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三年生になって
日時: 2008/03/18 13:06:24
名前: ユークリッド

こんにちは。私は、今年で三年生になる剣道部員です。
しかし、最近ある事を考えるようになりました。
それは、三年生になったら剣道部をやめようという事です。
私は全く上手ではありません。後輩の女子にすら惨敗するほどです。
このままではほぼ確実に後から入ってくる新一年に団体レギュラーは渡すことになるでしょう。
残された時間も少なく、進歩も見込みもない私にはこれ以上剣道を続ける意味が分からなくなってしまいました。
どうして、ここまで頑張らなければならないのか、何の為に続けるのか、今までの自分の剣道って一体全体何なのか。
何だか今まで自分がやってきた事全てに意味も自信も無くしてしまったように感じます。
どんな言葉でもいいので、何かあれば是非お願いします。

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Re: 三年生になって ( No.1 )
日時: 2008/03/18 14:42:01
名前: せらぴー

はじめまして、こんにちは。

ユークリッドさんは中学?高校?の三年生ですか?
私は30歳のおばさんですが、小学一年生から19歳ごろまでずっと剣道を続けてきました。学生の頃は負けっぱなしの時期や、グッと成長して勝てる時期、そしてまた低迷しつづけて・・・いましたよ。

 今振り返ると学生の頃って”あてる剣道”、”勝つための剣道”そんな感じで練習していたと思います。だから私も中学のときレギュラーになれなかった時ホント悔しくて家で泣いたりもしていました。でも今30歳になって思うことは、10年のブランクはあるものの「また剣道再開したいなぁ〜」って、”勝つ”事にこだわらず純粋に剣道に向き合いたいなぁって思っています。仕事、家事、育児を両立させて早く再開したいなって。

 確かに、レギュラーを後輩に取られることはとても悔しいし、剣道ってすぐに目に見えた進歩っていうのはない競技だと思います。
 でもあなただけではなく、多くの人もそう思って日々精進しようと努力しようと思っているのではないですか?
 今まで剣道を続けてきたことは決して無駄ではなく、続けてきたからこそ今のあなたがあるのだと思います。残された時間は少なくても逃げず、あきらめず、努力してみましょうよ。

 剣道って小さな子供からお年寄りまで、年齢も男も女も関係なくいつまでもできる競技です。今現在の”結果”にとらわれず、”経過”として最後まで頑張ってみませんか?
Re: 三年生になって ( No.2 )
日時: 2008/03/18 22:15:54
名前: ママ

私の中学の時の部活は、剣道部ではありません。運動部ではありますが。

で、あなたと同じくレギュラーでもなく、補欠でもありませんでした。しかも、毎日来ていたけど練習熱心ではない。でも、3年間続けました。結構、部活に関しては暗い3年間だったけなあ。特に、そのスポーツが好きでもなく、ただ興味があるだけって感じ。そのお陰で、高校で剣道部に入る決心がついたんだけど。

今、中学の部活を続けていて良かったのかと考えると、私は良かったの一言。無駄になることなんて、一つもない。あの時があったから、高校の3年間があるわけだから。もうね、高校の時は正直稽古が大変だった。中学で運動神経が良い子たちも初心者で入ってくるの。だから、人の何倍も稽古する。毎朝5時起きで1000本素振りからランニング、夜帰って来ても、同じく1000本素振りにランニング、腕立て、腹筋ってトレーニングを2時間くらいに今度は勉強するでしょ。でも、中学の時の事を思い出して、どんなに辛い稽古も大丈夫でした。1時間、ずっと休憩なしに先生に掛かり稽古したこともあるよ。もう、心臓飛び出そうだから、このまま倒れたいけど、中学の時を思い出し耐えられた。お陰で、高校は大将をもらえたけど。

レギュラーになれないからって、まだレギュラーになれただけいいじゃない。中学の時私は補欠にも、なれなかったんだよ。人生において、意味がないなんてことはない。それに、若いから間違ったら間違えたところから、やり直せば十分に人に追いつく。別のスポーツを、3年生で引退するまで、「私はレギュラーや補欠よりも、後輩たちに対しても慕われる先輩でいよう」と思ってた。

それは、高校に入ってからも変わらず、上下関係を大切にしてみんなに慕われるようにしたんだ。部活の先輩と後輩の間の妙ないじめをなくし、かといい気持ちの良い関係を築ける雰囲気を中学時代を反省して、高校の部活に取り込むようにしたし、目標なんて、今の問題があるからできると思う。高校の3年間は、中学の3年間なくしては、あり得なかったと思います。

