Re: 〔ぼやき〕 本日の合同稽古会 ( No.1 ) |
- 日時: 2009/04/19 08:34:19
- 名前: 風斗 碧
- URL: http://spoma.jp/
- 凛美優さま。
合同稽古、お疲れ様でした。 思った稽古が出来なかったそうで、大変残念でしたね。
ご縁があって、警視庁名誉師範のM範士に稽古して頂いたことがあリます。 M先生は非常に怖かったんですが、私の場合は非常にいい出来の稽古で、 最後には快心の面を得ることができました。 「やったー!8段の先生に、こんなにいい面が打てた!!」 と思ったのですが、打ちぬけて残心を取った瞬間に、 「あ、今のは打たせて貰っていたのか。」と気付きました。 でもその時の、「やったー!」という気持ちは随分後まで嬉しく残りました。 丁度その頃、自信を無くしていた時だったので、大変励みになりました。
「本当にいい指導者というのは、相手の一段上の位で受けるものだ」 と、このM先生の先生に当たる方がおっしゃっていらした、と後日何かで読みました。 4段の者には5段の位で受け、5段の者には6段の、ということだそうです。 「もうちょっとであの先生の頭を打てたのになぁ、 どうやったらうまくいくかなあ」と思わせる事が大事なのだとか。
きっと、凛美優さまのN範士は、また「一緒に稽古をしましょう」、という おつもりなのではないでしょうか。 今度は思ったとおりの稽古ができるといいですね。
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Re: 〔ぼやき〕 本日の合同稽古会 ( No.2 ) |
- 日時: 2009/04/19 13:51:06
- 名前: 兵庫助<
>
- URL: http://www.kcc.zaq.ne.jp/hiranokendo/
- 凛美優さんのお稽古の様子が目に浮かびます。
でも、そのような素晴らしい大先生に稽古していただける環境は、とても恵まれていますね。 もちろん、凛美優さんがそういう機会を逃さず、出稽古に行く努力をされるからですが、 やはり東京という恵まれた環境も影響していると思います。 東京以外の道府県にも、当然ながら立派な先生はたくさんおられますが、東京ほど 質・量ともに恵まれたところはないと思います。
とはいえ、我が県にも素晴らしい先生はおられ、連盟の稽古会などに顔を出せば、 ご指導いただける可能性もあるのに、そういったところへほとんど出かけて行くことのない 自分自身、凛美優さんと比べ、反省させられます。
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Re: 〔ぼやき〕 本日の合同稽古会 ( No.3 ) |
- 日時: 2009/04/19 23:41:03
- 名前: 白装束
- 凛美優先生、N先生との稽古、思い通りに動けなかった…とおっしゃってましたが、とてもいい経験をなさられた様ですね!私も今の段位になる時に、県連へ出稽古に行き、8段の先生に稽古を付けていただきました。稽古の後に練習試合…立ち会いから、いざっ!先生から発する気、身動きが取れない!ヘタに打っていけば間違いなく打たれる…そう思った時、先生の竹刀がかすかに揺らぐのを見て何か私の動きを縛り付けていたものがほどけて、次の瞬間に『メーーーン!』…私の竹刀が先生の面を捕らえました。が、先生の竹刀が私の面を一瞬早く捕らえていたのです。試合の後で先生からコメントをいただきました。『立ち会いの時に??君からの気を感じられなかった、それは相手に対する恐れと迷いがあるからだ。面を打って来た時の気を最初の立ち会いから出す事で相手を制す!気は日頃の稽古、精進する事で身に付けて行く。大丈夫、必ず昇段出来る!頑張りなさい』と言われました。以来『呼吸法から学ぶ精神鍛錬』を現在も「長い修行の道」として続けております。お陰様で今の段位に昇段し、恐れや迷いもほとんどなくなりました。何か私、命知らず… になってしまったのかもしれませんね。
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Re: 〔ぼやき〕 本日の合同稽古会 ( No.4 ) |
- 日時: 2009/04/20 11:30:16
- 名前: Kenoken<
>
- 凛美優さん、
8段の先生に稽古をつけて頂く機会は年に2〜3回ありますが、味わっている余裕など無く、ただ疲れるだけです。1〜2分の稽古で腕が上がらなくなってしまいます。おそらくそのN範士は自分の出す気が凛美優さんにぶつかり、戻ってくるのを感じておられるのではないでしょうか。
殺気を感じる剣士がいます。全米選手権で2度優勝した事のある方で幸運にもよく稽古をつけていただくことがあるのですが、兎に角目が怖いです。そして打たれた時には、「頭真っ二つになったな」「右腕、完全になくなったな」って感じです。
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Re: 〔ぼやき〕 本日の合同稽古会 ( No.5 ) |
- 日時: 2009/04/20 18:22:03
- 名前: 剣哉
- 凛美優様(すみません、どう呼べばいいかわからないので様にします)
8段の先生ですか、これまた凄い方と稽古できるなんて羨ましいです。 私も範士の先生とお相手させてもらったことが何回かありましたが、 徒ならぬ殺気を感じました^^ 私なんかまだまだですが、先生にお相手になって頂いたあとの 先生のお話が好きでした。
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Re: 〔ぼやき〕 本日の合同稽古会 ( No.6 ) |
- 日時: 2009/04/20 20:31:39
- 名前: ジュン
- URL: http://blog.goo.ne.jp/jun_e_mon
- 凛美優様、合同稽古会お疲れ様でした!!
