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教えて下さい
日時: 2007/01/03 21:46:20
名前: ちび剣士のママ

皆様明けましておめでとうございます。今年も息子と二人三脚で稽古がんばります!!さて、息子の剣道に付き合うようになって私も剣道に興味を持つようになり、インターネットで色々調べたりしています。息子が喜ぶと思い「六三四の剣」のDVDを買いました。なかなか面白いアニメで、主人も楽しんで見ているのですが修羅君という六三四のライバルの子が「示現流の構え」という構えをするのですが、実際の試合ではやらない構えなんでしょうか??示現流についてはネットで少しの知識を得ましたが・・・あと、上段の構えは自分より段が上の相手にはしてはいけないと聞いたことがあるのですがそれは何故なんでしょうか??最後に剣道の試合で二刀流をする人がいると聞きましたが本当なんでしょうか??全くの素人で、変な質問ばかりですが教えて下さい。

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Re: 教えて下さい ( No.1 )
日時: 2007/01/03 23:22:36
名前: とらのすけ

こんばんは。

私も示現流に関しては、わかりません。
しかし先日(一ヶ月程前)、稽古仲間の先生が『トンボの構え』をされました。
いきなりでしたのでどのように対応すればよいのか解らず、ボコボコに打たれました。

上段については、私は学生時代に上段で構えていました。
その経験で話しをしますと、基本的に上段は『火の位』と言われ、攻撃重視の構えです。
『上下関係』の厳しい剣道ですので、そのような話しで表現されたのでしょうが、私が目上の方に稽古をして頂いた際は、『失礼します。』と言った後に、上段に構えていました。
しかし現在では「何も言わずに構えますよ」と言う学生もいますので、時代が変わったのかもしれません。

二刀流に関しましては、私自身の中で稽古の経験はあっても、
試合の相手としては経験ありません。
しかし団体戦の時に、対戦相手の中で二刀流の選手はいました。
Re: 教えて下さい ( No.2 )
日時: 2007/01/03 23:32:31
名前: だみ声< >

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
さて、研究熱心なちび剣士のママさんの疑問に僕なりの答えを書いてみましょう。
この答えが全てではなく、おそらく個人的な感覚や、理解のレベルによって、これ以上のことを言われる方もおられると思いますが・・・・

1.示現流の構え
    一言で言えば八双の構えににています。 示現流をやっている人からは、見
    た目に似ているかも知れないがあくまで八双ではないと言われると思いま
    す。 しかしここでは「八双に似ている」にとどめましょう。
    映像的なものは、ネットを探して行けばどこかに写真があると思います。
    実際の試合でこの構えを使った人は見たことがありません。

2.上段の構え
    実際使う人もいますし、段位が上の人に使ってはいけないと言うことはあり
    ません。 ただし正眼(中段)の構えも満足に出来ない者が中途半端な上段
    などよせ! とおっしゃる指導者もいると思います。 特に初めての稽古相
    手にいきなり上段で構えた時は、気持ちの上で十分相手を飲み込んでかから
    ないと一本が取れません。要するに正眼より弱点を持った構えなので、技術
    上優位にいないと使えない構えだと解釈して良いと思います。
    ついでに言うと、弱点は「突き」と「胴」をがら空きにしている所です。
    でも、学生の試合では、正眼の人が上段対策が不慣れなため、上段で優位に
    戦うという作戦もあるようですが、次元のちがう状況です。  

3.二刀流
    結構大勢の人が二刀を使いますよ。 試合も見ていて面白いですよ。 
    これも一刀の訓練を十分積んだ人がやる事が多く、軽い気持ちでやってもモ
    ノにならないと言われています。 

つまり、まずは中段の構えを十分に会得し(守)、極意とか免許皆伝とか言われるぐらいになってから、自分なりの工夫をして(破)、新しい流派を開くなり、独自の剣道理論を編み出す(離)のが修業だと言われています。(守破離:しゅはり)

「六三四の剣」僕も楽しく、一部参考にしながら読みましたが、読者が面白く読めるように誇張されていることが多いのはやむを得ないなぁ、と言う感想です。
ただ小学生で剣道教室に通う子が読んでいるのだから、指導者が読んでおいて指導の中に話題として取り込むことは大いにやっております。
Re: 教えて下さい ( No.3 )
日時: 2007/01/04 14:27:29
名前: ママ