ユークリッドさん、どう考えるかはあなたの問題だけど、辞めても辞めなくても、自分に負けてはだめだよ。
Re: 三年生になって ( No.3 )
日時: 2008/03/19 00:39:27
名前: 凛美優

『ユークリッド』さん。はじめまして。

あなたの悩みやお考えは、痛いほど分かります。私もかつて、あなたとほぼ同じ悩みに遭遇したことがあり、苦しんだ経験があるからです。

いろいろお話ししたいのですが、文字では限界があり、あれこれ言及することは止めます。しかし、経験者として、あなたよりも何年も先輩として一つだけ言います。

あなたが、決心するのならば、剣道部は辞めていいですが、剣道は止めないでください。他の道場にでも一人でも通って続けてください。

あなたが剣道部でやっている剣道は、私も含めこの国のあらゆる所で多くの方々が剣道人として取り組み歩んでいる剣の道とは異なるものです。レギュラーになるか否か、女子に勝つか否か、等、今のあなたの剣道部では、それらは大きな問題で、あなた自身の人格や積み上げてきた日々の足跡まで否定する程のものとなっています。それは、とてもつまらなく、小さいことです。あなたには、大きな可能性があります。それはお金では買えないものです。今、その瞬間にしかありません。自分が今いる環境が、自分の人生のすべてと勘違いしてはいけません。自分の気持ちや考え方次第で、あなたの人生はどんなにも変わるものなのです。

どうか剣の道を一緒に歩んでください。ゆっくりでもいい。自分のペースで。しっかりと。殺人剣ではなく、活人剣として。

また、ご連絡ください。お待ちしております。
Re: 三年生になって ( No.4 )
日時: 2008/03/19 07:43:38
名前: オッちゃん
URL: http://www.geocities.jp/gionbukenkai/

ユークリッドさん始めまして^^
剣道を続ける意味が解らない。
 心身共に鍛錬し、強い精神力と身体をつくり、世のため、人のためになるような人格を養うことが剣道修行の目的です。
それによって、心をみがき、身体を鍛え、技術を追求し習得する。
頑張ってきたことは、決して無駄にはなりませんので、剣道は続けてください。

進歩がないから?後輩に負けるから?
進歩がないから、後輩に負けて悔しいから稽古を頑張るのではないでしょうか?
例えレギュラーから外れても、共に稽古してきた剣友たちを心から応援することも大切なことではないでしょうか。

40才から剣道を始め3年、今だに小学生高学年には勝てません(笑)
だから私は稽古します。剣道を続けます。自分のために!
こんな私では説得力ありませんが、ゆっくり焦らず考えてください。
Re: 三年生になって ( No.5 )
日時: 2008/03/19 09:53:25
名前: ドラいもん

ユークリッドさん初めまして。

3年生になったら剣道辞めるなんて言わないで下さい―ヾ(>y<;)ノ
全部をいっぺんにクリアしようと思わなくていいんです。
1つ『今日』の目標をクリア出来るように、出来なかったら次の日も、毎日焦らず確実に自分のものにしていって下さい。
そしてその前向きな姿勢はきっと後輩に「先輩はスゴイ!自分も先輩のように頑張らなければ!」と思わせます。
今辞めれば「自分は下手」と思いこんだままですよ!
そんな学生生活の思い出なんて嫌ですよ〜、悲し過ぎます!(;´Д`A)

十人十色と言うじゃありませんか。
急に伸びる人もいれば、じっくり伸びる人もいる…。
あなたはじっくり、でも確実に「伸びる人」なのです!
…だって『剣道』を選んだ人なんだから。
大丈夫です!
まだまだ時間はあります。

私も一緒に頑張るよ!
ちなみに『左を制する者が剣を制す』が私のここ数ヶ月の最大目標。
片手素振りは日課です(^-^)/ マッチョな左腕になるのかな…
Re: 三年生になって ( No.6 )
日時: 2008/03/19 14:19:00
名前: ユークリッド

