Re: 不向き ( No.1 ) |
- 日時: 2009/06/05 18:36:10
- 名前: 白装束
- キティさん、はじめまして… 白装束と申します。 弱気になって攻め込む事が出来ない… 気が抜けている… 先生によっては元気よく出来るのですね?で別の先生になると弱気になってしまう… それはキティさん、何か原因があり、それがトラウマになっているのではないでしょうか!その原因がわかれば糸口が見つかるでしょうね。剣道は『気』で攻める! 『気』で制す!と言われるくらい『気』と言うものは重要なものです。キティさん、あなたは有段者です!今までに当然ながら試合の経験もありますよね?勝った時、負けた時の事を振り返ってみて下さい。ここで重要なのは勝った時の事です!おそらくキティさんが勝った時には、元気よくのびのびと試合をしていたと思います。『気』を出す…それは稽古、身心の鍛錬を積み重ねる事により相手に負けない『気』を出すことが出来様になるのです。決して自分は弱い、駄目なんだ… なんて思ってはいけません! 剣道始めて一年半…これからですよ!剣道は一生かけての修行です。そう言う私も女性です!今では剣友会で指導員をやってます。大丈夫!私の様なテンネンでも出来るんですから…諦めることなく頑張ってみて下さい。 『どんな相手も何するものぞ!』
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Re: 不向き ( No.2 ) |
- 日時: 2009/06/05 20:30:17
- 名前: 初老のおじさん
- キティさんへ
初老のおじさんと申します。 >最近私は剣道に向いていないのではないかと思います。< そんな風に思う時もありますよ。しかし、またそのうちに、気が乗って来ると思いますから、続けましょうョ。
実は、最近、私、何故か「今ひとつ、気が乗ってきません」。 困った状態が1ケ月程、悶々としています。 子どもたちの為の元立ちは続けていますが、何故か「気」が乗ってこないので困っています。う〜ん。どうしたんでしょう。 雑用が多くて、集中出来ない。色々な事が次々に迫ってきて、何ともしがたい。いゃ〜な状態です。
>向き不向きってやはりありますか?< 時期もあるのではないかと思います。 この時を、客観的に自分自身を見つめる機会ととらえても、良いのではないか。などと考えています。(これは自分への問いかけも含めて)
>せっかく始めたので、健康の為だと思って細く長く続ける事だけを、考えようかと思ってます。< 続けましょうョ。一歩また一歩。 「今の悶々とした状態から抜けたら、それが自分自身の力になる」 「今が、頑張りどころ」 「これが修行」 「皆んな同じ悩みを乗り越えてきている」 「彼も人なり、我も人なり」 一緒に頑張りましょう。
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Re: 不向き ( No.3 ) |
- 日時: 2009/06/05 20:59:36
- 名前: ちどり
- キティさん、はじめまして。
お話、自分のことのように読みました。
私も、大人から剣道を初めて、今年初段を取りました。 基本稽古は好きですが、地稽古が苦手です。 自分から攻めていけば「闇雲にせめず、相手を見て」と注意され、相手を見ていると「待っていないで自分からかかっていきなさい」と言われます。 迷って途中で打つのをやめて注意されることもしょっちゅうです。 闘争心とか、負けん気とかもありません。
先生からは「二段を受けましょう」と言われますが、昇段を考えず、健康のためにやれたらいいのにと、正直思います。 でも、審査に向けて稽古をすることの大切さもわかる気がして、そこまで割り切ることができません。 (審査受けないなら、ここにいてはいけないのかも?と思うという理由もあります)
全然お悩みの答えになっていませんが、日本の別の場所で、同じように感じている仲間の一人として、書き込ませていただきました。
私も場合、ただただ「剣道が好き」という理由だけで、下手でも続けています。 向いていなくても、上達しなくても、昇段できなくても、剣道クラブの隅っこで、長い間稽古を続けたいのです。
キティさん、ぜひ一緒に頑張りましょう!
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Re: 不向き ( No.4 ) |
- 日時: 2009/06/06 00:41:26
- 名前: 凛美優
- 『キティ』先生。『ちどり』先生。
はじめまして…かな…?
