@ 剣の横振りに名人なし。(刃筋の重要性) A 剣の攻め。剣下より攻める人は伸びない。上から乗るように攻める人は必ず伸びる。 B 剣道が上手い人だけでは価値がない。剣道人であり『かつ』立派な社会人であって、はじめて存在の価値がある。 C 言動や所作や立ち振る舞いがきちんとしていないと、剣道の指導者とは言えない。(子どもは見て真似る。それが学ぶ。) D 理屈の口頭説明で終始する人は剣道指導者ではない。剣道では指導者が実際にやって見せてあげること(範を示すこと)が必須。自分が出来ないことを軽々物申してはいけない。 E 自分の出来ない技について、審判として有効打突の有無を判定できない。 F 自分の出来ない技が多い人は、段位に関わらず審判をしてはいけない。 G 理屈ではなく、なるべく経験したことを多く伝えること。 H 信念と愛情を常に持ち、自らも常に研究し勉強すること。 I 子ども(教え子)・その親・先生(指導者)の三位一体関係を良好に維持。 J 衛生と健康(心身共)と体調に細心の注意。 K 指導も審判も、調身(ちょうしん)・調息(ちょうそく)・調心(ちょうしん)を常に保つこと。そもそも静座(せいざ)の目的はこの3つ。 L 剣道の指導者は、必ず教え子の良い所を探し出し、それを明言し、次に課題として改善箇所を教示すること。否定ばかりでは指導ではない。 M どんな教え子でも全員同じ教え子。剣道指導者には、教え子一人ひとりに対し同じ責任がある。何事も偏在してはいけない。 N 相手の放った技を受けっ放しにするのは駄目。何らかの対処を剣技として繰り出すように指導すること。 O 『機』を知り『機』を作り、そして『機』に向かって行くこと。 P 剣道技能と共に審判技術も必須。 Q 審判員は常に試合者の動きを予見して位置取りを迅速にすること。 R 審判旗を手に持ったまま、試合者に旗で指図しないこと。 S 『止め』と『合議』の発声は副審もやってよい。『合議』の結果、試合者に反則を取る場合は、反則の旗表示は主審のみで、副審は表示しない。
@ 500mlのジュースがなんと90円。夏季限定か。 A 道場、広いっ、明るいっ。採光十分。床もつるつる・すべすべ。 B 廊下や階段も広いっ!東京とは思えない…。 C 大天井に国旗と警視庁のマークの旗。日本武道館の国旗掲揚と同じ。 D 観覧席の椅子、でっかい。標準×1.3 位かな…。 E 警視庁のピーポくん絵画がバーンとでっかく正面に二枚掲示。かわいいけど、ちょっと不気味…。 F 警視庁の歌がある(トリビアか…)。大きく正面に歌詞掲示。何故か1番と3番歌詞だけ。2番歌詞はない。 G 数え切れない程の表彰状がドバーっと掲示。ほとんどが優勝か準優勝。警察大会の賞状文章…。『…優勝したから表彰する。○○長官』…。一般大会での賞状文章…。『…優秀な成績を修められましたのでこれを表彰いたします。』。だいぶ違うなぁ…。 H ひな壇が常設。席も白カバー付。エライ人が見に来るのかなぁ…。 I 警察や機動隊の人々。みんなガッチリ体格。ある意味安心。ある意味怖い。動きも俊敏。一般の講習会なのに、何故か動きが全員キビキビ・テキパキ。特に整列の組み方。はっ、速いっ…!迷い無く、数十人がダーっと、たった数秒で6列組成。おーっ…。オレには出来ない…。周り稽古の回転交代スピードも速い。なぜそこまで…。
A 是非、審判の練習と実践経験を積極的に積んでください。人の試合を判定する立場になると、別の角度でいろんなものが見えてきます。
B 実は『タスキ』という言葉は普及していますが、正式ではなく、本当の名称は『目印』と言います。ルールにはありませんが、『目印』は胴ひもの背部のクロスの所で付けますが、『目印』の折り目を胴ひもクロスの上から下に向けて通して、下に出来た輪に他方の端を入れて装着するとキレイです。仕上がりがネクタイの結びのようになる感じです。
C 私が参加した今日の試合でもありましたが、時計係に方は、しっかりと黄色旗を上げて時計停止の表示をして頂きたいということと、『分かれ』の指示では時計は止めないこと、審判員(主審または副審)の『止め』宣告と同時に時間がきて合図を出した場合、主審が改めて『始め』を宣告した場合には、即座に2回目の時間合図を出すこと、を特に留意して頂きたいです。『ちどり』先生は既にお分かりかもしれませんが。
D 赤白ですが、主審の右手が赤になります。主審は審判長(正面)と対峙する位置取り(向き合う形)となります。
E 試合者の呼び出しは、赤・白の順で呼び、『赤。○○選手。白。○○選手。』と言います。(ルールではありませんが。)
F 審判旗の持った審判員の移動の仕方ですが、試合判定中以外での試合場内での移動(例えば送り出し交代の時とか)は、右手に赤白共に持って移動します。担当する試合が終了した場合のみ、その場で白内側・赤外側にして巻き、巻いた2本の旗を白色が見えないように右手で持ち、移動します。
G 最後に、今日、試合会場で警視庁機動隊の上官の方に、警視庁の歌って何で2番歌詞が掲示されていないのですか、と聞いたところ、理由は分からないが、今まで2番歌詞を歌った記憶はあまりない、3番まで歌うと長いからではないか、って言ってました。ちなみに警視庁の歌の他に、第○機動隊の歌っていうのもあるそうです。