Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.1 ) |
- 日時: 2009/08/12 01:43:39
- 名前: わちゃ〜
- 「・・・好きだから」
凛美優様、初めまして。わちゃ〜と申します。 いつも頑張ってスレ読ませて頂いております。 ちょっと大変な文書の時もありますけど。
結局、人間て嫌な事やしんどい事は、避けるように出来てるんですよ。 失礼いたしました。
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.2 ) |
- 日時: 2009/08/12 05:05:49
- 名前: Kenoken<
>
- 凛美優さん、
お久しぶりです。お仕事大変そうですね。
沢山質問をぶつけられましたね〜。でも、これっておそらく剣道の魅力に取り付かれた者にしか解らないのではないでしょうか?
剣道はやはり「道」。私の場合、この先がどうなっているのか知りたくて、見たくて見たくてしょうがないという気持ちです。
あと外国にいるから感じるのかもしれませんが、剣道って、一種言葉のような気がします。異国の人と剣道を通じて会話を楽しめる。これも剣道ならではでしょうか。
日本は猛暑のようですが体調を崩さないようお気をつけ下さい。
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.3 ) |
- 日時: 2009/08/12 13:27:42
- 名前: だみ声<
>
- 1).優等生の答え
>『何で剣道やってるの?』 : 好きだからですが、実は剣道の心技両面の、奥行きの深さを知りたいから。 >『何で剣道をそんなに続けられるの?』 : 毎回発見とテーマが発生し、終点がないから。 >『何で剣道のお稽古に平日も行くの?』 : 稽古量が多いと言う事は、発見もテーマも多いと言う事だから。 >『何で剣道の段の試験を受けるの?』 : 自分の錬度を知るバロメータになるから。 >『何でわざわざ出稽古で遠方まで行くの?』 : 自分の技の完成度を見るため、未知のテーマを見つけるため。 >『何で本職の警察なんかと剣道するの?』 : 警察も剣道のプロではなく、職務の一つと言う位置づけだから。
2).中間層の答え >『何で剣道やってるの?』 : 単なる習慣です。 >『何で剣道をそんなに続けられるの?』 : 生活の一部だから。 >『何で剣道のお稽古に平日も行くの?』 : ルーチンワークです。 >『何で剣道の段の試験を受けるの?』 : 優越感を持つため。 >『何でわざわざ出稽古で遠方まで行くの?』 : みんなが行くから同調してるだけです。 >『何で本職の警察なんかと剣道するの?』 : 警察官の剣道レベルを知るため。
3).劣等性の答え >『何で剣道やってるの?』 : 合法的に人をたたけるから。 >『何で剣道をそんなに続けられるの?』 : たたくことでしかストレス解消できないから。 >『何で剣道のお稽古に平日も行くの?』 : 1回休むとたたく回数が減ってストレスになるから。 >『何で剣道の段の試験を受けるの?』 : 威張るため。 >『何でわざわざ出稽古で遠方まで行くの?』 : 全く知らない人の方がたたきやすいから。 >『何で本職の警察なんかと剣道するの?』 : どんなに強くたていても文句言わないから。
まあ2)と3)は、いずれ長続きせず淘汰されるでしょうから、結局1)しかなくなるんでしょうかねえ?
>人格形成の一環として…、なんて言うと、皆一瞬止まって、今のお前を鏡で見ろっ!なんて言い返されてしま >うような気もして…、寡黙になってしまいました…。 : これ! よーーーく分かる。 「人間形成?? お前がぁっ??」と、言われそうで怖い。 そこまで心臓の毛が育ってない。 結局剣道の仲間内での議論で終わる?? 胸を張って言える人物に早くなれ!!
