Re: 剣道人口減少・剣道精神衰退 ( No.1 ) |
- 日時: 2006/12/04 12:47:58
- 名前: ママ
- 悲しいことですね。
防具や竹刀を足蹴にするなんて。小学生なら、まだ許せますが。
木鶏さんは、剣道経験お有りですか?
私の通った高校では、昔のお話ですがまずそのようなことはありませんでした。先輩が稽古にお見えになれば、急いで走って先輩の椅子をお持ちして、指導者や先輩が稽古をつけていただいて、面をおはずしになる時は走って行って、面をはずさせていただいていました。
ですから、防具を粗末にする、挨拶しないなどもっての他。顧問の先生のおっしゃることは「絶対」です。まるで、兵隊のようかもしれませんが、それが当たり前だったのです。目上の方に教えていただいている訳ですから。
当然、指導者の方々は有段ですが、大学卒業で4段くらいから始まっていますが、段の問題ではなく、年の功です。
「指導者が椅子にふんぞり返って」は、私の高校では、指導者と言う方は上から私たちを見下ろす形。ですから、椅子にかけていました。ただ、とても当時大卒新任の方でしたから、私たちには強くおっしゃってましたけど、まわりの先生方には気を使っていらっしゃって、頭の低い方でした。
その代わり、私たちには「なんだ!今の試合は!!!」「やる気あるのか?」 「その態度はなんだ」などのお叱りをありがたく頂戴しておりました。とても怖くて、しかし尊敬できる指導者でした。
時代の流れでしょうか? でも、今でもそんなことないと信じたいですね。
|
Re: 剣道人口減少・剣道精神衰退 ( No.2 ) |
- 日時: 2006/12/05 00:11:02
- 名前: アッキー
- 私の地域では、必ずしも中学・高校の剣道部の顧問は、有段者とは限りませんね。下手したら教師になるまで剣道を経験した事ない方が顧問になっているケースが多々有ります。
そのような方が顧問になっていると、やはり基本的な部分が欠けてしまいがちです。一概に全員がそうだとは、言いませんが中には努力している方もいますので。 指導者と顧問は、違うようですね。 実の所、私が卒業した高校は私立ですが正直弱小剣道部です。 私が在学中は、まだ経験者が顧問でしたが現在は、剣道未経験の先生が顧問をしています。 幸い、その先生が真面目な方で夏合宿だけは、恒例で卒業生が集まり稽古をして、その夜簡単な反省会をやるのですが卒業生の中には、やはり地元の道場などで指導している方がいるので、そういう方に教わり勉強していますよ。それに変なプライドがなく我々の意見をちゃんと聞き悪い所は、直しています。 全部が、そういうわけにはいかないですが、これが現状です。 私達の道場の子供が通う学校でも顧問が未経験者で、親御さんに相談されるのですが、簡単に解決出来ないので、困っています。
|
Re: 剣道人口減少・剣道精神衰退 ( No.3 ) |
- 日時: 2006/12/05 02:02:03
- 名前: だみ声<
>
- 剣道人口が減っていることを嘆き悲しむより、増やす努力をしております。
子供の絶対数の減少に加えて、習い事の選択肢も多様化しており、更に子供も複数の習い事が当たり前で忙しい状況です。 しかも剣道経験者の先生が居ない中学校も多く、ウイークデーの継続的な指導が不十分な学校も増えてきております。 剣道精神を浸透させる時間もなく、精神面の指導もやりにくいのも事実です。
私の住む地域の中学校も現在先生で経験者の剣道部顧問は居ません。道場の指導者が、中学剣道部の指導者として関わるには、お互いのコンセンサスが必要です。 幸いにも我が地域では、顧問の先生と道場に通う小学生の父兄が知り合いだったため、中学校から道場に対して、指導してもらいたい旨の打診がありました。 指導者もみんながサラリーマンだし、行けるのは土曜日だけですが、「やってみよう」と言うことになり、現在3年が経過しています。町道場から3名の指導者がほぼ毎土曜日に出向いています。 当然のことですが、完全なボランティアです。