皆様、ご丁寧にお返事ありがとうございます。感謝です。
後三ヶ月、残されたわずかな時間を有効に使える術を考えていこうと思います。
私が団体戦のレギュラーになれたのは元々レギュラーにいた一人がアキレス腱を傷めてしまい、剣道を学生の間は出来なくなってしまったからなんです。
元々、実力もそれほど無く、何より実戦経験の少ない私では二本負けが関の山です。練習試合でも、強力なレギュラーメンバーの中にヘナチョコな私が混じっていつも私だけやられてしまう状態です。
私はそれほど期待されておらず、実質四人で団体戦をしている感覚です。
そうやっていくうちに、なんだか疲れてしまいました。練習試合も憂鬱なままやりますからいい結果など残せるはずがありません。
勝ち負けにこだわる他の部員と私との間に開いていた距離は開く一方です。
私は、ごちゃごちゃ考えるのは苦手です。プレッシャーにも弱い。ただ、のびのびと剣道を楽しみたかった。
勝ち負け第一の学生剣道には、私のような人間は不向きなのでしょうか。
厚かましい事承知で、どんな言葉でもよいので、何かあればお願いできますか。
Re: 三年生になって ( No.7 )
日時: 2008/03/20 01:17:20
名前: 大根ママ

高校生の方だと思います。そのつもりでカキコします。
違ったらごめんしてください。

高校剣道は結果が全てというところがありますから
とても気持ちが分かります。
レギュラーにいなければカス扱いですものね。
でもそれは「そこから這い上がって来いよ」と言う顧問の気持ちだったかもしれませんが。
これは長男の学校の話です。
弱い部員は「辞めろ」と言われてるようなもんだ。と思うケースがありました。顧問の勘違いでしたのに、小さい頃から剣道してた友達は結局辞めました。
友人のお子供さんは、別の学校のラグビー部。「この大会で勝てたらストレートでの大学は諦めてくれ」と、顧問に言われた。との事。
次男の学校では、試合の近いラグビー部は修学旅行途中帰宅。・・これはいい思い出かな。。

辛い気持ちがなんかとても分かるので
「続けなよ」と言えない。
ただ後三ヶ月、たった三ヶ月。それを嫌な思いをしてまでここまで来たのに、後残り少ない時間を途中で終わらせるのは悔しい。
ここまで来たんだ。。この三ヶ月自分なりに悔いを残さずやれないだろうか?後輩にレギュラーとられても・・それでも・・泣いても・・それでも・・自分なりにやってやる!と思えたらいいなあと祈ります。

こんな私も剣道ではないけれど、ずっと負け続け・・でも自分を信じて
同じ相手に6回挑戦したことがある。7回目に勝てたけど8回目は負けるかもしれない。
勝った時点で自分にお疲れさんと言いました。もういいよ。。。自分なりに頑張ったんだ。
そしてそれは随分昔のことだけど、今でもにっこりと思い出せるよ。
自分の人生を彩るって、そういうことなのかなと思う。

ユークッリドさんが、ずっと後になって「思い出すのも嫌だ」ではなく
負け続けたけど、苦しかったけど、あの時自分は最後までやり通したんだ。
と思えるものがあればきっとそれは力になると思んだけど。

ナナムジカの「継却、継却<くるりくるり>」と言う歌をご存知ですか?
「自分らしい生き方を、這いつくばっても貫いて貫き通そう」って歌詞があるのですが大好きです。
なかなか出来ない弱虫だからこそ!!



Re: 三年生になって ( No.8 )
日時: 2008/03/20 02:02:17
名前: 凛美優

『ユークリッド』さん。

私、高校生の時、剣道部に所属してましたが、部員は少なく、1〜3年で5名でした。剣道の有段者は私と1年上の先輩だけで、あとの3名は実質初心者でした。その3名の中にA君という同級生がいて、その人のことを時を超えてご紹介します。

彼は、ハッキリ言って運動も身体能力も低かった。身体も高校生なのにとても小さく、性格も弱かった。勉強も私よりかは上でしたが、率直にデキは悪かった。モチロン彼女もいないし、夢中になる趣味もなかった。もう何のとりえもない、何で生きてるんだろって自分で言っているくらい、何もない空気のような存在だった。でも唯一、彼は私を友達にしてくれて、毎日、毎日、剣道の部活に来ていた。朝連も居残りもいつも参加してた。剣道は、ドが付くほど下手だったけど、防具や竹刀をいじったりして、それなりに部活を楽しんでいたようだった。そんな彼が、突然、自分は身体が小さく手も中学生のように小さいから、自分に合う小手をお小遣いで買うと言い始め、鹿皮と紺皮の3mmミシンの高級品をバーンと買ったことがあった。彼なりに剣道好きの私に合わせてくれていたのだと、内心とても嬉しかった。彼は剣道は下手だったけど、人数の都合でいつも選手だった。しかし高校生活に出た試合のすべてに負け続けた。3年生の夏、高校生最後の県大会団体戦。前回3位の強豪校と対戦。彼は、個人戦3位のスーパー選手と中堅で対戦した。誰しもが秒殺だと思ってた。はじめと共に相手は飛び込み面を放った。彼はおっかなびっくりで両目をつむってとりあえず出小手を打った。すると身長差のせいか、たまたま当たって一本になった。会場がどよめいた。本人も信じられない様子で若干興奮気味。二本目の直後、これまた両目を閉じながら飛び込み胴を彼が打ったら、またまた偶然相手の胴に竹刀が当たり一本になり、正味7秒位で、奇跡的に強敵選手に勝った。高校生活で剣道の試合で勝ったのはそれが最初で最後。たった1回だけ。たとえまぐれでも、彼は涙して喜んでた。皆、感動して自分のことのように喜んで騒いで大暴れした。