まず、私の経験上、剣道に向き・不向きっていうのは、ないと思います。練習すれば誰でも出来るようになります。
また、昇段審査を目指すことが剣道をする目的ではありません。その先生は、審査の受審を勧めるのは、自身の技量がどの位か自分で見てみて、他の人のも見てみたらいいのに…っていう軽い気持ちだと思います。義務的に押し付けているものでもないと思うので、あまり気にしないほうがいいかと。
あと、お二人に共通に感じたのは、『白装束』先生がご指摘の通り、『気』の問題かと思いました。おそらくお二人は、『攻め』とか『打突』とか『かかる』っていうアクションが、いずれも身体的な体力に依存するもので、腕っ節に力がないとダメ、全身運動能力が強くないとダメっていう先行的な固定概念があるのではないでしょうか。
ま、周囲でバンバンやっている人を先に見てしまうと、そんなもんだと思ってしまいがちですが、実はそうではないです。
イメージ出来ますかね…?日本刀とか居合刀って持ったことあります?なければ、是非、誰かに借りて抜いてみて欲しいのですが…。刀を中段に構えた相手が、自分めがけて、眼を見つめながら、切っ先を自分の正中線にビシっとつけて、その状態で無言でいきなり接近してきたら、どう思います?普通、無視できないですよね。まして、近づいてきた切っ先が突然自分の近くでビクって動いたりしたら、ビックリ仰天、たまんないですよね。
そんな時は、やはりその相手を見るし、何か言うし、避けるし、引き下がるし、何かの動きが本能的に出ますよね。それは、その相手が自分に切りかかってくるかもしれないとか、何か攻撃してくるかもしれないって、思うからです。心の中に驚きや恐れや疑いや迷い等が生じるから、何らかの反応が出るのです。
そんな気持ちの変化を、不規則に断続的に自分主導で、自分の竹刀で相手に生じさせるようにすること、それが『攻め』です。決して、強くたたくこととか、速く打つとか、そういうが要点ではなく、相手の心に乱れが生じて隙が出来、その隙をめがけて打突すること、そして逆に自分がそうされても、それを攻め返しながら防ぐこと、その相互のやり取りを競い合うのが、剣道の基本的な攻防のあり方です。
自分の『攻め』に対する相手の反応は、必ず相手の左拳の動きに出ます。自分が攻めて、相手の左拳がおへその前の位置から外れて動いたら、その攻めに相手が反応したということです。
いきなり打突をバンバンするには自信がないとするならば、結果的にたたかれてもいいですから、足を使い、胸を張って、腰より上は動かさない状態で、切っ先を小刻みに動かしながら、『攻め』の練習をしてみてはいかがでしょうか。何日か継続すれば、何かが見えてくるはずです。その時に初めて、無念無想っていう状態がどんなものか、少しは体感出来ると思いますし、自分の『気』の落ち着きと強さを修得していくと思います。そして次に、自分がとっさに見つけた相手の隙を無心でしっかり打つ、という練習をされれば、いいかと思います。
どうすれば『攻め』られるかの方法論は、今は省略します。是非、自分なりに考えてみて、創意工夫しながらやってみてください。
何も悲観的に見たり考えたりする必要はありませんよ。上手くいかなかったら、またこちらにいらしてください。事情をご説明していただき、皆でかんがえましょう。頑張ってください。
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Re: 不向き ( No.5 ) |
- 日時: 2009/06/06 23:45:51
- 名前: ちどり
- 凛美優先生
はじめまして。 お声をかけていただき、とてもうれしいです。 いつも凛美優先生の書き込みを拝見して、勉強させていただいています。
「攻め」「打突」「かかる」に必要なのは身体能力だと、ご指摘の通り、まさにまさに信じていました。 自分には、筋力もないし、スピードも持久力もないから、だからダメなんだと…。 凛美優先生のおっしゃる「刀を抜かれたイメージ」を、不規則に断続的に自分主導で相手に生じさせること、というお話、文字通り目からうろこが落ちました。 それに必要なのは、「気」なのですね。
昇段審査についてのご助言も、ありがとうございます。 先生方から強制されることはありませんが、一級、初段と受ける過程で、審査のための稽古や審査の場に立つことで、本当に多くのことを学べることがわかってきました。 それがわかっていながら「審査を受けません」と言い切るのは、一生懸命ご指導くださる先生に申し訳ないという気持ちがあるのです。 私のような大人の初心者にも丁寧に教えてくださる先生方の思いに、どうにか応えなければと。
凛美優先生のおっしゃる自分主導の攻めと、白装束先生のおっしゃる「気を出す」の2つを心に置いて、稽古します。 凛美優先生の教えてくださった「足を使い、胸を張り、腰より上は動かさない攻めの練習」も、機会を作ってやってみますね。
書き込みはなかなかできませんが、この掲示板にいつも助けられています。 これからも、よろしくお願いいたします。
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Re: 不向き ( No.6 ) |