凛美優先生 お互い 修行の道は遠いですねえ。 そうやって尋ねてくれて、 >『スゴいんだね、よく分かんないけど。』 と締めくくってくれること自体、否定されてない訳だから、いいとしましょう。 今からご一緒にいかがですか? と言っていいか、または「今からでも出来るか?」なんて尋ねられたら、若い人なら二つ返事ですが、ご年配となるとこれまた別の意味で迷いますよね。
>剣道そのものではなく、こんなちょっとした幸せに出会うために剣道をやっていたのかも…って、思いました。 これも大有りですよ。 特に子供の指導にかかわっていると、思わぬ「目っけもの」に出会う事があり、心身ともに洗われることがあると「剣道やっててよかったぁー」と大変うれしくなりますからね。
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.4 ) |
- 日時: 2009/08/14 22:06:49
- 名前: 凛美優
- 『わちゃ〜』先生、『Kenoken』先生、『だみ声』先生。
早速の返信、本当にありがとうございます。
ふぅ…。それでも、剣道やります。
私の幼少年期に通った道場の5つ誓いの言葉。
@ 剣道をすること。 A 勉強をすること。 B 根性を養うこと。 C 礼儀正しくすること。 D 教えを守ること。
この歳になっても忘れられない言葉。どこまでやっているかという程度の話しをすると全然ダメですけど…。誓った言葉の一つにある、剣道をすること。 まだまだ完璧にはよく分からないけれど、剣道します。
ところで…。
『わちゃ〜』先生のHNは、なぜ『わちゃ』で、『ー』でなく『〜』なんですか。ソボクに思いました。
『Kenoken』先生のHNも…。そのそもなんて読むんですかね。『Ke』の剣? それとも剣オー剣?それとも全然別?外国におられるとのこと。どこのお国なんでしたっけ。
『だみ声』先生のHN。本当のお声はどんな声なんですかね。聞いてみたいっすね。
あと、この掲示板も、JPEGファイルで画像が掲載できればいいのにって思いました。
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.5 ) |
- 日時: 2009/08/15 00:21:51
- 名前: わちゃ〜
- 凛美優先生、こんばんは。
お盆、いかがお過ごしでしょうか。
「わちゃ〜」というHNはですね。自分(人間)の強・弱を表しているつもりです。
掛け声。「ぅわちゃー!」 破裂音(Wa)人を驚かすときの「わっ!」 全身全霊をかけ前に出ようとする勢い。強味、積極的、陽(+)のイメージ。登り坂。
その反面・・ 誰しもが裏に持つ弱味、弱点、頼りなさ、失敗の表現。(〜)陰(−)のイメージ。下り坂。 人間、自分が失敗した時、他人が失敗したのを見た時「わちゃ〜」とか「あちゃ〜」って両手で頭を抱えてしまったり目を覆ったりします。
同じセリフでもベクトルが全く違います。
いつも勝てないライバルとの試合直前(決勝戦)、声が小さく、そのくせ「どうしたら勝てるん?」と崖っぷちみたいな顔で聞く私の愚息に 「負けてもいいから、ぅわちゃー!って大きな声で打ってこい」とアドバイス。 負けるだろうと見てたら粘りに粘って延長戦。フッきれたのか、ブチギレたのか、静まりかえった会場でいきなり「ぉわちゃ〜」って面に跳んだらモロに入って旗3本。相手の選手は、茫然、相手のお父様は「あっちゃ〜」会場、歓声と拍手。・・後から聞いたら本人全く覚えてないトカ。まさかの思い出。
そんな色々な模様を2007全日本優勝の内村良一選手のかけ声(勿論、本物の迫力はこんなもんじゃないですが・・)にかけています。
このサイトでは、私の息子の様に若き剣士がさまざまな悩みや疑問を問いかけています。「わちゃ〜」はそんな皆様を「強さ」・「弱さ」・「共感・共有」の声として応援しております。
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.6 ) |
- 日時: 2009/08/15 08:17:32
- 名前: Kenoken<
>
- 凛美優さん、
HNの「Kenoken」はきのけん(気の剣)と呼びます。ただ「気の剣」は後からのこじ付けで、もともと米人の友人がニックネームでKeno Kenとつけたからです。Keno(キノ)はカジノでよくある数字当てゲームで、たまたま一緒にいるときに私が数字を当てたので、Keno Ken!と呼ばれるようになりました。そうです、Kenは私自身の名前の一部です。
いや〜、ほんと凛美優さんやあとここに来られるみーんなといつか稽古でききれば、ほんとに良いなと思います。ゼッケンにHNをつけて・・・、面白そうですよね。(だみ声さんのゼッケンは以前どこかの雑誌で見た覚えがあるのですが・・・)
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.7 ) |
- 日時: 2009/08/15 23:12:39
- 名前: だみ声<
>
- >(だみ声さんのゼッケンは以前どこかの雑誌で見た覚えがあるのですが・・・)
エーッ? どこだろう? 案外本人の僕が知らないところかしら? 剣道時代07年8月号でしょうか? でもあすこにはゼッケンは写ってなかった?