一昨年、20年ぶりに帰郷してその時の顧問の先生と一人の先輩と会って、一緒に稽古しました。A君は来れなかったけど、20年も経っても、その時の感動が忘れらず、食事をしながら盛り上がりました。とても貴重な思い出になっていたのです。

『ユークリッド』さん。勝ち負けのこだわりもいいじゃないですか。気にせず正々堂々と普通に試合に負け続ければいいじゃないですか。プレッシャーに弱くてもいいじゃないですか。怖くて足を震わせながら試合すればいいじゃないですか。袴で隠れて見えませんよ、どうせ。

それでも続けていれば、きっと一回位は、何か感動することに遭遇するはずです。その一回が何十年経っても忘れられない貴重な思い出になるのです。何も短絡的に近視眼的に見て悲観的に考えることはありません。何十回試合に負けても、関係ありません。逆に何十回勝っても同じです。要は、自分の人生にしっかりとした感動の思い出をどれだけ刻むかが大事と、私は思うのです。

また、向き不向きと言えば、人間は不向きなものの方が圧倒的に多いのです。ですから、不向きだと感じることを重くとらえる必要はなく、向いている何かを一つ探し当てればそれでいいのです。それはあらかじめ向いていると分かる場合と、事後的に後になってやっぱり向いてたんだと分かる場合があります。ですから何事も拙速に判断してはダメです。力を抜いて気持ちに余裕をもって自分と自分の周りをよく見つめてみてください。

最後に。自分を守ることが出来るのは自分だけです。物理的に誰も身代わりにはなれません。ですから自分で自分を否定的にとられるのは、自分が可哀想です。いい意味でしっかりと自分を自分でかわいがってください。
Re: 三年生になって ( No.9 )
日時: 2008/03/20 22:39:18
名前: だみ声< >

ユークリッド君
みんなが君に真剣に「剣道やめるんじゃなーーーい!」 と言う気持ちをそれぞれの表現で語ってくれてますね。それぞれの方が感動的に語ってくださってますね?

あと3ヶ月で三年になる? と言う事は6月と言う意味でしょうか? それとも大会が6月から始まるという事ですか?
いずれにしてもその頃剣道をやめようと思っておられるようですね?

君の最初の文の以下の部分が気になりました。
 >ただ、のびのびと剣道を楽しみたかった。
のびのびと剣道を楽しむとは、どういう事でしょう?
1) 稽古をのんびりやる。 適当に疲れる程度の稽古で、息切れしまくりの稽古はいやだ。
2) 走り回ってフラフラになる稽古でなく、やりたい時にやる剣道を楽しみたい。
3) かかり稽古のような一見暴力とも思えるような稽古は避けていたい。
4) 勝負のない剣道を優雅に稽古したい。

以上の言葉を「仕事」に置き換えてみましょう。
1) 仕事をのんびりやる。適当に疲れる程度の仕事で、時間に追われる仕事はいやだ。
2) 走り回ってフラフラになる仕事でなく、やりたい時にやる仕事を選びたい。
3) 徹夜でやる仕事のような一見過労とも思えるような仕事は避けていたい。
4) 競争のない世界で優雅に仕事したい。

こんな仕事って、楽しいだろうか? 仕事の「達成感」って味わえるだろうか? 第一そんな「楽勝」の仕事ってどこにあるのだろう?

以上です。
僕が言いたいのは、「楽しむ」ためには、「真剣に」やる必要があり、「辛さ」も楽しさになるという事です。

試合には「勝たなければならない」と思い詰めることはありませんし、稽古は「勝つため」だけのためにやるものでもありません。 しかも試合で「負けたい」とは思わないでしょ?

