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総体前の練習試合で・・・
日時: 2008/04/20 23:18:48
名前: 銅鏡

皆様、こんにちは。
私は今年で高校三年生になる剣道部員です。
私は、団体戦では大将です。
しかし、先日あった練習試合。相手は一年生で、はっきり言ってそれほど上手ではありませんでした。
しかし、私はその一年の人と二回試合をして二回とも負けました。
しかも、同じ小手抜き面です。
総体まで後わずかのこの時期に、完全に自信を無くしてしまいました。
先日までは、少し楽しみだった総体が今は恐くて恐くてどうしようもないです・・・・。

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Re: 総体前の練習試合で・・・ ( No.1 )
日時: 2008/04/21 00:37:03
名前: だみ声< >

銅鏡さん
同じ一年生に、同じ抜き技で2回負けたのがショックなのか?
今までにこのような負け方はなかったのか? ここで言う一年生とは、今年入学した新入生なのでしょうか? 等が分からないのでコメントしにくいですね。 あまり強くない1年生と言うのはどこでわかりましたか?

小手抜き面でやられたそうですが、同じ部内での試合や、地稽古でも小手抜き面でやられてませんか?
面、体当たりで、相手を後退させて、下がって行く相手に追い打ちの「面」を打ち込む稽古をしてますか? というか体当たりで相手を後退させる、「勢い」のある体当たりをしてますか?
いつも面体当たり、引き面の約束稽古みたいになってませんか?
抜き技がきれいに決まるのは、打ち込んだ人の前進の勢いがない時です。 勢いが良ければ、抜いて打ち下ろした竹刀は、元打ちになるか、当たらないか、空を打つかのどちらかで、一本になりにくい場合が多いです。
まして、相手が小手に誘っているとき、それに乗って勢いのない前進で小手だけを打ったとしたら、「抜き面」イタダキーっにならない方がおかしいですね。

あれこれ書いてると長くなるけれど、
1. 誘いに乗らない
2. 誘いか、隙かを見抜く力をつける
3. 打突時は、強烈な体当たりか、素早くすれ違うように勢いよく突進(前進)する。
 (これかなり大切)
4. 小手のみの打突はせず、抜かせないよう小手面の連続技を主とし、「ここぞ!!」で
   小手を決める戦い方を組み込む。

この一年生が、君にうまく小手に誘いをかけたとしたら、「あなどれない」相手だったのじゃないですか?

自信喪失を克服するには、稽古で「突進」するのが、まず必要だと思います。 そして勢いのあるガチンコの体当たりですね。
ガチンコの稽古、稽古、稽古、稽古、あるのみです。
Re: 総体前の練習試合で・・・ ( No.2 )
日時: 2008/04/21 23:13:14
名前: 凛美優

『銅鏡』さん。はじめまして。

小手抜き面という技は、相手が自分の小手を打ってくるところを一歩引きつつ上に手元を上げて振りかぶり、相手の小手技を空に抜いて、相手の面を上から打ち落とすという形の技ということでいいでしょうか・・・。いろん呼び名をつけておられる方が散見されますので、念のため確認。

恐らく抜かれるということは、明らかに、
@ 間合いが遠い状態から打ち始めている(あるいは相手に読まれてる)
A 自己の攻めの姿勢と気分によって、相手の気持ちに剣道四戒の気持ちを
 生じさせないまま、相手の反応にはおかまいなしで、一方的に反射的に
 スピードだけで打ちに行っている、
B 技として打ち切っていないのに小手打ち一つで技が尽きている、
以上3点が原因だと思います。

もっと強く剣先を効かせて低く抑えて攻め入り、小手技を抜こうとして手元が上がった相手の小手を逆に突っ込んで打ち込むっていう感じで、深く鋭く攻めて体制を崩さずに打つ、ということに意識を置けば、なかなか抜かれるということはないと思います。自己の攻めた結果、相手がそれにどう反応したかを0.数秒間、瞬間、観察する眼を養えばいいのではないかと思います。動作として、動き始めて攻め込みと打ちが、自己の気持ち的に連続一線化していると、相手に自己の動作を読まれるだけで、相手に自己の動きを容易に予見されてしまいます。

よくよく観ることが重要(高校生なら、恐らく観見の目付というのをご存知でしょう。確か私、3段の筆記試験で出た記憶があります・・・。20年位前ですが・・・。)です。一方的に打ちっぱなしで、何回か打ったらそのうち何本か当たったという偶発性を追求することはよくありません。打突するべくして打突することを目指せばよいのではないでしょうか。

ちょっと意識するだけで、若い人は普通に誰でも出来るようになりますから、重く考えず、気楽に試してみてください。あまり自信をなくすところではありません。単に技術的な情報を知っているかいないかの問題ですから・・・。
Re: 総体前の練習試合で・・・ ( No.3 )
日時: 2008/04/22 11:59:32
名前: 旧牛若丸

胴鏡さん
 
 逆転の発想という手もありますよ。
 大変難度の高い技ですがやって見ますか?
 あえて相手が好きな又は得意な小手抜き面を出させ応じる技です。
 まずお互いの竹刀が少し交わる距離から左足は固定したまま(左足を
 前に引きつけると間合いが近くなる為、必ず固定しておくように)
 右足のみ前に踏み込み小手を打つ動作をします。
 相手の小手抜き面を返し胴の容量で受け素早く右胴を打ち相手の
 右に抜けて行く。

 @相手が小手抜き面をする相手かを見極めること。
 A小手は打つ動作をするだけで実際に打たないこと。
  実際に打つと次の動作に移るスピードが鈍り又近間になることで
  返して打つ動作ができなくなります。
 B右胴を打つまでの動作を必ず相手の正面で行なうこと。
 Cタイミングはトントトンで(トントントンでは遅い)素早く
  流れるようにやらなければ間合いが近くなりうまく打てません。
  特に返してからのスピードが大切です。
 Dまず小手は打たず返し右胴から始めて審判が確実に審判旗を
  上げてくれると確信した打ちができたら小手を打つ動作を入れて
  やってください。
   
 
Re: 総体前の練習試合で・・・ ( No.4 )
日時: 2008/04/22 19:37:23
名前: 銅鏡

皆様、返信有難うございます。
ここまで具体的な、的確なアドバイスを下さるとは本当に感謝します。
少し難しそうですが、チャレンジしてみたいと思います。
ありがとうございます。

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