剣道人口増やしたいロゴ
なんでも掲示板のトップページ > 過去ログ > スレッド閲覧

〔独り言〕 元立ちの責任
日時: 2009/06/05 00:30:14
名前: 凛美優

皆さま。お元気でしょうか。

本日は、仕事の都合でお稽古時間に間に合わず、途中から見学しに道場にいきました。気候もだんだん暑くなり、剣道をするには程よくいい季節になりました。今日、お稽古されていた先生や掛かり手の皆さまの多くは、いい動きをしておられました。

今日、見学していて、気が付いたことが一つ。恐らく四段の学生さんと思いますが、剣技に優れ、攻め方も竹刀の振り方も、そして足捌きも、ケッコー上手いんでないっ!?って感じの人が、だいぶシニアな教士七段の元立ち先生にかかり、それはもう、ポンポン打ちまくって、というより先生がやられまくって、眼も当てられない状況を見てしまいました…。しかも、先の技ならともかく、応じ、刷り上げ、返し、抜きといった高度な技をもってやられていたので、年齢格差を考慮しても、それでも少しミジメな感じで終始してました…。

自分は、ああゆうふうには、なりたくないなって…、ふと頭をよぎるものが…。

掛かり手の彼も、ハッキリ言って相当上手い方の部類に入る若者なのですが、それにしても、元立ちの悲惨さと言えば、何とも言いようがないという感じで…。もう元立ちの意味ないじゃんって感じかな…。元立ちに立つ限り、掛かり手に安々とやられないよう、日頃から鍛錬しなければいけない、それが元立ちの責任だし、掛かり手への礼儀だと、ひどく痛感しました。

ま、ウチの道場は、掛かり手は、私自身も含め、遠慮なく元立ちにバンバンいきますので、ある意味、風通しのいい道場なのですが、見ていて、自分が元立ちに立たねばならぬ時は、もう学生だろうと何であろうと、もう全力で攻め打ち倒す気でやろうと思いました。そのためには、日頃からお稽古をよくしておかないといけないし、若い人には体力では負けるので、気力と技で勝たなくてはいけないので、しっかり日頃のお稽古をやろうと思いました。

掛かり手の人から、『あのヒト、なんちゃってだから…。』なんて言われかねないしと思うと、何か見えないプレッシャーがかかってきました。

気持ち一心、また明日からお稽古、頑張るぞっって、思いました。

Page: 1 |

Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.1 )
日時: 2009/06/06 22:58:17
名前: しま< >

あの〜今夜のお稽古で、とてもいや〜な思いをして…ちょっと疑問なんですが…元立ちの先生って、私ら掛かり手よりずっと優れていて、教える立場ですよね?実は今日隣市から出稽古にみえた先生、初太刀に面に飛び込んでいったら、ぶつかって突き上げて、私、細いから(ちょっと言い訳かな…)倒されたんですよ。ハッキリ言って力が強いんです!で、二太刀目にもう一度攻めてって面打ったんです。で、迎え突きが外れて喉にグサッで、また倒されちゃったの…そこで先生の一言「しっかりしろっ!勝手にやめるな!」確かに私が情けないんだけど…日頃、紳士的な先生方と稽古してるからショック受けました。でも途中でやめられないから、気を取り直してもう一度、でも先生が打つ胴は腰に入ってるし、小手は肘ばかり…帰宅して鏡を見たら喉も肘も腰も痣です…せめて先生として元に立つなら外しまくるのはやめてほしいな…元立ちの役目って、掛かり手を教えて上達させるんですよね?打たせてくれるのも悲しいけど、外されるのはね…品格ある先生が好きだなぁ…
Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.2 )
日時: 2009/06/06 23:56:06
名前: 凛美優

『しま』先生。

勿論です。元立ちは、掛かり手への指導と掛かり手の上達を第一にしなければなりません。ですから、打たせるように、そしてここをという機会と好機を体感させるようにする指導法は、当然、お稽古の中核となるものです。