ちび剣士のママさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

でも、年明け早々に驚きました。私より勉強されているとは・・・御見それしました。

上段の構え、懐かしいですね。同期の子が、昔やっていました。何しろ、背が高く、レギュラーでまあまあ強いのですが、試合で一戦でも上位に勝たせようという監督からの指示でした。

それが、結構威力あるんです。なぜかと言うと、女の子で上段の構えが当時少ないことと、構えると上から来る感じで怖いんですよ。「どこを攻めて良いのやら?」と戸惑っているうちに、打つわけです。最も、対戦相手が強い場合は、関係ないですが。

背が高い方が、今の道場では上段の構えです。その方は男性なので、私の視界からは正直・・・「怖い」が本音ですね。竹刀の先端は2M以上の高さですよ。(笑)
正眼に構えても、面が届きにくいのに、胴が私の肩くらいにあるんです。
やっぱりここは小手狙いですね!今度、また掛かりに行こうっと。
その方も、やはり上位者と稽古されるときは「失礼します」と上段で構えますよ。



とらのすけさんへ ( No.4 )
日時: 2007/01/04 16:06:29
名前: ちび剣士のママ

回答有難うございます。「とんぼの構え」名前だけ聞いた事ありますが、実際どんな構えなのか調べてみます。余談ですが、息子の友達の名前も「虎之助」なんですよ(^^)
だみ声さんへ ( No.5 )
日時: 2007/01/04 16:16:17
名前: ちび剣士のママ

こちらこそ今年もよろしくお願いします。詳しい回答を有難うございます。主人が鹿児島出身なので、示現流に関しては高校の時だけ剣道をやってた主人はわりと詳しかったです。本当かどうか、掛け声が「チェスト〜!!」だそうです・・主人いわく「言葉は悪いけど、きちがいみたいな流派だよ」と(−−;)実戦向けだったから昔は本当に人を斬る目的だったそうですが・・
二刀流は実際あるんですね!!でも、どんな試合なのか想像できません。両手に竹刀を持って登場するんでしょうか??構えの時は??一回見てみたいです!!それにしても剣道は置くが深いですね。また分からない時は教えてください。
ママさんへ ( No.6 )
日時: 2007/01/04 16:24:39
名前: ちび剣士のママ

明けましておめでとうございます。こちらこそ宜しくお願いします。
そんな勉強しているというほどじゃないんですよ〜ホントに何にも知らないくせにマニアックな事には興味を持つんですよ(^^;)そうですよね、上段で構えられたらそのまま振り下ろされそうで怖いですよね・・・六三四の剣で、六三四のお父さんは「突き」をされて亡くなるんですが、実際の試合であまり突きってしないんですか??一応、喉の所も防具がありますが、突きって危険ですよね??もっと自分でも勉強しないと、試合見てても何が「一本」だったのかさえ分かってないですから(^^;)
Re: 教えて下さい ( No.7 )
日時: 2007/01/04 21:35:20
名前: ママ

「突き」は、高校生からです。(たしか、今もそうだと思いますが・・・)

実は高校生の時、女子剣道の試合で見事な突きを見ました。当時、1年生だった私に、あの衝撃は凄かった。シーンと静まり返った決勝戦。
お互いにピーンと張り詰めた空気が会場に伝わる。
その中で、ふと動いた一瞬、白が倒れる。


「突きあり」

あれが、突き・・・と。驚きました。突いた女子は、全国で1位か2位だったそうです。

それから、稽古の時、先生がいつも私に突きをしてきて、突きを受けるのが下手な私は、何度も舌を噛みました。稽古が終わり、口の中が真っ青。ご飯を食べるのも辛い。そんな高校時代の稽古でした。(今だったら、父兄から文句があるのかしら?)

危険な技ですが、突く方も打たれるので、高度な技です。私も決めたことはありますが、あんなに相手がひっくり返るようなことはありませんでした。

まだ、お子さんは小さいから、そんな技はありませんから、ご心配なく。
ママさんへ ( No.8 )
日時: 2007/01/04 22:57:17
名前: ちび剣士のママ

回答ありがとうございます。読んでるだけで恐ろしいです(〜〜;)やはり危険なんですね。息子にはまだまだ先の様ですね(^^;)明日は稽古初めです、寒いですが久々に息子たちと稽古に行ってきます!!

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