極論を言えば、稽古は技術的に「強く」なるためだけにやるのでは不十分で、同時に精神的に「強く」なる必要があると思いませんか?
剣道に限らず、どんなスポーツでも「精神的」にも鍛えられて初めて、「強く」なって行くものです。

負けることはとやかく言われがちですが、自分の信念の中に、「精神的」な強さが成長しておれば、試合に負けてもなにも卑屈になることないはずです。後輩が技術的に追い抜いて行っても、全く気にすることないと思いますよ。

試合は所詮「ゲーム」なのです。
でもゲームの稽古をすることによって、工夫する力や、相手の動きを見る洞察力、我慢する力、雰囲気を読んで対応する応用力などを身につける訓練をしていると思えば、稽古の内容にも工夫が加わるはずです。

こんなこともこれからの人生にどう生かすかと考えてみると、今簡単に剣道やめるより、もう一度じっくり考えてからでもいいのではないかと思います。
Re: 三年生になって ( No.10 )
日時: 2008/03/21 02:11:31
名前: いなけん

ユークリッドさんこんばんは!
これだけ皆さんが心配、また思い思いの声を聞かせてくれたらありがたいですよね。

いまどき、こんなに真剣にいろいろアドバイスくれることは、なかなかないと思いませんか?

私は今年42歳になる剣道再開者ですが、ユークリッドさんの悩みや思い、皆さんの書き込みを見て、他の方のように立派なことは言ってあげられませんが、すこし偉そうにアドバイス!

そりゃ剣道は、試合で勝ったほうが良いですよ、レギュラーにもなれたほうが良いですね。強いほうが絶対いい!と思います。

でもね、試合で勝つのもレギュラーになるのも、強いのも全部”結果”です。わかります?

そりゃ物事は結果がよいほうが良いに決まってますが、もっと大事なことはプロセスですよ。

仕事でもそうです。結果だけ残してる人より、結果はなかなか出ないけど一生懸命がんばってる人は必ず評価されます。一面的にはわからなくても、必ず誰かがそんな姿を見てくれているもんです。

僕もあなたの立場なら、嫌になってやめてるかもわかりませんし、今の自分だから言えるのかもしれません。

多分、今の自分だからいえるんだと思います。

でも、他の皆さんもそういった経験や同じような考えを通り過ぎて、アドバイスを下さっているのですから、少し考えてみてはいかがでしょうか?

負けても下手でも、補欠でも最後まで一生懸命やりぬくのって、めちゃくちゃカッコいい事ですよ!途中でやめるよりほんとカッコイイ。最高に素敵な姿です。と思います。

結果だけにとらわれて、物事を判断するのは、気持ちはわかりますがあなた自身の可能性を否定しそうでよくないと思います。これは、剣道のことだけじゃなくね。
世の中残念ながらうまくいかないことのほうが多いんだから。

是非是非、皆さんの意見も読み返して、よーく考えて、自分自身で後悔のないような結論を出してください。




Re: 三年生になって ( No.11 )
日時: 2008/03/21 23:06:34
名前: くるお

ユークリッドさん、こんばんわ
なぜあなたがそこまで勝ち負けに拘るのか分かりませんが私見を述べさせていただきます。
団体戦で自分より他の4人の方が強いということですが素晴らしいことではないですか!思いっきり自分の剣道をすればいいんです。あなたがいなければ不戦敗で即2本負け決定です。あなたが出ることによって2本負けが1本負けになるかもしれないし引き分け也かもしれない、ひょっとしたら勝つかもしれないという可能性があるんです。試合前から私は弱いからとかどうせ負けるからとかという思いが他の選手からすると1番腹が立つんです。とにかく試合開始から終了まで勝つための努力をし執念を持ちましょうよ。あなたのポジションが分かりませんが先鋒か次鋒であれば負けても後の選手が何とかすればチームは勝てるんです。あなたが弱いのはあなた以上に周りの選手が分かっています。気にしなくてもいいです。でもあきらめたらだめなんです。
後輩に負ける?それも気にしないでいいんです。勝ち負けだけで後輩はあなたをバカにしたりなんかしません。途中であきらめたり中途半端なことをするからバカにするんです。あなたは一生懸命努力している人をバカにしますか?そうではないでしょう。みんな一緒でですよ。
あと3カ月だったらその3か月間思いっきり必死にやってみてください。
絶対にいいことがあります。
でもやる気がないのならやめてもいいかもしれません。
他の選手に迷惑がかかるといけませんから・・・
やる気もなく稽古参加しているとけがの原因にもなりかねませんし・・・
他の諸先生方と同じく私も出来る事なら続けてほしいと思います。
でもやる気がないのであれば仕方ないのかなとも思います。
もし、あなたが少しでもやる気があるのなら精一杯必死にやってください。
それがあなたの所属する剣道部にとってもあなた自身にとっても一番いい方法だと思いますから。
最後に一つだけ付け加えます。
剣道がしたくても出来ない人もいます。公式戦に出たくても剣道部が無い学校に行っている人もいます。そういうことも含めて一度考えてみてください。剣道ができるって幸せなことなんですよ。
Re: 三年生になって ( No.12 )
日時: 2008/03/22 00:11:54
名前: だみ声< >

