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剣道と体重について
日時: 2018/05/03 11:01:34
名前: クーガ115

何度かこちらでは書き込みさせていただいております。昨年末から30年ぶりに剣道を再開しました。

今回は剣道と体重について教えてください。過去ログを拝見させてもらいましたが、剣道と体重は関係ないといった感じで書かれていましたが、稽古をして行くうちに体はある程度軽い方がいいのではないかと思いました。

流石に10代、20代の頃よりちょっと(いやかなり)体重が増えましたが、最初の準備運動から体が重く、また打ち込みやかかり稽古などでは体が重く早く疲れるように感じます。(体当たりなんかではいいのでしょうが)
足にも負担があるように思います。週一回の稽古では剣道主体での減量は難しそうです。
通勤では電車バスは座らず駅も階段を使うようにしてはいるのですが・・・。

やはり自分自身の軽量化は必要でしょうか。


余談ですが、中学生と試合稽古をすることがあり、負けました。でも思った以上に善戦できたと思います。
中学生って凄いですね。部活をやっていれば稽古の時間も沢山あるのでしょうが、成長盛りでまだまだ可能性があり、こちらは下降線の体力と悪戦苦闘しながら試行錯誤しているのに。

自分自身は最初からやり直す気持ちで始めましたが、剣士の端くれとして、若い人とも好い試合ができる位になりたいと思っています。

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Re: 剣道と体重について ( No.1 )
日時: 2018/05/06 03:23:30
名前: だみ声< >

クーガ115 さん こんばんは。
今回の書き込みは、「剣道と体重について」 がテーマだととらえました。
結論から言うと、「柔道ほど大きな優位性はない」だと思います。 ただし、お書きになっ
ている通り、ある程度軽い方が戦いを有利に展開できる、と言う事はあると思います。
理由は柔道のように、投げる・転ばせる・起き上るなどの動作には「重量」の要因が大き
く関連しますが、竹刀を通じて行われる「打突」には重量の要素が不要だからだと思いま
す。 竹刀の重量も規定はあるものの、全て1s以下で、これを振る時は、「パワー」では
なく「拍子」が重要と言う事です。

わが連盟にも、100s超と言う剣士も数名おりますが、動きは鋭く、打突も強烈です。
まともに衝突すれば吹っ飛ばされるかもしれませんが、そんな事態はまず起きないのが剣
道の立ち合いです。 動きも鈍くはないですが、年を取ってもあの体重だと、関節、特に
膝関節の負担が大きい事が懸念されます。
そう言えば60歳以上の方に100s超の(と言うか、「太い」)剣士も少ないと言う事も事実
のようです。
少し飛躍すると思いますが、高齢者に100s超の剣士が少ないのは、若い内の関節の負担
が影響して、稽古しない(出来ない)剣士が増えると言う推測も出来るかも知れません。

と、まあ途中を端折った理屈かもしれませんが、剣道における体重は、100s以下が望まし
く、60〜70s前後が理想的なのだと言う事かも知れません。(僕は58s前後です)
そうすると、剣道に体重の優位性はないけれど、関節の負担軽減のため、100s以下が望ま
しいと言う事かも知れませんね?
今100s超の方には、やはり体重を落とす工夫と努力はあった方が良いと言う事になりそ
うです。
大きな根拠もなく、決定的な事を言うなっ!! と言うお叱りの言葉も聞こえてきそうです。

さて、話かわって…
>中学生って凄いですね。 成長盛りでまだまだ可能性があり、こちらは下降線の体力…
>若い人とも好い試合ができる位になりたい

僕もリバ剣後、この点には大いに悩みました。 そして彼らと立ち合う時の「心構え」と
言うか、「悟り」のようなものを感じております。
まず体力ですが、彼等と100m走、相撲、逆立ち、瞬発力、反射神経、動体視力などを比較
して、勝てる物はあるのか、ないのか?と考えると、「ない」のではないでしょうか?
最近では蹲踞からの立ち上がりにも「どっこらしょ」的などんくささもあります。
では段位が上だから、彼等より体力的優位にいると言うのには「無理」があるのではない
か?
そこに登場するのが「気」の置き方と言う事だと思います。 一言で表すのは大変難しい
のですが、若い人には十分備わっていない部分であり、高段者が審査合格のために磨いて
きたのが、この「気」の現し方だと思うのです。 この辺りが「試合と審査は違う」と言
われる所だと思います。 「理合い」とも言われるところで、こっちがどう動けば中学生
はどう反応するのか? しからばここで打ち込めば「簡単に打てる」所が分かってきます。
打てなくてもいいのです。 この「理合い」から「こう動く」、すると相手は… と言うよ
うな「気の攻防」が分かってきます。 自然と立ち合いに無理がなくなり、いい形で楽し
めるようになります。
「気」を上達させるには、稽古以外の普段の生活の中にそのヒントがあります。 仕事し
ながら稽古できますし、その稽古内容は仕事にも結構役立つもののはずです。
こんな所にも「生涯剣道」の意味するところがあるのだと思って楽しんでおります。
Re: 剣道と体重について ( No.2 )
日時: 2018/05/06 22:56:36
名前: クーガ115