ですから、掛かり手をボコボコにして自信を喪失させたり、上達をさえぎるような行為は、指導者として厳禁です。掛かり手を打突する場合にも、こうやってやるだよって、語るように、模範となるように打突しなければならず、打たれた掛かり手にも、やられた、そうか、そうするのかって感じさせるようにしなければなりません。

指導者が初めから掛かり手の実力や技量や気位に負けていたり、掛かり手がそもそもお稽古にならないような剣道をやるというのは、剣道指導者としてあってはならないことです。全剣連の剣道の理念と剣道指導の心構えをよく理解して実践しなければなりません。

ちなみに『しま』先生。その先生って、まさかK先生ですかね…?違うならいいのですが、もしそうなら、大変大切なことなので、私、先生の携帯アドレスにメールします。

違うという前提でお話しますと、向かい突き上げ体当たりは、倒れて後頭部を床に直打する可能性が極めて高い行為であり、実際に何件も傷害事故が起きているもので、随分過去から全剣連でも注意通達が出ていたかと思います。剣道人として絶対にしてはいけない行為であり、むしろ剣道指導者はそうしないように指導する責務さえあります。分かっていてしかるべき人間が、それをやったら過失ではなく故意になりますから、その点も注意が必要です。

あと相手が面技を繰り出した際に、その技を目視確認して迎え突きをする行為は、極めて危険であり、ほぼ100%の確率で防具の突垂れで保護されていない首や頚椎やのどに切っ先が直撃するものです。東京都剣道連盟でも、過去に大変悲惨な事故があり、注意通達や連盟広報でも大きく取り上げられ、絶対にしてはならないものです。

これは、剣道指導という現場において、全く必要のないものです。また、やったからと言って、得るものは皆無であり、失うものばかりです。

防具で保護されていない部分を意図的に打突する行為は、既に剣道ではなく、お稽古でもありません。やっている人が一方的に自己解釈上で正当化しているだけで、剣道指導や剣道お稽古で、怪我や傷害となる可能性がゼロでない限り、絶対にやってはいけない行為です。

よって、相手の人に我慢できないほどのアザが出来たり、痛さを確認することは、それは剣道ではなく、ハッキリ言って暴力なのです。謝罪さえないのですから、防具のない所を打突するとは、もはや素人の域に入っています。そのような指導者のふりをしている人には、絶対に掛かってはいけません。一回でもそれをやられたら、『失礼します。』と言って蹲踞、収め刀、礼でいいと思います。先生といわれる人が、範士だろうが、教士だろうが、八段だろうが七段だろうが、一切関係ありません。自己防衛のために、その人を相手にすることは止めた方がいいです。

ちなみに、私の連盟で起きた傷害事故では、警察、検察、弁護士、裁判官、大学教授などの法曹の方や有識者へ数多く相談した結果、紆余曲折ありますが、結論は、やられた被害者のやられ損になります。保険適用も実質的に困難です。民事や刑事の法的手続きにおいても、極めて限界的であり、被害者の苦痛や苦悩を拭い去ることは、ほとんど出来ないと思った方がいいと思います。

よって、毅然と言葉と態度で断るという勇気を持つことが大変重要です。口では何とでも言えますが、それでも、怪我をした場合、傷害を受けた場合、誰もその責任を完全に全うすることは出来ません。相手に怪我や傷害を負わせるということは、絶対にしてはいけないことなのです。人として、これは当たり前であり、現代社会では常識なのです。誤って防具のない所を打突してしまった場合、即座に安否確認と謝罪と適切な対処をすることは、人間として当然のことであり、如何なる時も忘れてはいけません。

そんな暴挙をする人が防具を付けたり、竹刀を持ったりすることが、剣道そのものを一般人に理解されない一要因となっているのは事実です。

甘いとか、しっかりしろとか、そんな問題ではない、何かあったら誰も何人も責任を取れないということが経験則上、既に実例をもって確認されているから、言っていることです。

そんな暴挙をする人に、同じ暴挙をやり返すと、えてしてその暴挙をやってきた方が怪我をするのです。突き上げ体当たりや、迎え突き…、高校生や大学生が本気で理性もためらいもなく、やってくることを、冷静に想定してみてください。その暴挙の指導者は、それらをすべて避けられますか。応じられますか。たとえ出来たとしても、それは剣道ですか。何の練習ですか。何のためにやるのですか。是非、その暴挙の人たちに、答えて頂きたい。