くるおさん ありがとう!
僕の言い足らなかった部分を、お書き頂きありがとうございます。

ユークリッド 君

こんなにみんなが君のために「よかれ」と思うところを書いてくれました。

今はこのままやめるかもしれないけれど、ここに書かれた様々な言葉を覚えていてほしい! 10年先か 15年か、20年かそれは分らないけれど、君が「分かった」とき、再び剣道を始めるかも・・・
Re: 三年生になって ( No.13 )
日時: 2008/03/27 10:11:44
名前: ママ

ユークリッドさん、こんにちは。

みなさんとてもいいこと書き込みして下さってますね。
私も、勝ち負けにこだわると言うより、楽しさのために辛いことをするってのがいいですね。

昔勤めていた会社の社長がおっしゃってました。「自由闊達な社風を」と。
これを勘違いした社員がいまして、「自由勝手」って。

わかりますか?

これと同じく、楽しいことを求めると当然辛いこともある。その上に人より楽しいことがあるんです。

あなたが求める剣道は、「勝ち負けにこだわる学生剣道ではない」のであれば、「のびのびとして、楽しく和気藹々とした剣道」かな?であれば、それを追い求めることですよ。あなたが、ションボリした顔していたら、きっと部員全員が、しかめっ面になるでしょ?ニコニコしていたら、「ユークリッドさんは、のびのび楽しくやりたい派」ってあなたのスタイルを理解してもらえると思うよ。部活の中で議論をしたわけだから、後はニコニコ稽古をしたらいい。多数決で、一人違っても、いいと思う。

あなたが言う学生剣道だって、やっている人はプレッシャーに押される。でも、のびのび剣道だって真剣にやれば同じこと。でも、どれも正しい。

ただ、ここで部活を辞めたなら?
たぶん、部活のお友達は、多数決の論理で心の中で「ああ、やっぱりね」と思い、もしかしたらあまり話してくれなくなるかもしれない。何十年も経過した時、話してみたら「良かった」って思うこともあるのに、なくなるのって寂しいよ。
その代わり、その選択をしたなら、あなたのまた新しい道を見つけないと、心の中のしこりを取って、そっちに熱中すること。

きっと、ユークリッドさん、とても悩んでいるんだろうね。オバちゃんから一言。「悩みとは、心を強くする過程である。」って。ここを脱出したら、楽しいことが待っているよ。
Re: 三年生になって ( No.14 )
日時: 2008/03/31 14:02:46
名前: ユークリッド

返信遅れて申し訳ありませんでした。
皆様の温かい励ましの言葉、とても感動しました。
色々と考えたのですが、私はこの春休みで部活を辞める事にしました。
私は、もはや部活には必要の無い存在なのです。むしろ、邪魔なのです。
今、私と他の男子との仲は決してよくありません。特に、そのうちの一人とは最悪で先日も私のミスのせいで迷惑をかけさせてしまい、ボロクソに言われました。
どうしてお前みたいなのがここにいるんだとまで言われてしまいました。
私は、言われた事は守れないし失敗ばかりするし、下手くそだし、審判もろくに出来ない・・・どうしようもなくダメなのです。
どうせ、私が抜けてもすぐに優秀な一年生が私の穴を埋めるでしょう。だから、私が部活にいても何の意味も価値も無いのです。
周りの足手まといでしかない私は、今が潮時だったのです。
本当に、皆様の言葉はものすごい励みになりました。この数日だけでも頑張れたのは、皆様の言葉があったからこそです。
ですが、ただいても周りに迷惑をかけるだけ、私もこの部活にいても辛い事しかありません。ならば、これ以上自分や仲間を追い詰めない為にも、ここで辞めます。皆様のご期待と温かいご声援に反してしまい、大変申し訳ありません。
この高校生活での部活の成果は、悲しいですが剣道を嫌いになったことでしょう。それ以外に何も得たものはありませんでした。
最後に、何度も言いますが私の愚痴にここまでのお言葉をかけてくださった皆様方、本当にありがとうございました。
できれば、もっと別の形で剣道と出会いたかったです。
Re: 三年生になって ( No.15 )
日時: 2008/03/31 21:52:40
名前: だみ声< >