週1回の稽古でどれだけのことが出来るの? 更に学校という教育の場に道場剣道を持ち込んで教育上問題はないのか?等懸念材料もあると思います。 道場での我々の指導方針などが父兄を通じて学校に伝えられ「良識有る指導方針」と認知されてのものと理解しております。 いずれにしても週1回の3時間程度の指導で、大きく伸びるのは難しいもどかしさもありますが、生徒の中にはこれを機に道場に通ってくる子が増えました。 これは予期しなかったことですが、こういう子がやはり技術面でのびていき、昇段審査もクリアーしたりで、思わぬ効果も出ております。 こういった効果は、他の部員にも影響し、少なくとも土曜日の指導時の「精神訓話」や礼法なども実践されており、思ったより大きな効果があるものだと、喜んでおります。
確かに剣道部に入ろうという子は多くはありませんが、指導する側で出来る範囲での取り組みが実行されれば、廃部になる事態は避けられるのではないかと自負しております。 私事ですが、まもなく完全な年金生活になる時期を迎えつつあります。 老後の生き甲斐をどのように構築するのかと考えた時、中学の外部指導者として毎日登校させていただけたら、更に継続的に指導させていただけるのではないかとも考えております。 結果として少年剣道人口をいくらかでも増やすことが出来ていると思っております。
|
Re: 剣道人口減少・剣道精神衰退 ( No.4 ) |
- 日時: 2006/12/05 05:44:32
- 名前: しま<
>
- 確かに人数は減ってると思います。剣道部の数も減ってます。せっかく小学生で道場に通っていても中学で剣道部がないから他の部に入り、結局そちらが忙しくなって道場に来れない子が多いです。一方、剣道部がある中学で、中学から始めた部員が20数名もいる学校があって、でも教えるのは専ら先輩部員。礼儀作法より先ず竹刀を振り防具を付けるのが目標となり、先生の指導は殆どありません。同じ市内なので一級までの審査は同会場でしたが、5、6人落ちました。市民大会でも、やはり竹刀は跨ぐわ煩いわで困った始末。そこでうるさいオバチャンが、竹刀を跨ぐんじゃない!静かにしろ!と臨時に注意。ちなみにそのうちの一人に負けて長男は凹んでいたわけで…他のスポーツと違い剣道は、例え子供であれ礼儀を重んじるべき。でもそれを教えるのは大人。私たちの一挙一動を彼らは見ているんだと思うと、改めて襟を正します。段位が上がれば上がるほど、年を取れば取るほど、後輩の見本になるべく姿勢を崩さぬ事が大切だと心したいと思います。
|
Re: 剣道人口減少・剣道精神衰退 ( No.5 ) |
- 日時: 2006/12/05 19:36:55
- 名前: ひろ○○にぃ〜さん
- URL: http://bruce-lee.blog.ocn.ne.jp/
- 子供の教育は指導者次第だと思います。
そこの学校の生徒や道場の子供たちが行っている行動は、そこの指導者や先生の生き写しと言っても過言ではないと思います。 自分の指導している子供達が他の指導者に注意されているのであれば今一度自分の剣道を見つめなおすべきですし、それすら分からない指導者には「喝」を入れるべきです。 私も先日少年剣道大会の審判として会場に行きましたが、開会式でのマナーが悪すぎます!思わず子供達の近くまで行き注意しました。その時一番腹立たしく思ったのが周りの先生方です。「見てみぬ振り」や「うちの生徒じゃないから」がこのお粗末な結果に結びついていると思います。 この一時の注意でも指導者全体で心がけ改善していく必要があると思いますし、また日々の稽古でも注意することにより自然と身に付くものだと思います。 また、何かの話で聞いたのですが・・・地域の中学校や高校に指導者として行ける「資格」があります。私もその資格を取ることを進められました。そういった方々が地域の学校の部活の指導を行い子供達に正しいスポーツの精神など教えることも学校の先生の指導と違い良い刺激になるのではないでしょうか?一つ言えるのは指導者次第!子供達は指導者を選べません。そういった日本の教育体制にも憤りを感じます。
|
Re: 剣道人口減少・剣道精神衰退 ( No.6 ) |
- 日時: 2010/10/11 17:03:53
- 名前: 指導者かく有るべし
- まあ、これからの指導者は剣術の他に「宣伝術」も必要になると
言う訳ですな。
宣伝術の極意は「五関の話はすれども、麦城の話は絶対にしない」とか。 納得、納得。
|