特に、幼少年や女性の剣士は、くれぐれも気をつけてください。毅然と、暴挙から逃げる勇気を強く持って下さい。
Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.3 )
日時: 2009/06/07 00:30:43
名前: 風斗 碧
URL: http://spoma.jp/

凛美優さま。

 なんだかタイミングを逸してしまって恐縮ですが、昇段おめでとうございます。
これからも良き剣道生活を送られますようお祈り致します。

 このところ、近代剣道史について勉強しているのですが、変な(?)鉄人先生が沢山出てきて面白いです。
ウチの道場も昔はそうだったのですが、稽古が激しくて、道場から吹き飛ばされたり、途中からは竹刀なんぞどこへやら、取っ組み合って相手の面を外し、「参った」というまで止めない、なんてことはざらでした。
逆に時折は子供達同士で結託し、全員で先生を引き倒し、先生に「参った!」を言わせるまでコチョコチョで対抗したこともありました。

 但し、これらは先生と教え子の中で信頼感があってこそ成り立つものだと思います。
しまさまの先生は、きっとそこが上手くいかなかったのかもしれません。
ま、こちらも人間、相手も人間ですから、純粋に相性というのもあるでしょうが。

 ウチの先生は「剣道は常に美しくあれ、特に元立ちは、懸かる側の美しさを引き出すようでなければいかん」と言われます。
「美しい」の定義は難しいものです。
私のような中途半端な実力の者は、元に立っていると、どうしたって
伸び盛りの素早さに勝てない時もあります。
そうした時に、懸かってくる若い人より年を重ねた分だけ、より凛とした、美しい剣道であれればな、と思うのです。

 ・・・自分で書いてて、すごーく遠い道のりの気がしてきましたわ・・・。
Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.4 )
日時: 2009/06/07 05:35:30
名前: しま< >

うん、私も風斗碧さんと同じく、自分には遠い道のりだと思いました!うちの師範の先生も「美しい剣道」を仰ってます。頑張りたいですね〜で、昨夜の稽古は忘れて、今日は朝から合同稽古に行ってきます♪幸い、昨夜の先生は他道場の方だから滅多に会うこともなく、会っても私らは「その他大勢」だから、私が行かなくても稽古に向かう人は沢山いるので、(この人とは二度とやるまい)と心に誓ったしまでした♪激しい稽古は好きですが、痛い稽古は嫌いだなぁ…わがままなオバチャンですなぁ…
Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.5 )
日時: 2009/06/08 00:20:21
名前: だみ声< >

「美しい剣道」に飛びつきました。
その前に、元立ちとは、少なくともかかり手が上達する方向で稽古させてくれないと、元立ちと言えませんよねえ。
そして厳しくとも、楽しくしっかり稽古してくださる方が人気ですよねえ。
まして「怪我」しそうなリスクまで伴うなんて、そんなの元立ちではない!!

僕の所属する地元剣道教室ですが、部長先生82歳は、「墨絵」(水墨画ではない新ジャンル)教室の師範です。 弟子は剣道の比ではなく、200人おられます。
5年前から新たに「居合」も習われ、既に三段をお持ちです。
今年の稽古初めに道場で、居合12本をご披露いただきました。

口癖は「美しさを表現しなさい」です。
剣道や居合に限らず、何事も「美しく」やると、それはその事柄の「真髄」をはずすことなく「表現できている」と断言されます。 「達観」だと思いました。
そして今だ剣道も大勢の元に立たれて、稽古されてます。 ゴルフもまだ100では不満だそうです。 「だみ声君、美しく だよ」と言ってにっこりされます。

先日公開されている「阿修羅像」をじっくり見てきたけれど、木造彫刻技術の「粋」だな。とおっしゃいました。しかも何百年も前にすでにあすこまで洗練された技術と言うのも素晴らしい。とのことです。
そしてヨーロッパ彫刻が大理石の「美」なら、こっちは木の「美」だな、いずれもそれぞれの素材の持ち味が十分生かされた「美の表現だ」と感想を述べられました。

