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四段の審査
日時: 2019/06/21 00:00:37
名前: ゆう

四段の審査を受ける予定です。
知人と年が近く、あたりそうです。

そこまで仲がいいわけではありません。
どんどんうってきそうなのですが、
そういう相手に当たったら、さばいたり、応じたりするのがベストなのでしょうか?

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Re: 四段の審査 ( No.1 )
日時: 2019/06/21 07:25:21
名前: だみ声< >

ゆうさん だみ声オヤジです。 僕の経験から思う所を書いてみました。
どんな相手と当たろうが、自分の修行してきた剣道を駆使して審査に臨むべきです。
そして知り合いと当たろうがそうでなかろうが、そんなことで心を乱すことが合格を遠く
させてしまいます。 さばいたり、応じたりは、やろうとして出来るものでもありません。
そうやろうと思うと邪念が入って、正しく出来ないと思いますよ。

そしてさらに審査で大切なのは、試合の様に一本を取ることに心を奪われない事です。
一本を取れたかどうかは、攻めて崩して溜めて打った結果であり、残心までのプロセスを
しっかり表現することが審査されるのです。 この時大切なのは一本を取ったかどうかよ
り、しっかりと、打つべき時に打って出て、このプロセスを表現する事なのです。 だか
ら審査と試合は違うのだと言われているのです。

蛇足ですが、審査の時期が来たから受けるというのも、いささか軽率です。 しっかり修
行して来たので、前の段を卒業できると言う感覚があるかどうかも重要で、周囲の高段者
にあらかじめ見てもらって、必要なアドバイスを受けることもやってください。

そして僕の感覚ですが、「攻める」「誘う」という動作を上手に表現することをお勧めし
ます。
最も簡単に「攻める」には、前に出ることで雰囲気を作る事が出来ると思います。
意味もなく、前にちょこっと出て、ちょこっと後ろに下がる動作をリズミカルにやるのは
NGだと理解しております。
「誘う」とは、相手を打ちたい気持ちにさせることだと思いますが、これも立派な「攻め」
の動作なのです。 立ち合い場面の空間を、自分のオーラが支配している事を表現できれ
ばベストだと思います。
Re: 四段の審査 ( No.2 )
日時: 2019/06/27 08:23:33
名前: ゆう

知人だったら、打ち合わせしてうまくやることもできるだろうと言われましたが、

八段でも、期間がきたら受けてみるのも大切と言われる 方もいます。

相手にもよると思いますし、がんばります。
Re: 四段の審査 ( No.3 )
日時: 2019/06/27 23:35:21
名前: だみ声< >

ゆう さん
あなたの年齢と剣歴が不明なので、推測しかできませんが、たぶん二十歳代の女性と感じ
るのでそういう前提で以下に書いてみます。

>知人だったら、打ち合わせしてうまくやることもできるだろう
   こういう提案をすることは簡単ですが、打ち合わせてやる立ち合いに、審査官達を
納得させる動きがどれだけ出来るでしょう? なぜなら「打ち合わせたなっ」と感
じさせた場合、大きなイメージダウンです。
打ち合わせた立ち合いは、言わば「演技」です。 しかし合格を獲得する立ち合いは、「演
技」ではダメで、「真迫力」を感じさせなければなりませんが、そこまで演技を積み重ね
るまで稽古で打ち合わせることが出来るでしょうか? しかも打ち合わせてやる立ち合い
に、片方だけが合格と言う演技はないと思います。 更に、打ち合わせた相手と当たる確
率を考えれば、しかも2度立ち合う内の、片方だけの成果でしかありません。能率がいい
とは言えませんね。 結局、これは大変難しく、懸命に稽古を重ねる「真剣な稽古」の方
が効率がいいと思いませんか?

>八段でも、期間がきたら受けてみる
   四段ともなると、時期が来た(三段取って3年後)からと言うだけで受けるという
発想そのものが、不合格を招くはずです。 やはり、三段取って、四段を目指して
3年間の真剣な稽古をした後だから受けて見る、と言うのでなければ受かるわけが
ありません。 審査官は立ち合いの状況からまず「稽古不足はないか」を感じ取る
はずです。 稽古不足の人に合格を感じさせる立ち合いの出来る人なんていません。

>相手にもよると思います
   これもあるとは思いますが、そんなラッキーな事を願って受けると言うのも、ネガ
ティブです。 何しろ相手だって三段取って3年以上稽古しているはずだからねっ。
従って、稽古を重ねて、誰が相手でも受かってやるぞっ、と言うレベルの自分を見
てもらう、と言う感覚が、自信になると思います。

四段と言えば、全日本大会にも出てくる技量の人がいるレベルです。 簡単には合格させ
てくれるはずもありません。 自分が合格レベルにどれだけ接近しているかを、高段者に
見てもらって、何度もアドバイスを受けて、自分を磨いてください。
Re: 四段の審査 ( No.4 )
日時: 2019/06/29 18:48:40
名前: せいちゅうせん

ゆう様

私もだみ声さんとほぼ同意見です。

合格基準を知るのに受審可能時期が来たら受けてみるのもいいかもしれませんが、
無駄なお金を使わないためにも、審査を見学し、合否予想を自分でして
合格発表を見て、自分の予想がどれぐらいあたるかを試すのがおすすめです。無料ですから。

そのうえで、「自分は足りてる」と思えば受審、「足りない点がある」となれば稽古して不足分を埋める。
その判断ができるということが合格できる価値観を身に着けているということですから、合格は近い。
身に着けてなければ合格しても「まぐれ」が多く、次の昇段でものすごく苦労する気がします。

審査は試験ですから、合格基準に自分を合わせていく作業が必要なんですが、漫然と受ける人が多いように思います。
個人的には、合格基準に達してないのに受審して、何度もお金だけ払ってくれる剣道連盟のいいお客さんにならない方がいいとは思います。

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