だみ声様


アドバイスありがとうございます。
体重58sとはスマートでいらっしゃいますね。

体重が重いと準備運動の前に走る時から既に体が重いですし、かかり稽古などでも無駄に疲れるような気がしました。稼働時間が短くなるというか・・・
足への負荷も気になります。
試合だけを見るなら、威圧感もあるし、体当たり負けしないからいいのかもしれませんが、稽古自体が苦しい物になるような気がしました。

何とかもう少し減量した方が良さそうですね。


中学生というか、10代と身体的な物を比較すると勝てる要素が何もないと思います。ただ、マラソンなどの持久力はある程度年齢関係なく上げられるようですが。
世の中10代の人だけになっても上手く回らないと思うので、剣道でもその年齢に合ったその年代なりの剣道があるのだと思います。
自分の年齢に合った剣道で彼らと渡り合えればと思います。

普段の生活の中の気の上達のヒント、仕事しながらの稽古とはどのように行えば良いのでしょうか。
差し支えなければご教授下さい。
Re: 剣道と体重について ( No.3 )
日時: 2018/05/07 17:40:20
名前: だみ声< >

クーガ115 さん
先の書き込みは、あくまで僕の個人的な感想なので、いろんな意見の中の一つととらえて
ください。 特に体重に関することは自分の重量に関する事しか分からないので、異なる
ご意見も出て来ると思います。 60s以下では軽すぎると言うのもあると思います。

>自分の年齢に合った剣道で彼らと渡り合えればと思います。
   ところがこの感覚を貫き通すこともまた修行の一環でもあります。
   素早く懐に飛び込んできて、打ちぬけて行く中学生もいます。 特に初対面の時な
ど、あっさり一本を献上している事もあります。
この時「クソッ!」「おのれッ」の感情に見舞われると、その後の動きが乱れます。
平常心で「上手いぞっ」と言って褒める修行です。

>仕事しながらの稽古とはどのように行えば良いのでしょうか。
   通勤時間帯に体の筋力負荷を意識的に行って鍛える、と言うのが身体能力に関する
ことですが、「気」を鍛える訓練にもなるのです。
一言で言えば、勤務時間帯すべてを「立ち合い」を想定して働くのです。 書類を
作るのも、電話で交渉するのも、もちろん顧客との対話も… 現場作業なら能率向
上とか、経済効果とか、安全対策とか、次の作業の先行手配などです。

早い話が、昇進に繋がる働き方になると思います。 そのまま昇段に繋がる内容なのです。
ここで言う昇段は、文字を変えれば「商談」と語呂合わせして働くと、勤務時間=稽古時
間と言う感覚になると思いませんか?
Re: 剣道と体重について ( No.4 )
日時: 2018/05/08 23:39:55
名前: クーガ115

だみ声様

個人的見解であったとしても大変ためになります。ありがとうございます。

道場では自分は後から入った後輩の部類に入りますので、小学生でも先輩だと思って接しています。実際彼らの中には素晴らしいガッツを持った子もいますので見習いたいです。
若い大学生くらいの方もアドバイスをしてくれたりします。大変有難いと思っています。

1本取られても相手が上手だった、自分が至らなかったと心を乱さないように心掛けたいです。

私は幸い?通勤時間はたっぷりあるので鍛える時間に不足は無さそうです。
電話での交渉や、顧客相手は竹刀を持たずとも対人なので”間合い”はありそうですね。それは言語上の間合いかもしれませんし、相手の動きを見る事につながるかもしれません。

仕事中も剣道につながる何かに変換して稽古をするように意識してみます。

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