ユークリッド君の今回の選択は、僕らの望んだ形にならなかったようだけど、それも「あり」と言う事にしなければなりません。

>もはや部活には必要の無い存在なのです。 むしろ、邪魔なのです。
>下手くそだし、審判もろくに出来ない・・・どうしようもなくダメなのです。
>だから、私が部活にいても何の意味も価値も無いのです。
>部活の成果は、悲しいですが剣道を嫌いになったことでしょう。
でも、僕は上の4行にあるような発想はしないでいてほしいし、ネアカの君に早くなってほしいとの願いを込めてアドバイスしたつもりです。

ネクラの発想をすると、ネクラになります。その反対もしかりです。
少し遠まわりすることになるけれど、そのうち分かる時が来ますから、しっかり自己表現しながらお進みください。
Re: 三年生になって ( No.16 )
日時: 2008/03/31 22:04:07
名前: 大根ママ< >

お返事を待ち焦がれておりました。。

ちょっと・・悲しい!!
いや、随分悲しいかな・・!!

でも貴女は貴女なりに頑張ったんだよね。。

もしもまたなにかで躓くようなことがあったら
この掲示板の皆様の言葉を思い出してね。。

ただ回りの人間はともかくも、本当は剣道ってそんなものではないと思います。もっと純で崇高なものだとおばさんは思っています。
剣道は嫌いにならないで欲しい。。と、、切なる願いです。

Re: 三年生になって ( No.17 )
日時: 2008/04/01 17:26:51
名前: ユークリッド

皆様、返信感謝します。
今は、体調を崩しているので部活には行っていません。
この一週間ほど休んで、ゆっくりと考えてみようと思います。まだ続けるか、本当に辞めるかどうか。
本当に、ありがとうございました。
Re: 三年生になって ( No.18 )
日時: 2008/04/01 21:48:55
名前: いちわ

今初めてユークリッドさんのスレッドを拝読しました。

私も既出の意見ですが「剣道部はやめても、剣道はやめないでね」でしょうかね。

途中で思うところあって、しばらくお休みしてもいいと思うのですよ。
どのくらいのブランクがあっても、それが「いつか、再びの剣道との出会い」になればいいと思います。

そもそも剣道は「やめる」性質のものではないと思いますよ。
ていうか、か、どちらかというと、剣道そのものをやめる、やめない、の論点より、自分の存在価値の否定みたいな考え方をしていることの方が、私は気になります。

たまたま今の環境が「剣道を嫌いになっただけ」の悲しい出会いになってしまっているようだけど、「とき」が来ればまた新たな「剣道との出会い」がありますって。
今の状態だけで「剣道そのものを嫌い」とはならないでね〜?

人生どんなことも無駄にはならないようにできてるらしいですよ。
どんな嫌なことも、嫌な奴も、嫌な環境も、全てあなたに必要だから巡って来るんだと思いますよ。
この世にあなたが生まれたのも、あなたという存在、あなただけの性質が、あなたの周りの全てに必要だから、あなたとして生まれたんですよ。
それが、どんなに自分で自分を卑下している「あなた」であろうと、です。

渦中にいていろいろ考えている間は、なかなかスパークしない言葉かと思いますが、いつか振り返ったときにわかっていただけるといいなぁと思います。

ごめんね、私、剣道的言葉ではほとんど語れません。
お門違いなコメントかも知れませんけど、許してくださいね。
Re: 三年生になって ( No.19 )
日時: 2008/04/01 22:01:24
名前: ママ

ユークリッドさん、もしかして剣道部の中で「イジメ?」に遭われたのかな?

