Re: 日本武道館 ( No.1 ) |
- 日時: 2008/04/13 22:04:17
- 名前: だみ声<
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- 審判の心得の中に、「多くの審判を経験して反省と研さんに努める」と言うのがありましたね。 しま母さん、46試合の審判お疲れ様でした。
三所よけ・・・ 僕の指導では、この「構え」と言うか竹刀の持ち方は「恥」と思え! と話してます。 三所よけで、打たれないようにするぐらいなら、潔く打たれてこい! と不機嫌に言います。 三所よけで勝つより、正しく正眼で気持ちよく勝って来い、と話してます。 もちろん負けることもありますが、そこまでして、勝ちにこだわりたくありません。
くしくも僕の県では、先月行われた試合の審判会議で、三所よけは厳しく「反則」として申し合わせましたし、審判長から試合前の注意事項で、そのことを選手たちに伝えました。 僕のコートでは、目立った三所よけによる反則は、ありませんでした。
選手が三所よけをやることより、指導の中で試合中打たれにくい構え方として三所よけが指導されているようならそれこそ「大間違いだ」と思います。実際の指導で「三所よけ」を取り入れてるなんてことがあるんでしょうか?
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Re: 日本武道館 ( No.2 ) |
- 日時: 2008/04/14 22:26:02
- 名前: 兵庫助<
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- URL: http://www.kcc.zaq.ne.jp/hiranokendo/
- 46試合も審判されたとは、本当にお疲れ様でした。でもしまさんの審判技術の向上と剣道修行に大きく役立ったことと思います。
三所よけ、私も好きではありませんし、正しい剣道の普及のためにも決して望ましいことではないと思います。 そもそも、中段の構えは、攻防どちらにも優れ、構えを崩さない限り隙のない構えですから、三所よけのように構えを崩すのではなく、正中線を守りながら、相手の攻撃を制するのが、もっとも好ましい剣道の姿だと考えます。
審判の意義は、勝敗の事実を審らかに判定することに加え、剣道のあり方を望ましい方向に導いていくことにあると考えます。したがって、そのような試合態度をとる子どもたちを指導して、正しい剣道を身につけさせることも審判員の重要な任務ではないでしょうか。
剣道試合・審判規則第1条(目的)の中に「公明正大に試合をし」とあり、第17条(諸禁止行為)7号に「その他、この規則に反する行為をする」があります。この第17条7号については同細則第16条に「次の各号などをいう」とあって、「1.相手に手をかけまたは抱えこむ」など7つの行為が示されています。しかし、この規定は「など」とあることから、あくまで例示であり、7つの行為に限定されるわけではありませんから、規則第1条の中の「公明正大に試合をし」に反する行為と解釈して、反則とすることが可能であると考えます。
瞬間的な動きは別としても、あまりに見苦しい三所よけは反則をとりつつ、三所よけに対する有効打突の要件を満たした逆胴は躊躇せず、積極的に有効打突としてとっていく審判をしていけば、徐々に是正されていくのではないでしょうか。 そういう意味でも、審判員の任務は非常に重要なものだと思います。 恐らく、だみ声先生が書いておられる大会でも、そのように解釈し、剣道を望ましい方向に導くために、厳しく反則とすることを申し合わされたのだと思います。
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Re: 日本武道館 ( No.3 ) |
- 日時: 2008/04/15 06:55:19
- 名前: しま<
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- だみ声先生、兵庫助先生、ありがとうございました。私が見たのは、誰かのを見て真似してるうちに癖になったという感じで、大人の試合でもたまにやってますよね。やっぱり大人をよく見てますから、大人がきちんとした剣道をしないと、正しい剣道が伝承されない、と改めて自らを正す気持ちにさせられました。先日「女子審判講習会」で、講師の先生が「自分が剣道をすることによって幸せにならなければいけない。そして、それを伝承していかなければいけません」と仰ってました。私も今までは、自分が楽しければいいや、なんて思ってましたが、少年指導において、何か私に出来ることを伝えていきたいと思い始めました。これからも頑張ります!
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Re: 日本武道館 ( No.4 ) |
- 日時: 2008/04/16 00:39:51
- 名前: 凛美優
- 『しま』先生。
私は、その大会には出席しませんでした。すみません。 でも、その『女子審判講習会』の講師の先生、いいこと言いますねぇ。 私も、その教えを肝に銘じて頑張ります。ありがとうございました。
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