私も今年の1月に県の剣道連盟研修会ではじめて八段の先生に稽古を付けていただいた事を思い出しました。 ただただ全力で声を出し、打ち込んでいくことが精一杯であっという間の時間でした。
昨日、地元の愛知県で「第七回全日本選抜八段優勝大会」が行われ、道場の子供達を連れて観戦に行ってきました。 今年の大会は、打ち合いの激しい熱い戦いが多く、大変盛り上がった大会でした。 子供達も始めのうちはよそ事をしたりしてまともに試合を観ていないような状態だったのですが、だんだんとその 熱気に飲み込まれていったのか周りの観客同様に「おぉぉ!!すごい!!」と熱狂して観戦していました。
八段。。。ではないですがわたしの周りにもたくさんの強く尊敬できる先生がいらっしゃいます。 今回の凛美優様と同じく、「満足いく稽古ができなかった」というのもしょっちゅうです。 いや、むしろ自分に満足がいった稽古なんてほとんどないかもしれません。 でもそうやって反省できている時点で成長しているのではないでしょうか。 「満足してしまったらそこで終わり」と言う言葉をよく聞きます。きっとそのN範士はそんな 自分に厳しい凛美優様だからこそ顔を覚えていてくれたのだと思いますよ。
お互いこれからもがんばりましょう!!
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Re: 〔ぼやき〕 本日の合同稽古会 ( No.7 ) |
- 日時: 2009/04/20 22:42:45
- 名前: 凛美優
- 皆さま。ただいま会社から戻りました。積極的な返信、本当にありがとうございます。とっても、とっても励みになりました。
昨今、金融業界が大・大・大激動の環境で、大淘汰時代です。もうリストラの嵐が吹き巻いています。私もその例外ではありません。今って日本の経済、大変なんですけどー…。(皆さん、分かりますー…?)
で、本論に戻りまして。未熟な私が言うのも僭越ですが、八段と言っても、すべてがすべて特別ではないと思います。たまたま私の周囲には、八段というビッグタイトル保持者が比較的たくさんいますけれど、だからといって私自身がスゴイ訳では全くなく、たとえ七段であっても気剣体共にオーラのある大変ビッグな先生もたくさんおられます。私にとっては、そんなビッグな七段の先生も八段の先生も同じですし、逆にいい加減に見える八段の先生には、ビッグな七段の先生の後に、という優先順位となります。
八段だからという理由だけでは、お稽古は頂きません。七段でも六段でも、段位にかかわらず、この先生とお稽古すれば、きっと何か得られるとか、是非この先生に自分の技を試してみようとか思える先生と、なるべくお稽古するようにしています。
よく合同稽古に行くと、八段だからという理由だけで、先に指導稽古の順番に並ぶ方をお見受けします。それはそれでいいのですが、七段や六段以下の先生でも、立派な指導者はたくさんおられるので、そんな理由でお稽古するのは、若干ためらいが私にはあります。私の道場にも八段先生が多いときには5〜6名いらっしゃいますが、当然、その先生方には多く人が並んでいます。順番待ちで時間を浪費するくらいならと、私はいつも七段の先生と先にお稽古頂くことが多いです。
本気で、その人ときちんとした有効打突を一本でも勝ち取るという気構えでお稽古すれば、私の場合、相手の先生が何段でも関係ないんです。
ただ、その八段先生でないと味わえない剣の妙味を体感するという観点では、順番待ちをしてでも、その先生からお稽古を頂くというのは大事ですね。ですから、私の場合は、ご指導頂いた事項をある程度練習してみて、上手くなったと思えば、その八段先生にお稽古をお願いするようにしています。
あと、私は、剣道人としてまだまだ未熟で、ハッキリ言っていいトシして全然人間できてないんです。トシはとっても、まだまだ子どもと同じで、やたらと学生に親しくされたり、30歳代や、ひどい時は20歳代の人に、『かわいい』とか言われてしまうようなアンバランスおやじなんです。ですから、私に『様』や『さま』を付けて呼ぶのではなく、できれば『さん』か『くん』でお願いいたしますデス。ハイ。
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Re: 〔ぼやき〕 本日の合同稽古会 ( No.8 ) |
- 日時: 2009/04/23 09:44:58
- 名前: 初老のおじさん
- 凛美優さんへ
はじめまして。最近このサイトに顔を出し始めた、初老のおじさんと申します。 >でも。他の八段の先生が、このN範士に………。そんな先生、皆さんの周りにいませんか…。<
いらっしゃいます。それゃぁ何といって表現すればよいのか。 もう、「別世界の人」という感じです。 稽古も厳しいし、礼儀作法についても毅然としていて、華麗で、正統派のスジの通った、綺麗な剣道をされます。 しかし、言葉すくなですが、普段はやさしい気持ちはひしひしと伝わってくる。 年齢は、私と一つか二つしか違わないのに「継続は力なり」「途中で挫折した自分との差を常に痛感」する方です。
その方が、我が剣友会の師範と懇意にしているからか、年間に何度かお見えになります。そのチャンスは逃がさず稽古をお願いしていますが、今までは、打ち込みと切り返しのみ、ほんの二、三分でおしまいでしたが、最近やっと地稽古をしていただける様になりました。 本当にスキなど見せない、あれやこれやと策を練ってかかって行っても、あっという間に、ポンポンと打たれて、こちらは息が上がってしまい、はい終了。 四段位にならないと、稽古の形にもならない状態です。(くやしいけれどそれが現実) 毎回こられるわけではないので、私の都合で見取稽古の時にこられると非常に残念です。それでも、少しでも技をぬすもうと見取稽古させてもらいます。 県内の八段の先生も数多くおられますが、別格です。 この方は、剣道八段選抜大会にも出場される方で、見ていて惚れ惚れする綺麗な剣道をされる方なので、見取稽古だけでも充分稽古になります。
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