剣道とは限らず、部活の中ではイジメと申しますか、そのような事は昔から大なり小なりあります。こんなこと書いたら、「学校教育における部活動は・・・」と論じる人がいるかもしれませんね。

中学の時に所属していた部活動は、まさにそう。私も、辛かったり、悩んだりしました。母が見かねて「辞めたら?」って言ってましたけど、辞めなかったなあ。意地があってね。自分が許せなくなったり、存在が必要ないんじゃないかと考えたりで、暗い話になっちゃうけど、夜中に寝ぼけて遺書めいた物書いたってのもありました。目が覚めて「あ、何てこと書いたんだろう」って。

部室が泥棒に遭って、私の道具が盗まれて見つからない。友達のも、体操服を切られたり、道具を傷つけられたりだったんだけど、私のだけがないのよ。犯人は「先輩?」って考えてみたこともあったなあ。

でさ、結局中学の時の部活は消極的参加だったんだけど、3年になってからは、気持ちの切り替えができていて、「私の悪い所を改めて、それでもダメなら・・・」と考えるようにした。ところが、何しろ3年生だから、夏の中体連までには間に合わないし、消極的参加の私が突然変わろうったって、やっぱり時間を費やす。それで、友達の良いところだけを見るようにした。悪いところは、見たってなんの意味もなさないから、良いところだけをマネする。元々強いわけじゃないから、夏に間に合わなくてもいいじゃないって感じ。
だから、レギュラーも補欠もなれなかったよ。

でも、良いところを見つめたお陰で、高校の3年間をその事に集中したら、自分にとっては満足いく結果が出た。

だから、ユークリッドさん、きっと悲しい目に遭われているのかもしれないけど、貴女の「道」は、きっと明るい未来があるように自分で開いてね。

今、貴女の目に見える剣道は、悲しい剣道かもしれないけど、剣道だって、本当はそんなに悲しいもんじゃない。

ちなみに、中学の時の部活は消極的だったけど、同じスポーツを社会人になって、しばらくやっていたことがあって、その時は私上級者と言う形になってました。あの、中学の時の悩みが嘘みたいでしょ。中学の友達は知らないよ。今じゃ、右肩を壊しているので、無理はできないけど。

人って、「ダメだ」と思っている時は、結果が伸びない。でも、その悩みがないと、前に進めないんだね。悩みを解決できるのは、一番は自分。他人じゃない。「打破」って言葉があるよね。自分が自分を打ち破るってことだよ。

大きな壁に当たっているんだよね。ユークリッドさん。春休みにゆっくり考えてみて。決して、自分に負けないようにね。
Re: 三年生になって ( No.20 )
日時: 2008/04/01 23:11:32
名前: 凛美優

あの・・・、すみません。『ユークリッド』さんって・・・、

男性なんですか?女性なんですか?念のため。

皆さまのコメントを拝読していて、ふと思いました・・・。
Re: 三年生になって ( No.21 )
日時: 2008/04/02 16:40:37
名前: ユークリッド

皆様、返信感謝します。
>凛美優さん
 私は男子です。わかりにくい文ですみませんでした。
Re: 三年生になって ( No.22 )
日時: 2008/04/02 19:46:57
名前: 大根ママ< >

すいません。。
女の子かと・・思ってしまいました。
お許しあれ。。
Re: 三年生になって ( No.23 )
日時: 2008/04/03 10:48:20
名前: ママ

ありゃりゃ、わたしも女性と勘違いしておりました。ゴメンナサイ。
Re: 三年生になって ( No.24 )
日時: 2008/04/04 03:08:05
名前: だみ声< >

ユークリッド君に最後の一言を書かせていただきます。

いかなる場合も、「楽な方」を選ぶのが常です。そのために「科学文明」が開発されて、発達してきたのですから・・・。

だからこそその反面として、「心身を鍛える」ために「修行」があるのです。
企業の発想法でいえば、「創意工夫」が要求されるのです。会社が抱える問題点を「ブレークスルー」するために、さまざまな「開発」が行われて便利な製品が売り出されていくのです。

剣道(だけとは言いませんが)で修業したあの「経験」が社会人になったとき、「体育会系」人間の頼もしい行動力の結果「開発」が実現されて「製品」を世に送り出すのです。
ここでは「楽な方」を選んだら「敗北」しかありません。実社会の現実です。

今の状態をもとに、将来を結論付けるのではなく、将来に掲げた目標のために、今何をしなければならないか? という発想法で物事をとらえる生き方を模索してほしいと思います。

ここに最初に君が書き込んだ瞬間から、「現状のとらえ方」は大きくかじ取りされて、「精神力」を前向きに成長させるチャンスに巡り合ったのですよ。


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