そして我々剣道家も剣道以外の「美」の追求ををやってみてはどうか、とおしゃいます。
その理由に宮本武蔵が残した絵画を挙げられ、世に剣剛は多いけれど、剣術の腕は吉川英治があのように小説にして有名だが、彼の絵画は、やはり「タダものではない」。

そういう意味で宮本武蔵は、「剣」以外「美」にも通じたまれな剣剛だと思う。だから「五輪の書」もいまだ新鮮に読まれるし、彼の絵画に描かれた一本一本の線の鋭さは、剣剛でなければ表現できない「美」があるし、模写するにも一筋縄で、やれる絵ではない。とおっしゃいます。

「美しい剣道」につられて、僕の身の回りの身近な「美」の話を書かせていただきました。
僕自身の剣道は? 美しくありたーーーーい。
Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.6 )
日時: 2009/06/08 16:35:11
名前: 風斗 碧
URL: http://spoma.jp/

だみ声さま

 いいなあ、見たいなあ、その先生の墨絵。
最近はパソコンで漫画を描く人もいるんですが、私はゲン担ぎもあって
(手塚御大がそうでいらしたので)、未だに開明墨汁派です。
(流石に4コマは墨筆だけ、って訳には参りませんが。)

 最近は、剣道の実技だけでなく、ノートを書かせて、作文で剣道を表現させる所も多いですね。
なんにせよ、人間の心なんてひとつでは全部は表現しきれないものですから、
自己表現には色んな手段があるんだよ、っていうのを子供達が気が付いてくれると
いいですね。
Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.7 )
日時: 2009/06/08 23:42:42
名前: 凛美優

『風斗 碧』先生。

ありがとうございます。風斗先生をはじめ、他の諸先生方の器の大きさにただただ恐れ入ります。

先生は、男性の方ですか、女性の方でしょうか。先生の言われる『美しい』には、勿論、眼に見える姿の美しさもありますが、剣道人としての態度や思いやりや温かい気持ちといった眼には見えないものの感じ取る美しさがあると思います。

私は、人の内面から出てくる美しさは、到底、放つことは出来ませんが、せめて構えだけでも、姿勢だけでもと思って、剣道をしています。

これからもいろいろなことをご教示ください。よろしくお願いいたします。
Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.8 )
日時: 2009/06/09 17:02:32
名前: 風斗 碧
URL: http://spoma.jp/

凛美優さま。

 (お手紙書きのマナーとして「さま」を付けさせて頂いております。)
 風斗 碧は女性です。 35で少4の息子と稽古に通っております。
「美しくあれ」のお話をされた先生は男性です。
 すみません、私はまだまだ「先生」と言われるような立場に全く無いのです。
リバ剣組で、3段を何とか取ったばかりのペーペーです。
現在の道場では最も古株のOBとして先生の助手を勤めさせて頂いているだけなのです。

 こちらにはご自身では剣道をなさらないお母様方や、
剣道を始めたばかりの若い方たちもご覧になっていらっしゃるようなので、
先生方のお話のつなぎになれればいいな、と思ったのです。
 
 現在、小学校で絵本の読み聞かせなどをやって「子供に分かり易く話す」、
を心がけているつもりなのですが、上位段をお持ちの先生方に、
尊大に聞こえているようでしたら大変失礼を致しました。
こちらこそ、叱咤共々今後とも沢山ご教授下さいませ。

Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.9 )
日時: 2009/06/09 20:44:04
名前: ママ

うーん、ちょこっと出てきて、また戻ります。
お久しぶりです。

 元に立つ方はずしたくないけど、私よくはずすんです。「ごめんなさい、大丈夫?」と、もう心配してしまいます。「お願いだから、剣道嫌いにならないで!」って、下手な私が言っても何のお話にもなりませんが。本当は、元に立ちたくないけど、でもそれでも元に立ちながら、稽古をさせて頂いております。