- 日時: 2009/06/07 00:14:55
- 名前: 凛美優
- 『ちどり』先生。
どうか頑張ってください。剣道は、自分の道です。すべてが自分のための修業です。他の人と比べてどうだとかこうだとか、自己の向学のためならいいのですが、歪んだプライドのためなら、一切無用です。
ご自身のペースで、頑張れる範囲で、自分の道を少しずつでも確実に、そして時には一回戻ったり、わざと遠回りしてみたりして、歩んでください。
ご自身が歩まれている道の辺や向かい側に、別の誰かがたくさん、ご自身と同じようにきっと歩んでいますよ。
またお話ししましょう。
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Re: 不向き ( No.7 ) |
- 日時: 2009/06/07 00:44:56
- 名前: まめ
- 私も40近くに始めて今年やっと2段に受かりました。この年で始めると試合に出ることもなく2段まできてしまいました。若いうちからやっていれば嫌でも試合で集中や緊張を経験することができるのでしょうが試合に出なくてもすんでしまう環境ですので気というものがわかりにくのかもしれません。道場の先生に試合に出るのは勝っても負けても普段の稽古の何倍分もの稽古になると言われ一度出てみたいという気はあるのですが気恥ずかしい気がしてここまできてしまいました。キティさんやちどりさん、私も同じ仲間がいるんだなあってうれしく思います。大人になっても少しづつ上手くなっていく気分を味わえる剣道ってとてもすばらしいと思います。これからもマイペースでがんばりましょうね!でも3段審査を受ける迄には試合にも出てみたいと思います。
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Re: 不向き ( No.8 ) |
- 日時: 2009/06/08 15:38:39
- 名前: キティ
- お返事送れて申し訳ありません。
私の気持ちが見透かされているようで・・・・ 本当にみなさん分かっていらっしゃる。 胸が熱くなります。 指導されている方でも浮沈みがあるのですね。 つくづく剣道(武道)は独特な世界だと思い知らされます。 ちどりさんのコメントも、私が言われている様な事でびっくりしています。 凛美優さんの具体的アドバイスと、最後の言葉にホッとしました。 正直、お説教のコメントがあるのではないかと、見るまでドキドキでした。
白装束さん、初老のおじさん、ちどりさん、凛美優さん、まめさん 本当にありがとうございました。 元気付けられました!!! また宜しくお願いします。
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Re: 不向き ( No.9 ) |
- 日時: 2009/06/08 23:51:39
- 名前: 凛美優
- 『キティ』先生。
こちらこそ、どうぞよろしく色々ご教示ください。
で、あの…、僕って…、お説教の人っていうふうに見られてるんですかね…?実のところ…。
最近、何となくですけど、一体、僕ってどんなヒトだって見られてるんだろ…って、若干、心配な気持ちで疑問を持つようになりました…。ちょっとドキドキしますね…。絶対、実態と違うように見られていると思いますが…。
でも、お説教のヒトって見られているなら、反省しマスデス。
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Re: 不向き ( No.10 ) |
- 日時: 2009/06/09 21:00:50
- 名前: ママ
- 大人になっての剣道・・・私もそうです。不向きかもしれません。不器用で、体力もなくて、集中力が衰えて。それでもいいかなって思います。
しかも、学生時代のように剣道1本に集中できない。仕方ないんですもの。仕事と子育てと家庭に剣道も。学生時代は6、3、3、4制である年数で、自分の置かれている立場が変わりますが、今は年数だけじゃなく色々な時に、予想どおりであったり、突然に立場が変わることがあり、それに対処して行かなければならない。そうなると、気持ちが乗るようにしていても、気持ちが乗らなかったり、色々な事があるかと思います。そんな時でも、剣道の稽古だけでも、頑張って出ます。無理に何本も掛かる必要がある時もあれば、返ってダメージを受けたりしながら、焦らず、自分のできる範囲で。
「継続は力なり」「急がば回れ」とか色んな諺ってあるじゃないですか。思い浮かべながら。「文武両道」もありましたね。全部をしようなんて、欲張りな私です。かと言ってどれかを処分するわけにも行かず。
「やーめた!」ってパーっと全部処分してしまえばいいかもしれませんが、やめたらたぶん後で人生を振り返ったら後悔ばっかりになるんだろうか。やめるかやめないかより、とりあえず少しずつでも一歩前に行った方が楽しい。振り返ると回り道ばかりしているようですが、それでも前向いた方がいいな。
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