思います。
やや前置き的にお話ししますと、私の説明が良くなかったと思います(スミマセン)が、どうすれば女性剣士をやっつけられるか、というストレートな意味ではなく、性別に関係しない剣の技の勝負において、どうすれば女性剣士に多いあの独特な固有の動きを攻略できるか、という意味なのデス。なので、特に、『とらのすけ』先生、『tiki』先生のご指摘は、大変参考になりました。正直、ハッとしました。前者の場合ですと、力とスピード等、手段を選ばねば、多くの場合、男性は女性に優勢に対峙できると思いますが、打突の機会を狙う剣の技と有効打突の質を女性剣士と対峙して競う、となると、やはり多く場合、すごく難しいんです。
また、『有効打突』に至る過程が大事だと思っていまして、『打突して勝つ』というよりかは、『攻め勝ってその結果として打突する』という所に意識として重きを置いています。これがまた難しく、なかなか出来ません。勝つことあるいは打突することの結果のみに執着してやってしまうと、私の場合、変な暴れん坊剣道になってしまう可能性がありますので、相手によってそれぞれ自己の課題を念頭に入れてやっています。
やはり、女性剣士は、身体が小さく、力も弱いので、私が過度に打突して、それが意に反し防具の外に外れたりすると、その女性剣士にアザができたり、傷めたり、思わぬ怪我や障害を来すこともあります(うちの道場では幾度か過去に事故がありました)。剣道の規定にあるので、防具の上なのだから、どんなに強く激しく打突してもいいのだ、という考えでは駄目で、たとえ怪我はしなくても、剣道以前の恐怖心というか、何よりも精神的なダメージを与えてしまうと、よくないと思っています。 昔、記憶が定かではない(違うかもしれません)ですが、柔道のオリンピックで東海大の山下選手が片足を怪我で痛めて、それでも優勝したことがあって、その時の相手がその傷めた所を一度も攻めないで山下選手と対峙したというのを聞いたことがあります。もしそれが本当なら、イメージとしてはそんな感じで、やっぱり武道ですし、相手の技術的な弱点ならいいですが、明らかに努力ではどうすることも出来ない相手の身体的弱点を狙っていく、という姿勢はとらないという考えで、相手の強みの部分に向かって正々堂々と対峙してみるという姿勢のことなのです。ですから、女性だから手を抜くとか、女性だからナメてかかる、というものではなく、しなやかでゆるりとした、時として素早い、柔と静と冴と気で向かってくる相手には、どうしたらいいか、ということだったんです。そういうタイプには女性が多いということで、『女性剣士』と包括して表現してしまいました。諸先生方のご指摘の通り、確かに剣道では、『性別は関係ない』です。しかし、その考え方は上記の通りで、女性に限らず、子どもや児童、生徒、学生といった経験年数の少ない人と対峙する場合も同じです。
『しま』先生は、43キロしかないんですかー。私と比べ30キロも軽いですねー。ちっちゃいですね。私の道場いる女性剣士にも、そんな方が数名います。そんなちっちゃい方に、ぽこって、小手取られるんデス・・・。刀なら本当に切れてます。あれって。この何とも言えない切ない気持ちは、表現のしようがありませんね。もうたまりませんね。小手取られた時には、私、素直に認めて、一礼の上、開始位置に戻るようにしています。ほんと、打たれて反省ですね。でも、見えないんです、その小手が。男性は、部分的な認識を重ねて全体の把握をしますが、女性は、男性と異なり、一目見ると全体を一瞬にして感覚的に把握することが出来ます。女性が、おしゃれで洋服のセンスとかがいいのは、そのせいですかね。私、典型的な男性なので、全体感の把握が遅いのかもしれません。特に、別の一つの所に眼が行くと。小手を避けることを意識すると、『tiki』先生の言うように、知らず知らずに『待ち』になります。『ママ』先生が狙ってる『止まる瞬間』、怖いですね。止めたくて止まってるのではないのですが、でも止まっちゃうんですね、これが。『ママ』先生は、私が恐れている典型的な『女性剣士』ですね。昇段審査では、絶対に当たりたくないですね。
長くなりましたが、『大根ママ』先生、『ほおずき』先生、『とらのすけ』先生、『tiki』先生、『しま』先生、『剣道一本』先生、『ママ』先生、皆さま、本当にありがとうございます。女性剣士に待ち剣道になっている点は、確かに思い当たる所がありますので、改善するべく女性剣士とのお稽古を敬遠せず、気攻めで負けぬよう無念無想でまたやってみます。また報告します。
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