ぼくのHNの由来は、どこかで書いたかも知れませんが、35歳の頃ひどいだみ声で、声が「二重奏だ」しかも「しわ枯れ」と言われてました。(奥さんの談) 取引先の社長さんが、ポリープの存在を指摘してくれたのをきっかけとして、耳鼻咽喉科に行きました
「小豆大の声帯ポリープです。しかも二つ」「悪化(癌化の可能性)する前に摘出しましょう」で入院一週間の手術を受けました。 実は僕のオヤジは、喉頭がんで喉の全摘出後、気管を喉の所に移設して声を失ったので、他人事ではなかったわけです。 このオヤジ、声が出ないのに、術後20年間、平成元年に亡くなるまで、結構陽気でにぎやかな人でした。
美声?は戻りましたが、剣道から遠ざかりました。 やはり大声出すのを控えなさいと言われたのと、仕事の多忙によるのが大きかったです。 15年後のリバ剣で今日に至っております。 従って今はごく普通の男の声ですので、お聞きになったら却って興ざめではないかと思います。
確かどこかでお会いした方に、「なんだだみ声じゃないじゃんか」と言われて謝ったことがありました。(笑)
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.8 ) |
- 日時: 2009/08/16 01:09:06
- 名前: 凛美優
- 『わちゃ〜』先生、『Kenoken』先生、『だみ声』先生。
いろんな知られざる背景を教えていただき、嬉しいです。それぞれ深いものがありますねぇ。ありがとうございました。
『わちゃ〜』先生の思いは素晴らしい。まったく分かりませんでした。ここにくる多くの人が、そのお気持ちを知ることが出来て、よかったのだと本当に思います。
『Kenoken』先生も。外国におられるとか。どこにおられるのですか。日本とは全く違う文化の異国におられて剣道という日本の武道を歩まれ、立派ですね。強い意志がないとなかなか出来ませんね。
『だみ声』先生は、ふつうに声がそんな声なのだと思っていたら、いろいろあるのですね。ほんとうにたくさんの側面属性を持っておられる。羨ましい。そういう意味では、私も薄っぺらですからね。
今日の東京は狂ったように暑く、さすがに今日のお稽古はバテました。最後の自由稽古でもしっかり持ちませんでしたね。今日は今月の昇段審査へ行く人と何人かやりました。うちの道場の人たちも、6段は秋田と福岡、7段は福岡と、数人ずつ受けに行きます。皆、受かるといいなぁ…。でも道場というか地域の恥にならぬよう毅然としっかり立派に剣技を振るってきてほしいですね。
でも段位も性別も関係なく、どっかで一緒にお稽古したいですね。打たれて感謝で、いろいろ教えて頂きたいですね。
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.9 ) |
- 日時: 2009/08/17 11:05:25
- 名前: 風斗 碧
- URL: http://spoma.jp/
- 凛美優さま
横入りしてごめんなさい。 >打たれて感謝で・・・ 思い出しました。
範士10段の、持田盛二先生がおっしゃっていた言葉ですね。 「打たずに打たれなさい、相手と仲良く、穏やかに、美しく。 匂うがごとき残心を。」
ちんけな私は、毎度おろおろ、あたふたしていて、そんなの全然遠いんですが、 そういう剣道ができたら、いいですねえ。
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.10 ) |
- 日時: 2009/08/18 06:52:24
- 名前: Kenoken<
>
- 凛美優さん、
現在シカゴ在住です。
>日本とは全く違う文化の異国におられて剣道という日本の武道を歩まれ、立派ですね。強い意志がないとなかなか出来ませんね。
日本にいたら、おそらくこんなにすばらしい武道を再開していなかったと思います。外国にいたからこそ、剣道や日本の文化の良いところに気が付いたのだと思います。そういう意味では、外国で剣道に再会できて本当に良かったと思っています。
だみ声さん、 すみません、どこで見たか覚えていません。昨日3年分の剣道Nを見直したのですが、見当たりませんでした。しかし、どこで見たんだろう・・・?