 昨日も、体当たりでお互い足を踏んでしまい、もう中学生の心配をしておりました。「申し訳ありません、大丈夫ですか?」で・・・終わりに正座していたら、何と私の足に奇妙な痛みとベタベタした感じが。終わってよく見たら、私の足が血まみれに!それで、また慌てて中学生の所へ行き「大丈夫?切ってない?」どうもなくて良かった。
 帰って娘が私の足を見て、「ママ、こんな事してたら一生剣道できなくなるよ」ってしっかり諭され、チビさん達が間違って私の素手に竹刀で打った痣と共に治療をされました。手はミイラになってます。

 でも、元立ちになるってかなり私にとっては勇気が入り、どちらかと言うと掛かりたい。反対に、少しでも子供たちが上達して私を抜いて行って欲しいとも思います。ですから、たとえ学生相手としても元立ちになったからには必死です。置いて行かれた時、ちょっと寂しいかな、そして嬉しいかな。

 今私が教えて頂いている会には、相手をひどく罵ったり、暴力を振るう先生と言う方はいません。ただ、一度合同で他所の会のお偉い先生方とお稽古させて頂いた時、そんな先生がいらっしゃいました。私も、手は腫れあがり、首には突きがはずれた痕に腰には竹刀痕。学生の時なら、それでも立ち上がって、我さきにと掛かっていったと思います。今・・・さすがに仕事でその姿は困ります。それに、昔と違い体力がない。ですから、なるべく効率良い剣道がしたいって。

 いやあ、私ごときの言うことではありませんね。

 それでは失礼致します。
Re: 〔独り言〕 元立ちの責任 ( No.10 )
日時: 2009/06/09 21:50:49
名前: 凛美優

『風斗 碧』先生。

先生は女性でしたか…。失礼いたしました。漫画も少しですが拝読しました。内容を見ていて男性かと思いました。

私にとっては、未成年と思われる方でない限り、年齢のほか、剣道の経験や段位や称号に関わらず、みな『先生』なのです。様々な属性をお持ちの方々があられますが、最近、目立っているのは、女性の剣士や剣道関係者です。子育てをされたり、お仕事と両立されたり、いろいろな形で社会に貢献されています。私は、努力はしているものの、見識浅く、生活経験の範囲も狭く浅いことから、他の方は自分の知らないことを知っている筈との認識から、そう思っているのです。

あと、先生はまだ3段のペーペーと自称されていますが、剣道人同士、上下はありませんよ。剣道の技術や精神論や理合等の知識や経験や技能については、程度としての上下はありますが、いきなりの初めから上下はありませんよ。

たとえ3段でも立派な有段者です。剣道をこれから始める方からすれば、何でも知ってるって思われますよ。

絵本の読み聞かせって、実は、私、最近、そのようなものが世の中に存在しているって知りました。私は、幼年期、絵本など読んでもらった記憶はほとんどありません。そもそも絵本そのものが、私の育った環境では身近ではなかった。最近の子どもたちは、とても幸せですね。多くの大人からたくさんの愛情を受けて育っていますね。そんな子どもたちに愛情を注ぐお仕事って、立派ですね。


『ママ』先生。お久しぶりです。お元気でしょうか。

従前より先生のコメントを拝読し、いろいろなご経験をされ今日に至っていることは、強く伝わってきます。先生はいつも、自分のことを『私ごとき』と言っておられますが、先生は、十分、一般人よりも広く深く重厚な人生経験を積まれているものと推察されます。剣道というわずかたった一つの側面から見て、ご自身のすべてを『ごとき』と評するのは、ちょっとかわいそうかも。

剣道をするのも、人としてのよりよき形成が目的ですから、それが既に高い水準で実現しておられるのならば、私を含め、多くの人に先生の経験から知り得た貴重なお知恵や考え方や判断の仕方を、たくさんお教え頂ければと思います。

先生のように、お仕事も、子育ても、ご家庭も、ご自身のプライベートの他、剣道まで、多岐にわたり取り組まれ、それでいてハツラツと生きておられる人は、この世広しとは言え、数少ないのでは…、と思います。

また、いろいろお話しをお聞かせください。

Page: 1 |