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分...。 ( No.11 ) |
- 日時: 2009/08/23 09:59:35
- 名前: 白装束
- お久しぶりです… コメントをいただきながら、なかなかカキコが出来ずすみません。お仕事の方も大変な様ですね、お客さんとのやりとり… その中で、何故剣道をやっているか… 続ける事が出来るのか… その方からすれば、極普通に、と言うか何気ない質問だったと思います。何気ない質問も私達剣道人にとってはギクッとする様な事がありますね!何故剣道をやっているか、続けられるのか… 皆さんとほぼ共通すると思いますが、私の場合始めたきっかけは、白装束(白の胴衣、袴、防具)に憧れて…です。それから、剣道は自分を変える事が出来る、人格の構築、青少年の育成… 一般社会への貢献… それから、剣道は気と気のぶつかり合い、男女平等に対戦することが出来るのも一つの魅力です。稽古を積めば積むほど、打ち込めば打ち込むほど奥の深さがわかるようになる… その他色々ありますが、この辺りで。稟美優さんもお客さん相手のお仕事、私も職務で人と接する機会があり、剣道に関する質問をされる事もあります。生涯歩き続ける剣の道の修行! お互いに頑張りましょう!
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Re: 〔ぼやき〕 剣道と自分…。 ( No.12 ) |
- 日時: 2009/08/23 21:56:25
- 名前: 凛美優
- 『風戸 碧』先生。遅くなりすみません。
先生は、ご自身で自分の剣道はまだまだというようなことをよく言われていますが、持田先生の教えをはじめ、剣道の理合や言い伝え等をよくご存知ですね。大変立派ですね。是非、その教えや理合等を子どもたちに、優しい言葉や言い回しで、そして何よりも先生の得意な絵や漫画で伝えてあげてください。子どもたちが、剣道を何らかのきっかけで始めることになった時、何気に不安でしょうから、先生の描く優しい漫画で紙芝居のようなものを作って、読みきかせのように聞かせて教えて頂けると、きっと子どもたちも理解が早いと思いますよ。おじさん先生の厳しい教えばかりでは、子どもも疲れてしまうかもしれませんしね。
『Kenoken』先生。遅くなりましてすみません。 先生は、シカゴですか。遠いですねー…。本当に。以前にも私書き込みしたかもしれませんが、私の道場にも外国人の方がたくさんいらっしゃいます。外国語、特に英語では、剣道の理合を翻訳するのがとても難しいので、外国人の人にいろいろ教えてくれと問われても、なかなか私の話す英語力では、伝えきれません。私の英語を聞いても、ほぼ全員『?』って感じ。しかも外国人は必ず理論から入りますので、とりあえず黙って真似てみるってことが初めは難しく、質問を連発してきます。精神文化の違いって凄く大きいですね。例えば、剣道の『グっと攻める』って、英語で何て言います?『スッと入る』とか『すぱーんっと打つ』とか『ポコって打たれる』とか『叩くのではなく斬る』とか『溜めて打つ』とか『冴えのある振り』とか『合気(あいき)になる』とか、もう英語で話せません。ひー…。今度、いろいろご教示ください。
『白装束』先生。お元気そうで本当に何よりです。私も『生涯剣道』、心に言い聞かせ、取り組んでいます。昨日のお稽古も湿度が高く、本当に苦しかった。身体から力が抜けていきます。スタミナといいますか、体力がもう本当にダウンしてます。もうトシですからね。ここ最近、学生や若い社会人の道場の会員から、よく見かけより相当若いと言われます。普段の振る舞いも剣道のあり方も、あまり落ち着きがないってことかなぁ…って思い、正直、あまり嬉しくないのですが。でも、そのせいか若い人がバンバンかかってきます。結構辛いっすね。女性剣士も何となくですけど、私にかかってくる人が多く、何か外見、とても弱く見られているのかなぁ…って、こいつなら打てるだろうって思われてるのかなぁって、いろいろ思いますが、特に女性剣士には、あくまで面技で、先々の先の技で勝負するようにしています。最近の女性剣士は、皆、強いからなぁ。ちょっとでも気を抜くとすぐにやられてしまいます。
皆さま、本当にありがとうございます。私も元気が出てきました。残暑厳しいですが、頑張っていきましょう。
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